市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
GEO100LA(地理学 / Geography 100)地理学ⅠGeography I
前川 明彦Akihiko MAEKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名 Attached documents |
地理学の招待状 |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q2113 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 営1年A~J/法文営国環キ2~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In high school geography, it seems that the focus was "to memorize" various events around the world and Japan. However, in university geography, from the geographical keywords such as space, area, landscape and place, we deeply understand the various events of the modern world and learn the importance of what students themselves think logically.
In this course,we will consider the state of the local community after-corona from city,coutry ,and the world.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
高校の地理では、世界・日本各地の様々な事象を「暗記する」ことが中心だったのではないでしょうか。しかし、大学の地理学では、空間・地域・景観・場所などの地理学的キーワードから、現代世界の様々な事象を深く理解し、学生自らが論理的に考えることの大切さを学びます。本科目では、都市(地域)、日本、世界からアフターコロナ後の地域社会の在り方をも考えていきます。
到達目標Goal
現代世界の様々な事象を理解することを通して、地理学の考え方を学ぶことを目標とします。さらに重要なことは、学問にふれながら、どんな時代でも、どんな危機の時でも、自らの意思で行動し、自ら考える能力を成長させていくことだと思います。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本、対面授業中心です。第1回だけがオンラインに近いことを行います。添付ファイルを参考に見てください。
状況次第で、各回の授業計画や授業形式の変更などについては、学習支援システムなどで連絡します。ハイフレックス型は限界(システムや人数など)があると思いますので当初は、行いませんが状況により始めることもあります。
高校時代に地理を学習していない受講生や留学生でも参加しやすいように、ALやフィールドワークの基礎を映像やVRなどからも試みます。大学での地理学を身近なことから学問的に始めると考えていきますので、暗記科目というイメージと違い、基礎的なリベラルアーツの入り口と位置付けています。各テーマにかかわるトピックやテ―マの内容等を映像等も含めて紹介、考えていきます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回 :地理から地理学へ
ZOOMで 添付ファイルを
地理学って何だろう
第2回:地理学が扱う諸問題
授業でとらえる事象の説明 動画からわかる世界
第3回:身近な事象を通して地理学を考える(1)
わたしたちの周りにある地理学的考え方
東京・TOKYO・今いる地域
第4回:身近な事象を通して地理学を考える(2)
メディアにおける地理学的考え方
ーブラタモリの世界ー
第5回:現代世界における生態・環境(1)
世界における生態・環境
ー海外旅行はいつが一番お得かを地理学でー
第6回:現代世界における生態・環境(2)
日本における生態・環境
なぜ、最近は暑い
第7回:現代の人びとの生活・文化
餃子で考える、環境・文化 ・・食文化と環境決定論の世界
第8回:現代社会の経済・社会・政治
日本はこんなに世界から遅れてたんだ・・DX,AI社会ほか
第9回:現代社会の情報・通信・観光
AI、ビックデータ、GIS
第10回:日本社会における諸問題(1)
地理学的な考え方を学ぶ災害をGoogleMapで東北から考える
第11回:日本社会における諸問題(2)
日本の諸地域を事例として 東京だけが・・・
第12回:グローバル社会における諸問題(1)
地理学的な考え方を学ぶには?あなたの服はどこで作られた
第13回:グローバル社会における諸問題(2)
世界の諸地域を事例として 共生と分断の今
第14階:まとめ
まとめと解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
世界や日本の最新動向を知るために、ニュースや新聞を読むようにしてください。そこで常に疑問や多様性を見つけてください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。
参考書References
高等学校用地図帳 その他は適宜授業内および授業支援システムなどで紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
春学期は、基本的にはハイブリッド型(対面授業含む)の形式になります。具体的な方法と基準は、授業開始日あるいは学習支援システムで提示しますが、原則的には、複数レポートによる評価中心の可能性があります。変更の場合は、すぐにお知らせしますが、複数レポート(80%)平常点(20%)で総合評価予定とします。第1回のみ当日水曜15時過ぎからZOOMで行う予定です。以下を
https://hosei-ac-jp.zoom.us/j/8504426706? pwd=U20vQm9pVm9rZDE2NHdZRnJlL1RGdz09
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年はコロナのため、大半の学生の皆さんはオンライン授業で苦労したと思います。映像資料(写真やYOUTUBEなど)は好評でしたので、いろいろと今後も活用しようと思います。アフターコロナ以降は、なんでも前向きに考えてみましょう。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
インターネットや様々なドキュメンタリー番組、新聞などを見て、世界や日本の動向に興味をもつようにしてください。また、支援システム等で資料などを提示する機会が多いですので、慣れるようにしてください。
その他の重要事項Others
暗記科目からの脱却などから、春学期で問題意識や論理的思考からの学問への一歩ととらえ基礎的なリベラルアーツと位置付けています。これは教職や公務員志望の人も同様で論理的にどう考えるか、応用できるかで学びがかわると思います。秋学期のⅡはグローバルな地誌的な見方での応用が中心ですから、できるだけ通年でなくとも、Ⅰ、Ⅱを合わせて履修してみてください。なかなか一歩踏み出せない、柔軟な思考を持ちたいなどの人がかわるかもしれません。なお、担当者の地理学LC,LDの発展編とは異なる予定です。このためⅠ、Ⅱの授業内容の詳細に関しては4月(9月)に授業内で説明します。