市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
HSS100LA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 100)スポーツ総合演習Seminar on Physical Exercise
山田 優香Yuka YAMADA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q5212 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法:政治STUVW |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 5群(保健体育分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course will be conducted to make students to understand the significance and effect of physical activity deeply.Therefore, students who take this course are learnable to improve properly learning and attitude about physical, mental and social health necessary throughout the students’ future of life.
Concretely, we will educate to maintain and promote their own health, to acquire important knowledge to self health care, and to develop attitudes for that.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
身体活動の意義や役割について理解を深め、生涯を通じて身体的・精神的・社会的な健康の維持増進や自己管理に資する基礎的な知識の習得や態度を講義及び実習を通じて育成する。
到達目標Goal
-具体的な授業の到達目標-
1.ガイダンスおよび共通授業:伊藤・大西・三好・山田
01)授業の進め方を理解する
02)健康の保持増進に関する自己目標を設定できる
03)コンディションの変化を考察できる
2.スポーツと体力A(動的機能の向上…トレーニング方法):伊藤
04)トレーニングセンターを適切に利用できる
05)トレーニング方法によって異なるエネルギー代謝を説明できる
06)安全で効果的なトレーニングを実施するための留意点を述べられる
3.スポーツと健康:大西
07)エネルギー消費と身体活動との関係を理解する
08)身体組成と肥満およびメタボリックシンドロームについて理解する
09)加齢と体力について理解する
10)生活習慣病の基礎知識を学び、改善するための運動について理解する
4.スポーツと体力B(静的機能の向上…姿勢と動作):三好
11)立位姿勢の構造を学び、自身の姿勢の特徴と問題点を理解する。
12)骨盤、背骨、肩を意識的に操作する動作課題を通じて、自分の身体に対する気づきを高める。
13)自分の身体と意識的に向き合うことが心身の健康に及ぼす影響を理解する。
5.スポーツと食事:山田
14)自身の食生活を振り返り、栄養バランスの整え方を理解する。
15)身体組成を踏まえたウエイトコントロール法を理解する。
16)増量・減量等目的に合わせた運動と栄養摂取法を述べられる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
詳細は9月23日のガイダンス(オンライン:リアルタイム双方向型)で説明します。必ず出席してください。
春学期の授業は、対面授業とオンライン授業を組み合わせたブレンド型授業で開講します。ブレンド型授業とは、14回の授業のうち、対面が望ましい回を対面で実施し、それ以外はオンラインで実施する授業方法です。
ただし、Covid-19の予防感染対策に関する大学の方針に変化があった場合の授業計画の変更については、学習支援システム(通称:Hoppii)でその都度提示します。
課題などの提出・フィードバックに関してもHoppiiを通じて行う予定です。また、授業においてはリアクションペーパーなどにおける良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:<ガイダンス>
オンライン:リアルタイム型
①授業の意義と進め方(※クラス担当教員と授業担当教員の違いなど)
②諸注意(※対面授業について)
③授業外学習(コンディション記録について)
