市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LANe200LA(英語 / English language education 200)English3ⅡEnglish 3 II
異文化コミュニケーション、Cultural bias
吉川 直澄Naozumi KIKKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | R2046 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | 法2年:中級/日本語/現代の諸相 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 外国語科目 4群[選択必修]外国語(英語) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
The aims of this course are:
1. To encourage students to further develop their English proficiency by drawing on what they have learned in English 1 and English 2.
2. To train students to learn how to think critically by examining closely various authentic materials offered in English, and thus to develop the ability to effectively express their own thoughts and opinions.
3. To introduce students to the connections between cultural icons and political economy, focusing on specific keywords like 'Brexit' and 'the Establishment'.
4. To help students to get access to interpretations of contemporary social and cultural issues and events through training their skills in linguistic and cultural competencies as well as stimulating the imagination.
5. To provide students with an opportunity to participate in discussion, improving their presentational skills on a group or individual basis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
English 1とEnglish 2で身に着けた読む、書く、聞く、話すという四技能の英語運用能力を用いて、English 3では、国際語としての英語を通じて、世界の多様な文化を理解・尊重し、自らの文化を世界的な文脈のなかで相対化する能力や多様なテーマの英語資料を理解し、批判的に分析した上で、英語で意見を発信する能力の涵養を学習目標とします。本授業では、こうした作業を行いながら、イギリスのEU離脱を巡るいくつかのキーワードを探求し、日本とイギリスの現代社会における文化的アイコンと政治・経済の関係について考えてみようと思います。教科書に加えて論文の抜粋を読み、イギリス映画を視聴し、可能であれば質疑応答・ディスカッションを行うことで、上記の技能を向上させることを目指します。
到達目標Goal
受講生は、英語の文章を、構文・語彙を理解して正確に読めるようになる。英語の文章をある程度の速度を持って読み、目的とする情報を読み取ることができるようになる。専門知識を要さない英米映画であれば、字幕なしでも重要な情報を聞き取り、それなりに楽しむことができるようになる。英語のリスニングに慣れ、リスニング学習の習慣を身につけることができる。文法的に正確で、形式の整った英文パラグラフを書けるようになる。英語である程度まとまった自分の意見を表明できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は指示や課題を「学習支援システム」で配信するオンデマンド(資料型)です。授業は教科書を使用した課題演習を行います。また、英語論文の抜粋を読む回とネット等で調べて論評してもらう回があります。学期末には、一つのテーマについての英文課題を提出してもらいます。課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行い、フィードバックは提出された課題レポートから実例や問題点を取り上げ、全体に対して行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:学期末レポート課題のフィードバックと秋学期第1回課題レポートの指示
春学期末レポート課題の全体に対するフィードバックを行い、問題点があれば指摘し解説します。課題レポートを指示します。
第2回:Unit 9. British Food: Better Than Awful
前回のフィードバック・課題レポートの指示:現代のイギリスの食文化について学びます。日本の食文化と比較した時、何が見えてくるでしょうか。
第3回:Unit 10. A Complicated Country
前回のフィードバック・課題レポートの指示:イギリスの正式の国名や国歌について学びます。
第4回:Unit 11. The Quite Fab Four
前回のフィードバック・課題レポートの指示:ビートルズについて調べてみましょう。
第5回:Unit 12. A Vulgar Custom
前回のフィードバック・課題レポートの指示:現代イギリスの若者文化と入れ墨の普及について考えます。
第6回:The Establishment (1)
前回のフィードバック・課題レポートの指示:オーウェン・ジョーンズの『エスタブリッシュメント』の抜粋を読みます。成人のほぼ全員が選挙権を持つ民主制においてエスタブリッシュメントとは何であり、社会にとって必要な存在なのかについて考察します。
第7回:The Establishment (2)
前回のフィードバック・課題レポートの指示:引き続きオーウェン・ジョーンズの著作の抜粋を読み、炭鉱労働者ストライキを背景とするイギリス映画『リトル・ダンサー』(2000)を鑑賞し、警察とエスタブリッシュメントの関係を考察します。
第8回:The Establishment (3)
前回のフィードバック・課題レポートの指示:引き続きオーウェン・ジョーンズの著作の抜粋を読みます。資料として公共サービス民営化やゼロ時間契約を描いたイギリス映画『家族を想うとき』(2019)を鑑賞します。
第9回:Unit 13. The "Invension" of Sport
前回のフィードバック・課題レポートの指示:イギリス発祥のスポーツについて調べてみましょう。
第10回:Unit 14 Changing Classes
前回のフィードバック・課題レポートの指示:階級制度について学びます。
第11回:Unit 15 The Little Plane That "Won" the War
前回のフィードバック・課題レポートの指示:第二次世界大戦で活躍したイギリスの戦闘機スピットファイアの神話と事実について考察します。イギリス映画『ウインストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』(2017)を鑑賞します。
第12回:Films as British cultural representations
前回のフィードバック・課題レポートの指示:教科書でこれまで議論されてきた様々な問題と本講義で取り上げたイギリス映画との関連性について考察します。
第13回:復習課題の提示と学期末レポート課題の説明
前回のフィードバック・課題レポートの指示:復習課題の提示と学期末レポート課題の説明を行います。
第14回:学期末レポート課題・まとめと解説
学期末レポート課題を提出してもらいます。秋学期のまとめと解説をします。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習と復習。本授業の準備学習・復習時間は、合わせて1時間を標準とします。教科書を何度も音読すること。教科書と同様に英語のプリントもよく予習しておいてください。英語の専用ノートを作成し、表現や語彙を書き出し必ず例文も記入しておいてください。
テキスト(教科書)Textbooks
春学期のテキストを引き続き使用します。
参考書References
Owen Jones.(2015)The Establishment.London:Penguin. ただし購入する必要はありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
全13回の課題レポート(65%)、三段階評価する学期末レポート課題(35%)を総合して評価します。各回の課題レポートの提出期限は翌週の配信日までとし、課題レポートの点数配分の中には授業への積極的な参加・貢献も含みます。レポート課題の提出をもって授業出席確認とします。未提出課題が5回以上ある場合は原則として単位習得の資格を失います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の皆さんの期待に沿えるように努力します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
この授業は「学習支援システム」を使用します。