市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
SOS100LA(その他の社会科学 / Social science 100)社会思想ⅡSocial Thought II
犬塚 元Hajime INUZUKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q2212 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 文1年E~N、T~X/法文営国環キ2~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Explores various conceptions of justice in social philosophy.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
Google Classroom クラスコード lm5nhkg
オンデマンド授業をあくまで原則としますが、状況が許す場合に限って、数回は対面授業(ハイフレックス対応)を実施する可能性があります。オンデマンド授業は、Google Classroom(クラスコード lm5nhkg)を使用し、毎回、動画視聴(60分程度)+課題実施というメニューとします。質問には、Google Classroomを利用して随時対応します。
履修者は、各自で、Google Classroomでこの授業を登録してください(クラスコード lm5nhkg)。登録方法が分からない場合や、そのほか履修前に質問がある場合は、Hoppiiのこの授業の掲示板を通じて遠慮なく質問してください。
「社会思想」は、社会についてのさまざまな考え方を学ぶ科目です。この「社会思想II」のクラスでは、「正義」をめぐる社会思想を学びます。
到達目標Goal
「正義」について理解を深めて、社会にある実際の問題について考える思考力をアップグレードします。
医療現場において、仮にひとりしか助けられないとしたら、だれを助けるべきなのでしょうか(トリアージ)。貧困は、努力しなかった本人の自己責任ではないのでしょうか。海外の貧困よりも、国内の貧困にこそ、優先的に取り組むべきでしょうか。死刑は、認められるのでしょうか。正しい戦争はあるのでしょうか──この授業では、こうした問題を考えるための学問的基礎を学びます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式。資料を配布します。履修者は、各自で、Google Classroomでこの授業を登録してください(クラスコード lm5nhkg)。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:はじめに:正義とはなにか。正義は、ひとそれぞれではないのか
教科書第1章
第2回:最大多数の最大幸福(1)
教科書第3章
第3回:最大多数の最大幸福(2)
教科書第3章
第4回:貧困や格差をどうするか(1)
教科書第8章前半、第2章
第5回:貧困や格差をどうするか(2)
教科書第5章
第6回:貧困や格差をどうするか(3)
教科書第6章
第7回:貧困や格差をどうするか(4)
教科書第7章
第8回:グローバルな貧困・格差
教科書第8章後半
第9回:教育
教科書第9章
第10回:医療
教科書第10章
第11回:死刑
教科書第11章
第12回:戦争
教科書第12章
第13回:地球環境
教科書第14章
第14回:まとめ
授業内試験・まとめと解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で紹介した作品を1冊でも、最初から最後まで実際に自分で読んでみることを推奨します。
テキスト(教科書)Textbooks
宇佐見誠・児玉聡・井上彰・松元雅和『正義論』(法律文化社、2019)
講義は、基本的にこの教科書に即して行いますので、より深く理解するためには、この教科書を使った予習・復習が推奨されます。しかし、毎回の授業に持参する必要はありません。
参考書References
授業内に指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(70%)、期末の授業内試験(30%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
できるかぎり一方向的な講義とならないように留意します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
Google Classroomで動画を視聴して課題を実施するために、情報通信環境が必須です。
その他の重要事項Others
担当教員は、法学部政治学科所属。
さまざまな他人の考えを学ぶのは、それに賛成か反対かにかかわらず、わたしたち自身の考え方を豊かにするための有力な方法です(いうまでもありませんが、この授業は、特定の思想を押しつけるものではありません)。