④健康の保持増進に関する自己到達目標
⑤アンケート
2:スポーツと食事Ⅰ
オンライン:リアルタイム双方向(ウエイトコントロール法)
①スポーツとウエイトコントロール
②アスリートの食事と身体組成
③リアクションペーパーまたは授業習熟度確認テスト
3:スポーツと食事Ⅱ
オンライン:リアルタイム双方向(栄養バランスの整え方)
①自身の食生活を振り返る
②栄養バランスの整え方
③リアクションペーパーまたは授業習熟度確認テスト
4:スポーツと食事Ⅲ
オンライン:リアルタイム双方向(目的に合わせた運動と栄養摂取法)
①食環境を踏まえた昼食のとり方
②食事とサプリメント
③運動時の水分補給
④リアクションペーパーまたは授業習熟度確認テスト
5:スポーツと体力AⅠ
対面:グループA
オンデマンド:グループB
対面グループ
①体力のセルフチェックの方法・記録・注意など
②セット法による実践と記録
③トレーニング前後の体調報告(Google Form利用)
オンデマンドグループ
①トレーニング方法によって異なるエネルギー代謝
②トレーニング時のスポーツ傷害と救急処置
③授業習熟度確認テスト(Google Form利用)
6:スポーツと体力AⅡ
対面:グループB
オンデマンド:グループA
対面グループ
①体力のセルフチェックの方法・記録・注意など
②セット法による実践と記録
③トレーニング前後の体調報告(Google Form利用)
オンデマンドグループ
①トレーニング方法によって異なるエネルギー代謝
②トレーニング時のスポーツ傷害と救急処置
③授業習熟度確認テスト(Google Form利用)
7:スポーツと体力AⅢ
オンライン:リアルタイム型
①健康の保持増進における体力の重要性
②体力測定結果の評価と報告(Google Form利用)
③健康増進のための今後の課題と実践
8:スポーツと医学Ⅰ
オンライン:リアルタイム双方向型(身体活動と健康との関係)
①身体組成と肥満およびメタボリックシンドローム
②リアクションペーパー
9:スポーツと医学Ⅱ
オンライン:リアルタイム双方向型(健康運動演習:身体活動と身体応答)
①生活習慣病と運動処方
②リアクションペーパー
10:スポーツと医学Ⅲ
オンライン:リアルタイム双方向型(生活習慣病とその運動処方)
①身体活動量とエネルギー消費
②加齢と体力
③リアクションペーパー
11:スポーツと体力BⅠ
オンデマンド:(立位姿勢の構造と分析)
①立位姿勢のしくみ
②立位姿勢の撮影と分析・評価
③リアクションペーパーまたは授業習熟度確認テスト
12:スポーツと体力BⅡ
(姿勢のセルフコントロール1)
対面:グループA
オンデマンド:グループB
対面グループ
①実習:動作課題1(骨盤と脊柱の動作)
②リアクションペーパーまたは授業習熟度確認テスト
オンデマンドグループ
①実習:動作課題2(左右の歪みを整える)
②リアクションペーパーまたは授業習熟度確認テスト
13:スポーツと体力BⅢ
(姿勢のセルフコントロール2)
対面:グループB
オンデマンド:グループA
対面グループ
①実習:動作課題1(骨盤と脊柱の動作)
②リアクションペーパーまたは授業習熟度確認テスト
オンデマンドグループ
①実習:動作課題2(左右の歪みを整える)
②リアクションペーパーまたは授業習熟度確認テスト
14:期末試験・総括と解説
①コンディション記録
②今後の健康の保持増進
③アンケート
④期末試験:各クラス共通問題(マークシート方式)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1.各授業では、リアクションペーパーまたは授業習熟度確認テストが実施されます。各授業担当教員の指示にしたがって提出してください。
2.各自のコンディションを日常的に記録し、リポートを提出してください。提出方法はガイダンスで説明します。
3.スポーツと体力AⅠ・体力AⅡに備えた準備学習では、ガイダンスで指示されたオンデマンド教材を視聴し、①トレーニングセンター利用ルール、②更衣室利用ルール、③トレーニングマシンの扱い方などを学習し、リポートを提出してください。
4.スポーツと食事では、①自身の食事内容(1日分写真撮影など)、➁大学または自宅周辺の外食調査などのリポートが予定されています。詳細はガイダンスにおいて説明します。
5.なお、以上1~4を含む本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて資料を配布します。また、担当者によっては、大学ホームページ内のHoppiiから配付資料を各自でダウンロードするように指示が出されます。
参考書References
01.出村愼一『健康・スポーツ科学のための動作と体力の測定法』杏林書院
02.星野公夫(編)『スポーツ選手のための動作法』高文堂出版
