市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
CHM100LA(その他の化学 / Chemistry 100)入門化学BIntroduction to Chemistry B
小林 令子Reiko KOBAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q3122 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法1年A~H・Y、文1年L~N/法文営国環キ2~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 3群(自然分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course deals with the basis of organic chemistry and biochemistry for non-science majors. Topics included are chemical bonds, functional groups, acid-base, oxidation-reduction, polymerization, and major compounds and reactions in living organisms.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
これからの社会の持続的な発展を考えていくためには、基礎的な化学の知識は欠かせません。この授業では、有機化学と生化学の領域を中心に、化学の基礎知識を修得し、自然科学的視点と思考を身に着けることを目的とします。
到達目標Goal
授業の前半では、有機化合物の構造と特性についての基礎的な知識を修得します。これらの知識をもとに、後半の授業では、生体を構成する有機化合物、および人体や環境に有害な化学物質について学習し、有害有機化学物質や有機化合物がかかわる身近な環境問題について、基礎的な知見を得ることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は講義形式で行います。授業教材は、事前に学習支援システム(HOPPII)に提示します。毎回の授業で、HOPPIIを介して課題を出します。履修者は、授業終了後に課題を実施することで、授業の内容を復習し、理解できているか確認します。課題は成績評価の対象となるとともに、履修者の理解度を授業に反映させる手立てでもありますので、必ず提出してください。課題の解答や解説は、事後の授業中に行います。質問は積極的にしてください。特にHOPPIIの掲示板を介した質問は、履修者全員で共有できるので歓迎します。質問へは、掲示板や授業の中でフィードバックします。高校等で化学を履修していなくても理解できるよう配慮します。状況によって下記の授業計画が変更になる場合は、随時HOPPIIにてお知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
講義概要の説明、物質の構成単位である原子・分子について解説
第2回:有機化合物の特徴
有機化合物の主な構成元素、電子式、結合、構造式について
第3回:官能基
有機化合物の特性を決める主な官能基について
第4回:親水性・疎水性
酸性・塩基性
水への溶けやすさを決める官能基や、酸性・塩基性官能基について
第5回:炭化水素
炭化水素の構造と性質、化石燃料について
第6回:酸素・窒素含有化合物
身近な酸素・窒素含有化合物の構造と性質について
第7回:芳香族化合物
身近な芳香族化合物の構造と性質について
第8回:有機化合物の酸化反応
有機化合物の酸化反応について、燃焼反応、反応熱について
第9回:有機化合物の重合反応
重合反応とは、プラスチックの特性、海洋プラスチック問題について
第10回:生体を作る有機化合物①
糖質とタンパク質について
第11回:生体を作る有機化合物②
脂質と核酸について
第12回:生体内の化学反応
酵素、代謝について
第13回:有害化学物質
人体や生態系に有害な化学物質について
第14回:化学物質の管理
化学物質の有害性情報のみかたについて、有害化学物質の管理について
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の授業のあと、課題の提出が必要です。
復習をし、疑問に思うところ、理解できないところは積極的に質問してください。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しません。学習支援システム(HOPPII)に教材をアップします。
参考書References
一般化学(四訂版)、長島 弘三 (著)、富田 功 (著)、裳華房
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は、提出課題の内容で100%評価します。各課題の詳細については、授業内で連絡します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年度の授業内容と課題についてはおおむね好評だったので、今年度も同様に、化学の基礎的事項の丁寧な説明と、身近な問題や環境問題と化学とのつながりについて理解が深まるような講義にしたいと思います。授業の仕方については、前年度は資料型オンデマンド授業として文書教材の配布によりましたが、音声説明の要望があったため、今年度はZoomや動画資料の配布を併用します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PCやタブレット端末等、および通信環境を準備し、学習支援システム(HOPPII)にアクセスできる必要があります。