キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies
OTR600M1(その他 / Others 600)キャリアデザイン学演習ⅡSeminar on Career Studies 2
高野 良一Ryouichi TAKANO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X8050 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土7/Sat.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 演習科目 |
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Outline (in English)
The seminar's objective is to supervise a graduate student who write a master thesis. In the autumn semester(Seminar II),the student will be advised to finish writing a thesis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
修士課程2年次生を対象に、キャリアデザイン学に関する修士論文執筆のための研究指導を行う。演習Ⅱでは、演習Ⅰを踏まえた調査の実施、分析、まとめを中心に指導を行う。
到達目標Goal
修士論文執筆に必要な一連の知識や理論と調査・研究スキル、つまり、問題・課題意識の明確化とテーマ設定、テーマに関連した先行研究のレビュー、テーマに合致した調査方法の習得と調査の実施、データの分析と解釈の仕方、論理的な文章を展開する方法などを習得する。演習Ⅱでは、調査で得られたデータの分析と解釈の仕方、論理的な文章を展開し、まとめるスキルを習得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち,「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習の進め方は、個別指導を中心に展開する。時間の設定は土曜日の7限となっているが、隔週2コマ開講を基本とする。通例では、土曜日や平日の夜間を利用したゼミ、個別指導を組み合わせて実施する。
なお、演習は原則対面であるが、ZOOMでも適宜を行う。また、質疑や課題とのフィードバックは、適宜おこないたい。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:オリエンテーション
演習Ⅰ、中間報告会を踏まえて執筆に向けた後半の計画に関するオリエンテーションを行う。
2:調査の実施状況の確認(1)
研究テーマに即した調査が適切に行われているか、進捗状況を確認する。
3:調査の実施状況の確認(2)
進捗状況を再確認する。
4:調査結果の整理に関する指導(1)
調査結果の取りまとめ方を議論する。
5:調査結果の整理に関する指導(2)
調査結果の取りまとめ方に関する方向性を確定する。
6:調査結果の分析・解釈に関する指導(1)
結果の分析・解釈の妥当性・論理性への議論する。
7:調査結果の分析・解釈に関する指導(2)
結果の分析・解釈の修正について指導助言を行う。
8:論文執筆に関する助言・指導:内容構成・章立(1)
論文の構成、章立ての構想について指摘をする。
9:論文執筆に関する助言・指導:内容構成・章立(2)
構想の修正について指導助言をする。
10:論文執筆に関する助言・指導:先行研究レビュー(1)
先行研究レビューの妥当性、論文の意義づけ・位置づけについて原稿に即して指摘する。
11:論文執筆に関する助言・指導:先行研究レビュー(2)
原稿について指摘したことの修正に関わる指導助言をする。
12:論文執筆に関する助言・指導:図表・引用等(1)
説得力や明証性のある図表、適切で妥当性のある引用にする指摘を行う。
13:論文執筆に関する助言・指導:図表・引用等(2)
教員の指摘に対する修正について指導助言を行う。
14:完成原稿の最終チェック
修士論文の完成度を高めるための指導を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
基本文献・関連文献の読み込み、データの収集と分析、執筆など、修士論文完成までの基本的な活動は授業外において主体的に行うことが求められる。
演習の時間を有効に活用するためには、論文執筆のための過程を授業外において順次進めておくだけでなく、演習当日に指導を求めるポイントをあらかじめ明示的に担当教員に伝えておくことが重要となる。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて指定する。
参考書References
適宜、文献を紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
主体的で積極的な参加と報告内容、論文の内容を総合的に評価する。
修士論文は個々の問題意識をもとに主体的に取り組むことが重要であり、大学院生の出席と報告が基本要件である。
修士論文については、先行研究を踏まえた研究の理論的枠組みの確かさ、現状認識に基づく問題意識の明確さ、実証分析の手堅さと妥当性、論理的な論文の展開、テーマの重要性・斬新性などが評価される。
そのうち演習Ⅱでは、実証分析の手堅さと妥当性、論理的な論文の展開、テーマの重要性・斬新性などを評価基準として重視する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。