市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LANe200LA(英語 / English language education 200)English3ⅡEnglish 3 II
言語と人間社会
小屋 逸樹Itsuki KOYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | R2052 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | 法2年:中級/日本語/英語圏の文化と社会 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 外国語科目 4群[選択必修]外国語(英語) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
In this course students will examine a variety of topics related to typological and socio-cultural aspects of the English language. The topics discussed will include language development, language acquisition, bilingualism, PC speech, language learning, official languages, language change, language endangerment and so forth. This is for the purpose of comprehending general linguistic characteristics of English, comparing it with other major languages such as Japanese.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
人間と言語の様々な関係を、英語の類型論的、また社会・文化的な特徴を見ながら学びます。英語を題材として、言語習得やバイリンガリズム、PC表現や公用語、言語変化や言語の絶滅危機といった課題を理解することを目的とします。併せて、言語をめぐる現代的な課題に対し自分なりに英語で意見が述べられることや、英語以外の言語、例えば日本語、に関しても、今日の社会的課題を客観的に指摘できる教養をもつことを目的とします。いわゆる4技能(reading, writing, listening, speaking)向上のための学習が含まれます。
到達目標Goal
(1)言語の分類法にどのようなものがあるのかを学びます。
(2)言語と方言の違い、並びにその政治的意味合いが指摘できる理解力を身につけます。
(3)公用語とそれがもたらす社会的影響を理解します。
(4)言語変化や絶滅の危機にある言語とその保存について学びます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
ZOOMによるリアルタイム授業を行う予定です。授業ではテキストを指定しますので、章ごとの内容に沿って、4技能(reading, writing, listening, speaking)を向上させるべく、本文内容補充、質疑応答、課題の提出、並びに英語による発表などを取り入れて行くつもりです。課題等に対するフィードバックは、「授業内掲示板」などを活用する予定です。また、学生がテーマごとに授業を運営して行くことも試してみたいと考えています。「授業計画」に示した授業回とテーマとの対応は、実際の授業の進行度合いによって多少ずれる可能性を排除しません。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:秋学期イントロダクション
秋学期で取り上げる内容の説明と発表担当振り分け
2:色彩用語の言語的、文化人類学的関わり
英語の中で色彩用語が色彩以外の概念に広く応用される例
3:言語の分類法
語族や語順、形態的特徴による分類法の実際
4:言語と方言の違い
政治と言語/方言との関わり
5:Ryukyuan:言語か方言か
琉球語の言語的扱いと政治的意味合い
6:公用語:有益か有害か
ヨーロッパ各国の公用語の扱いとアメリカの現状
7:米国における英語のみの使用を義務づける運動
人種の多いアメリカで、英語を唯一の使用言語とした場合の問題点
8:Esperanto
人工言語として成功した理由
9:言語の変遷
言語変化と実例とその原因
10:規定主義と記述主義
言葉を分析する方法論の代表的な立場の違い
11:外来語
外来語として英語が多くの言語に輸入されるメカニズム
12:なぜ言語は消滅するか
絶滅の危機に瀕する言語にはどのような言語があるか
13:世界の言語を保存する
少人数の話し手しか持たない言語をいかに守っていくか
14:ハワイ語の再生
ハワイ大学で行われたハワイ語の復活運動
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、合わせて1時間を標準とします。/University guidelines suggest preparation and review should be around an hour a week for a one-credit course.
テキストの本文を読んで、知らない概念や固有名があったら辞書やネットで調べておくこと。英語本文全体の内容把握と付随する練習問題、及びスピーチのテーマを事前に確認し、理解しておいて下さい。
テキスト(教科書)Textbooks
Clankie & Kobayashi 『言語と私たちの世界』(2007) 三修社、1,800円+税
参考書References
1.David Crystal The Cambridge Encyclopedia of Language 3rd edition. (2010) Cambridge U.P.
英語を中心に、言語と人間社会の関わりを幅広い分野にわたって取り上げた啓蒙書。
2.大谷泰照&堀内克明(監修)『社会人のための英語百科』(2002) 大修館書店
英語および英語圏の国々に関する教養や雑学的知識、並びに英語の論文やビジネスレターの書き方など、幅広く知識が得られる便利な本。現在、絶版になっている可能性がありますが、ネットなどで手に入れられるかも知れません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は主に以下の基準で評価されます。
授業中の積極性:20%
宿題と小テスト:40%
発表:40%
欠席が4回以上の場合は単位を認定できないので注意して下さい。尚、本授業での欠席とは、ZOOM授業に参加せず、その授業の翌日も不参加の正当な理由が知らされない状況を指します。やむを得ない理由がある場合は、上の時間的制約にかかわらず、例外を認めることがあります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ZOOMやWord、及びこれらのソフトが使える端末が必要です。