人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
CUA300HA(文化人類学・民俗学 / Cultural anthropology 300)環境人類学ⅡEnvironmental Anthropology Ⅱ
高橋 五月
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C2317 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This lecture course is designed to introduce a variety of cases that people are intended to promote sustainability, and provide opportunities for students to think critically about socio-cultural dimensions of "sustainability."
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
環境人類学IIでは、「サステイナビリティ」をキーワードに、持続可能性とは何か、持続可能社会の実現のために過去にどのような方策が取られ、現在どのような課題が生じているのか、事例と人類学的アプローチをもとに講義し、議論します。
到達目標Goal
本講義の目的は、持続可能な社会の「作り方」を教えることではありません。本講義は、様々な事例や理論をもとに、クライスメイトと議論しながら、学生が自分なりに「サステイナビリティ」のあり方について考え、探求するためのツールを身につけることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
関連文献と映像資料を随時活用しながら講義を行います。また、講義では毎回講義内容に関連した「お題」を通して学生にクリティカルシンキングの機会を与えます。具体的には、学生は「お題」に対する自らの考えを述べるだけでなく、次回講義で紹介される回答例を通して他学生の多様な視点・意見に触れることで自らの思考をさらに深める機会を得ることができます。課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション
本講義の問題意識と成績評価の方法について説明します
第2回:サステイナビリティとは?(1)
サステイナビリティの概念の誕生とその歴史的背景について講義します
第3回:サステイナビリティとは?(2)
持続可能な社会とは何か?これまで実行された方策とその課題について講義します
第4回:コモンズ(1)
ガレット・ハーディンの「コモンズの悲劇」について講義・議論します
第5回:コモンズ(2)
ガレット・ハーディンの「コモンズの悲劇」と関連した文化人類学的議論について講義・議論します
第6回:持続可能な農業
農業技術発展と環境変化の関係、遺伝子組み換え作物の生態的影響について講義・議論します
第7回:中間試験
中間試験を行います
第8回:持続可能な水産業
水産資源の枯渇や海洋汚染などの問題と持続的な水産業について講義・議論します
第9回:生物多様性とは?
気候変動に関する文化・政治的問題、自然エネルギーにまつわる文化人類学的議論について講義・議論します
第10回:里山・里海
里山・里海が目指すサステイナビリティの意味やあり方について講義・議論します
第11回:災害
災害とサステイナビリティの関係について講義・議論します
第12回:エネルギー
エネルギー問題をもとにサステイナビリティの意味やあり方について講義・議論します
第13回:アンソロポシーン
アンソロポシーンとは何か、地球環境にもたらした人類の影響について探求する最新の人類学的研究について講義・議論します
第14回:期末試験
期末試験を行います
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
(準備学習)詳しい授業計画を授業第1回目に配布するので、毎週それを参照し、各講義で使用する文献を授業前までに読んでおきましょう。
(復習)中間・期末試験の問題は講義で使用する文献および講義内容から出題します。講義中はノートをとり、講義後は文献と講義ノートを読み返し復習しましょう。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
資料を配付します
参考書References
授業中に提示します
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義中にリアクションペーパーの提出(30%)、中間・期末筆記試験(70%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
大教室の授業なのですが、リアクションペーパーなどを活用して学生同士の意見交換ができるように工夫しています。自分の考えをまとめたり、他学生の意見を知ることを楽しんでくれた学生が多かったのは嬉しいです。今後もできるだけ意見交換ができる時間を授業中に設ける予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
環境人類学IIでは、資料配布、お知らせ配信、定期試験、リアクションペーパー提出は全て Hoppii(学習支援システム)とGoogleクラスルームを通して行うため、各学生はネット環境およびパソコン等の端末の準備をお願いします。
関連の深いコース
履修の手引き「D.6 専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。