人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
PHL300HA(哲学 / Philosophy 300)環境倫理学Ⅱ環境倫理学Ⅱ
吉永 明弘
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C2311 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
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Outline (in English)
You find answering the question "What is a good environmental?"
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
哲学的空間論、身体論、人間主義地理学、風土論、都市論を学ぶとともに、アメニティマップ作り実践を通じて、各人が自分にとって良好な環境とはいかなるものかについての認識を深めることを目標とする。
到達目標Goal
「良い環境とは何か」について自分なりの答えが見つけられるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義、質疑応答、レポートへの応答。課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:環境問題と哲学・倫理学
環境問題に対する哲学・倫理学のアプローチについて説明する
2:哲学的空間論
ユクスキュルの環境論、市川浩の身体論、
ボルノウの空間論を紹介する
3:人間主義地理学
トゥアンとレルフの「場所」についての理論を紹介する
4:風土論:和辻哲郎
和辻哲郎の風土論を紹介する
5:風土論:ベルク
オギュスタン・ベルクの風土論を紹介する
6:風土論的環境倫理の構想
岸由二、桑子敏雄、亀山純生の議論を紹介する
7:都市論:ジェイコブズ
ジェイコブズの都市論について紹介する。
8:清渓川復元と美の条例
ソウル市の清渓川復元事業と真鶴町の美の条例について紹介する
9:アメニティマップ概論
アメニティマップの作り方を説明する
10:アメニティマップの作成例
過去につくられたアメニティマップを紹介する
11:環境と観光
観光が地域環境にもたらす影響について論じる
12:世界遺産とエコツーリズム
世界遺産とエコツーリズムについて概説する
13:アメニティマップの講評
作成したアメニティマップについて講評し議論する
14:ローカルからグローバルへ
「地域環境保全」から「地球環境保全」への道筋をさぐる
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
教科書をよく読んでおくこと。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
吉永明弘・寺本剛編『環境倫理学』昭和堂、2020年
(第11章、第13章、第14章の内容を扱います)
参考書References
吉永明弘『ブックガイド環境倫理』勁草書房、2017年
吉永明弘・福永真弓編『未来の環境倫理学』勁草書房、2018年
吉永明弘『都市の環境倫理』勁草書房、2014年
(第3章と第6章の内容を扱います)
成績評価の方法と基準Grading criteria
マップ作成(50%)とレポート(50%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ディスカッションの時間を設けることにしました。
関連の深いコース
履修の手引き「D.6 専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。