市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
MAT100LA(数学 / Mathematics 100)教養数学BMathematics B
小木曽 岳義Takeyoshi KOGISO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q3008 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 文1年A・B・L~N・W・X、国1年/法文営国環キ2~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 3群(自然分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Aim of this class is that students feel the pleasures of mathematics by thinking deeply using hands and brains.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
数学は言語であると言われており、実際、様々なところで利用される道具となっている。この授業では、離散数学における題材により、いろいろな計算方法について学ぶ。
到達目標Goal
①グラフ理論、②組合せ数学で用いられる基本的な考え方を理解し、演習問題を実際に解くことができる。ここでは問題の一例を、情報を読み解くという観点からあげてみよう。
問題(郵便配達)各々の道に距離が表示してある地図がある。郵便局を出発した郵便配達人が、すべての道を最低1回は通って郵便物の配達を終え、郵便局に戻ってくるときの最短距離は?
この問題は、「根気と体力」があれば、しらみつぶしに調べていくことで答えは求められるかもしれない。そのような計算法はコンピュータが得意である。しかし我々は人間であるので、できるかぎり楽をして答えを求めたい。この授業で扱う「グラフ理論」を用いれば、そのような人間らしい方法で解答を求めることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
様々な例で具体的なイメージを作りながら重要事項を理解する、という方法で授業を進めていく。そのために講義の中で演習の時間を多くとるつもりである。疑問点があったら授業中でも積極的に質問してもらいたい。フィードバックは、学習支援システム等を通じて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:はじめに
授業の概要を説明する.
第2回:数学のことば
文章の記号化を練習する.
第3回:グラフとは
グラフの定義と記法を確認する.
第4回:ハミルトングラフ
ハミルトングラフについて学ぶ.
第5回:さまざまな応用
円卓に仲良く座る方法を調べる.
第6回:距離と次数
グラフに距離と次数を定義する.
第7回:クラスター係数
グラフの固まり具合を調べる.
第8回:さまざまな応用
世界の狭さを数学で表現する.
第9回:数列とは
数列の定義と記法を確認する.
第10回:フィボナッチ数列
フィボナッチ数列について学ぶ.
第11回:さまざまな応用
タイルの敷き詰め方を数える.
第12回:さまざまな応用
黄金比との関係
第13回:マルコフ3数
マルコフ3数の定義と例
第14回:グラフのマッチングとの関係
マルコフ数とある種の2部グラフのパーフェクトマッチングとの関係
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
演習問題を充分に解くこと。その際、失敗しても良いので、紙に書きながら考えること。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
指定しない。例題などは印刷したものを授業中に配布する。
参考書References
特に指定しないが、さらに学習する際は、グラフ理論、組合せ論を主題とした専門書であればそれぞれ参考となる。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
私語がなくなるよう改善したい.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし