人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
MAN400HA(経営学 / Management 400)研究会BSeminars
長谷川 直哉
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C3049 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 研究会 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this seminar we will learn the importance of non-financial information of corporate activities such as SDGs, CSR, integrated thinking, stewardship code, corporate governance code, ESG investment (responsible investment). In addition, we will discuss the corporate image and corporate value required in a sustainable society.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
このゼミでは、企業価値とは何かをテーマに、SDGs、CSR、統合思考、スチュワードシップコード、コーポレートガバナンスコード、ESG投資(責任投資)など企業活動の非財務情報の重要性に着目して、サステイナブル社会で求められる企業像や企業価値について学びます。
到達目標Goal
証券投資理論、SRI(社会的責任等)、ESG投資の基本的知識を習得します。特定のテーマに沿って財務情報と非財務情報を使用した企業価値分析の実証的な取り組みを行ない、企業評価の基本知識とスキルを身につけます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
春学期は、CSRおよびBusiness Ethicsに関する文献や論文を輪読し、ストックリーグに必要な知識を習得します。秋学期は、チームを編成しストックリーグに参加します。ストックリーグではCSR情報・財務データの分析や企業訪問によるヒアリング調査を行い、オリジナルの社会的責任投資ファンドを組成しバーチャルトレードを行います。課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
スケジュール
日経ストックリーグ
ゼミの進め方
日経ストックリーグの概要
第2回:サステナビリティ経営に関する文献講読①
担当者による報告と全体討議
第3回:サステナビリティ経営に関する文献講読②
担当者による報告と全体討議
第4回:サステナビリティ経営に関する文献講読③
担当者による報告と全体討議
第5回:サステナビリティ経営に関する文献講読④
担当者による報告と全体討議
第6回:日経ストックリーグ
投資テーマの報告と討議〔1〕
テーマの方向性と問題意識ついての報告と全体討議
第7回:コーポレートガバナンスに関する基本文献の講読
担当者による報告と全体討議
第8回:デジタルトランスフォーメーションに関する基本文献の講読
担当者による報告と全体討議
第9回:経営戦略論に関する基本文献の購読
担当者による報告と全体討議
第10回:日経ストックリーグ
投資テーマの報告と討議〔2〕
テーマに基づく分析手法の報告と全体討議
第11回:証券投資論に関する基本文献の購読①
担当者による報告と全体討議
第12回:証券投資論に関する基本文献の購読②
担当者による報告と全体討議
第13回:財務分析に関する基本文献の購読①
担当者による報告と全体討議
第14回:財務分析に関する基本文献の購読②
担当者による報告と全体討議
第15回:日経ストックリーグ
グループ活動報告①
ファンドテーマ決定企業の調査手法・
調査スケジュールの報告
第16回:日経ストックリーグ
グループ活動報告②
定量分析の結果報告と全体討議
第17回:日経ストックリーグ
グループ活動報告③
定性分析の結果報告と全体討議
第18回:企業ヒアリング報告①
投資対象企業に対するヒアリング調査の結果報告と全体討議
第19回:企業ヒアリング報告②
投資対象企業に対するヒアリング調査の結果報告と全体討議
第20回:企業ヒアリング報告③
投資対象企業に対するヒアリング調査の結果報告と全体討議
第21回:日経ストックリーグ
グループ活動報告④
投資ユニバースの報告と全体討議
第22回:企業ヒアリング報告④
投資対象企業に対するヒアリング調査の結果報告と全体討議
第23回:企業ヒアリング報告⑤
投資対象企業に対するヒアリング調査の結果報告と全体討議
第24回:日経ストックリーグ
グループ活動報告⑤
ポートフォリオ企業の報告と全体討議
第25回:日経ストックリーグ
グループ活動報告⑥
レポートのフレームワークの報告と全体討議
第26回:他大学とのインターゼミの発表準備①
発表内容の説明と全体討議
第27回:他大学とのインターゼミの発表準備②
発表内容の説明と全体討議
第28回:レポート完成稿の発表
完成したレポートの内容説明と全体討議
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回のゼミで紹介される資料等を使用して必ず予習・復習をして下さい。統合報告書やサステナビル報告書を読み、企業のSDGs活動等に関する基礎知識を習得して下さい。企業に対するヒアリング調査を行うため、サブゼミや企業訪問を研究会の時間外に実施することが多くなります。また、夏季休暇中にゼミ合宿を行います。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
Naoya.HASEGAWA(2020)“Sustainable Management of Japanese Entrepreneurs in Pre-War Period from the Perspective of SDGs and ESG”(English Edition),Palgrave Macmillan
長谷川直哉著『SDGsで読み解く責任経営の系譜-時代を超えた企業家の使命』文眞堂,2021年
日本経営協会/長谷川直哉『サステナビリティ調査報告書』日本経営協会,2019年
長谷川直哉編著『企業家に学ぶESG経営』文眞堂,2019年
長谷川直哉編著『統合思考とESG投資』文眞堂,2018年
長谷川直哉編著『価値共創時代の戦略的パートナーシップ』文眞堂,2017年
長谷川直哉編著『企業家活動でたどるサステイナブル経営史』文眞堂,2016年
日経エコロジー編『ESG経営ケーススタディ20』日経BP社,2017年
参考書References
必要に応じて随時紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点 (30%)ゼミにおける報告内容および討議への貢献度、企業ヒアリングの取り組み内容
レポート(70%)日経ストックリーグレポート
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
参加者の自主的な取り組みを中心にゼミを行います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要に応じてパソコンを使用します。
実務経験のある教員による授業
【実務経験】
損害保険会社の資産運用部門において、約15年投資業務を担当しました。1999年、ESG投資の先駆的な取り組みであるSRI(社会責任投資)ファンドを組成し、ファンドマネジャーとして企業のESG(非財務)側面を評価する手法を開発しました。また、(公財)国際金融情報センターに出向し、カントリーリスクや国際金融システムに関する調査・研究に従事しました。
【関連資格】
日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)