市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
SOC200LA(社会学 / Sociology 200)社会学LASocial Science LA
文化の社会学
松下 優一Yuichi MATSUSITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q2361 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ2~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course introduces students to the key concepts in sociology of culture and to the ways of thinking about culture in the contemporary world.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、文化社会学、特に表象文化を対象とする社会学について扱う。文化を社会学的に研究するためには、まず文化という対象を把え記述するための概念・視角(文化理論)が不可欠である。国内外の文化社会学や文化研究の古典的重要文献を紹介しつつ、文化を社会学するための視座・着眼点の獲得を目指す。
到達目標Goal
・文化テクストや文化現象の具体的特徴を捉え、考察することができる。
・文化を社会学的に考察するための基本的な着眼点や問題設定について理解し、具体的な文化的事象に即して応用できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的にレジュメを用いた講義形式で進める。受講生には各回のテーマに関連した作業課題に取り組んでもらう。課題のフィードバックは、次回授業の冒頭にいくつかピックアップする形で行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
「文化と社会意識」という社会学の領域について
第2回:遊戯
井上俊『遊びの社会学』を中心に。
第3回:欲望
作田啓一『個人主義の運命』を中心に。
第4回:記号
R・バルト「神話作用」を中心に。
第5回:表象とイデオロギー
マルクス主義的アプローチの系譜
第6回:文化テクストの分析(1)
新海誠『君の名は。』にみる二項対立と境界侵犯
第7回:文化テクストの分析(2)
岩井俊二『スワロウテイル』と1990年代東京
第8回:文化テクストの分析(3)
『ナビィの恋』と南島イメージ
第9回:文化テクストの分析(4)
『ゴジラ』と『シン・ゴジラ』を比較分析する。
第10回:メディア文化
ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』ほか
第11回:文化と卓越化
ブルデュー『ディスタンクシオン』『芸術の規則』ほか
第12回:受容と流用
カルチュラルスタディーズの展開
第13回:アダプテーション
2.5次元文化を中心に
第14回:まとめ
授業の振り返りと補足、および課題
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。授業で紹介するテキストや作品を熟読・鑑賞し、自分なりに理解を深めること。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。
参考書References
・井上俊/長谷正人編『文化社会学入門』(ミネルヴァ書房、2010年)
・粟谷佳司/太田健二編『表現文化の社会学入門』(ミネルヴァ書房、2019年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内課題(50 %)と期末レポート(50%)により評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2020年度はオンデマンド型(資料)での実施となったが、受講生の反応を見る限り概ね好評であったように思う。さらに質量ともに充実した資料作成を心がけたい。