03.ポール・ウェイド著・山田雅久訳『プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ』CCCメディアハウス
04.ブレット・コントレラス著・東出顕子訳『自重筋力トレーニングアナトミィ』ガイアブックス
05.エディー・ジョーンズ・持田昌典著『勝つための準備』講談社
06.山本ケイイチ『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』幻冬舎新書
07.吉江一彦『エグゼクティブが身体を鍛える本当のワケ』グラフ社
08.山本利春著『疲れたときは、からだを動かす』岩波書店
09.清水昭ほか『体温を上げて健康な体を手に入れる』ブティック・ムック通巻878号
10.伊藤マモル『基礎から学ぶスポーツトレーニング理論』日本文芸社
11.伊藤マモル『もっと伸びるストレッチング』スキージャーナル社
12.伊藤マモル『若さを伸ばすストレッチ』平凡社新書
13.伊藤マモル『基本のストレッチ(DVD付)』主婦の友社
14.伊藤マモル『痛めない! ゆるまない! ひとりで巻くテーピング』日本文芸社
参考資料は、随時必要に応じて各担当教員から紹介されます。
成績評価の方法と基準Grading criteria
1.最終評価および単位認定は、クラス担当教員が分野別授業の各担当教員から提示された評価を総合して行います。
2.その評価の割合は、授業内評価が60%(授業担当教員は各15点:計60点)、リポート評価が20%、期末試験が20%です。
3.授業内評価では、リアクションペーパーや授業習熟度確認テストだけでなく授業外に行うべき学習活動(準備学習や復習)、授業に取組む態度などが評価されます。
4.成績評価は100点満点とし、60点以上が合格(単位認定)となります。
5.期末試験の出題範囲は、各分野別授業で扱った内容のすべてですが、主として到達目標として示した内容について設問されます。
6.期末試験は、各クラス共通問題であり、解答方法はマークシート方式です。
7.期末試験の受験資格は、出席が10回以上の者を対象とします。
8.本科目で求められた課題の未提出、欠席および遅刻、早退は減点されます。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2020年度は通常計画される対面授業が実施できませんでした。Covid-19の感染予防対策を重視する大学の方針にしたがい、全てオンライン授業となりました。その授業を履修した法学部学生の皆さんからの意見は、授業終了後のアンケートによって把握しました。その結果、オンライン授業に対する評価や感想は賛否両論であり、身体をもっと動かすため実習・実技を要望する意見は多く、対面授業を求める意見が70%以上あった一方で、本科目のオンライン授業を高く評価する意見だけでなく、オンライン授業の方が効率的であるとか、習熟度が高まったなど、オンライン授業を支持する意見が多く寄せられたのも事実です。
アンケートの結果については、Covid-19の影響による外出制限や自粛を求められた学生諸君の率直な心境が表れたものと解釈しています。しかしながら、大学における保健体育科目は、卒業後の健康の保持増進の在り方を見据えることが重要課題であり、単にスポーツ実技それだけを実施すれば良いわけではないことは容易に理解してもらえると考えています。つまり、保健体育科目=スポーツ種目を楽しむ授業と勘違いされない授業を展開することも法学部スポーツ総合演習の目標です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
1.オンライン授業を円滑に受講するためのインターネットの通信環境およびパソコンやタブレットなどの通信用デバイス
2.以下の項目を継続的に記録可能なスマートフォン・アプリなど
①睡眠時間(睡眠状態)
②脈拍数(心拍数)
③歩数・歩行距離・消費エネルギーなど
※詳細はガイダンスで説明します。
その他の重要事項Others
本演習はクラス単位で分野別のオムニバス授業をリレー方式で授業を進めます。そのため、学部ガイダンスに出席し、受講できる学期と時間割を必ず確認して下さい。
1.授業内容やその進め方などに関する詳細は、春学期の1回目の授業(ガイダンス)において説明します(オンライン:リアルタイム)。必ず出席して下さい。その時のZoom招待URLはHoppiiでお知らせします。
2.ガイダンスを欠席および遅刻、早退した場合は減点されます。
3.対面授業にあたっては、最低でも1週間前より体温測定や体調の変化を記録し、各自が体調を整えた上で授業に臨むことを留意してください。
4.授業の前後に行うべき課題や次の授業に向けての準備などは、分野別授業の担当教員からの指示にしたがってください。
5.なお、本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。