市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
POL200LA(政治学 / Politics 200)政治学LBPolitical Science LB
音楽と政治
木村 正俊Masatoshi KIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q2372 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ1~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Theme: Politics and Popular Music after the end of the Golden Age
This course deals with the interaction between Bob Dylan and politics after the end of the Golden Age.
The fundamental aim of this course to acquire lens through which contemporary politics can be viewed by considering interaction Bob Dylan and politics.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
テーマ:「黄金の時代」の終焉後の時代の政治と音楽
USにおける福音派の影響力の拡大とボブ・ディランの改宗の意味と「黄金の時代」の終焉時代の政治について考える。
パレスチナ問題について考える。
到達目標Goal
現在、USの政治に大きな影響力を持つ福音派についての理解すること。
ボブ・ディランにとっての信仰を考察することによって、ユダヤ教とキリスト教についての基本的な知識と、宗教と政治の関係について理解すること。
パレスチナ問題について理解すること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
対面授業とオンライン授業のハイブリッドで行います。
対面授業実施に関しては、受講生の皆さんと話し合いで行うかどうかを決めます。
課題等に対するフィードバック方法
授業の時に、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
「大学の行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する」とします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
#1:Intro.
講義の概要とやり方について
#2:ユダヤ人としてのボブ・ディラン
USにおけるユダヤ系移民の歴史
#3:ボブ・ディランと聖書
旧新約聖書がUS文化に与えた影響について
#4:ボブ・ディランの改宗
福音派と政治の関係について
#5:福音派の歴史的展開
近代化・世俗化に対する一つの対応の形として福音派の歴史的展開の考察
#6:終末論
ユダヤ教とキリスト教の終末論について
#7:ボブ・ディランと終末論
終末論がボブ・ディランに与えた影響について
#8:パレスチナ問題
パレスチナ問題の歴史展開と現状について
#9:ボブ・ディランとイスラエル
ボブ・ディランのイスラエル国家に対する姿勢
#10 :BDSとミュージシャン
BDS運動に対するミュージシャンの対応
#11:モリッシーとBDS
モリッシーのBDSへの対応
#12:頭脳警察/PANTAとパレスチナ問題(1)
頭脳警察/PANTAの歴史と現在
#13:頭脳警察/PANTAとパレスチナ問題(2)
『ライラのバラード』~日本とパレスチナの関係について
#14:Outro.
秋学期の講義のまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業前に、指定された映像をYouTubeで視聴すること。授業後に、講義内容を振り返りながら映像を視聴して楽曲の内容を自ら考えること。事前学習・復習の時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
湯浅学『ボブ・ディラン ロックの精霊』(岩波新書、2013年、760円+税
参考書References
必要に応じて紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
テキストの内容に関するレポート 30%
授業で学んだ知識と自分の意見を論理的に展開する能力を確認するためのレポート 70%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ポピュラー・ミュージックやロックについての授業ではないことに注意してください。
洋楽についての知識がなくてもかまいませんが、興味・関心を持っていることは必要です。
その他の重要事項Others
ボブ・ディランや「洋楽」についての知識がなくても受講可能です。
政治や音楽に関する基本的知識は学生によって差があるので、すべてを授業で提供できません。そこでわからないことや知らないことは教員に尋ねる、あるいは、自分で文献やネットで調べるようにしてください。
授業時間外の質問はメールやZOOMによるミーティングで対応します。
大学における講義、シラバスの内容、予習・復習に2時間を要することなどに関して興味のある人は、佐藤郁哉『大学改革の迷走』(ちくま新書、2019年)を参照してください。