市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
GEO200LA(地理学 / Geography 200)地理学LDGeography LD
身近な社会を地理学で考える2
前川 明彦Akihiko MAEKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名 Attached documents |
地理学の招待状 |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q2360 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ1~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
In this lesson, I will consider the direction of problem solving in the local community. Specifically, we consider geography from a viewpoint of regional revitalization theory, community design, etc. in a community where globalization has a lot of influence. Learn clues and methodology of solution method with geography logic while introducing solution models etc. related to foreigners, etc., and even symbiosis with people. From that point on, students themselves aim to be able to explore and consider solutions with the direction of society of diversity.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業では、地域社会の課題解決の方向性を考えます。具体的には、グローバリゼーションなどで衰退する日本の地域社会を地域再生論やコミュニチィデザイン、などを地理学の視点を中心に考えます。解決策モデル等を紹介しながら、その糸口や方法論を地理学ロジックで学びます。そこから学生自身が多様性のある社会の実現を模索、検討できることを目的としています。この授業はインプット型の学ぶではなく、むしろ地理学を材料に、一緒に考えることを目指します。今後、以下の各回のテーマやフィールドワークなども変更する可能性がありますが曜日、時限を配置しないオンデマンド授業の予定ですので、注意してください。
到達目標Goal
秋学期には春学期の問題意識や地域的課題を解決方向へと踏み出したい。このため、街づくり、地域再生を主なテーマとし、学生が、地域社会に関連するコミュニティデザインやソーシャルビジネスなどから多様性のある様々な問題解決の方向性を示せることを到達目標としたい。そして、自らの考えをもち行動し、将来的には世界の地域社会を解決する一員になってほしい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、曜日、時限を配置しないオンデマンド授業の予定です。PPTなどの資料は基本的に支援システムを利用しますが、お知らせ機能、教材、課題なども注意し、常識的なルールには従ってください。なお、毎回のレポートではありません。
地域再生を軸とした解決方法のモデル的紹介も含めて、講義形式となる可能性がありますが、多様な意見や価値観の認識、コミュニケーションスキル等のために皆さんと考えていきたいと思います。初めての受講でも心配ありません。なお、ALやフィールドワークは状況次第の可能性と今は考えています。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
アフターコロナをみんなで考えよう
2:日本の課題再考
遅れた日本
なぜ、世界から・・・
3:日本の地域社会1
AIの判断する2050の日本・・TOKYOか地方
東京から脱出・・テレワークは地方再生のの救世主になるのか
4:日本の地域社会2
新しい産業はどこに
インバウンドの失敗学
5:日本の地域社会3
関係人口と地域文化の情報発信から考える
工夫をする地域社会
6:都市再生1
コロナ以降の世界と共生社会 スーパーシティ/
コンパクトシティはどうなるか、
7:都市再生2
ネットワーク社会なのに 彼氏・彼女はいらない
8:都市再生3
AKIBAの魅力と場の重要性(コミュニティデザインを考える RESAS GIS )
9:地域再生1
AI戦略、ホスピタリチィと観光戦略の失敗からのデザイン
10:地域再生2
地域戦略をビックデータ、GIS等で考える
11:地域再生3
ソーシャルビジネスで地域を救う
12:地域再生4
コロナ以降の日本
コミュニティ再考
13:地域再生5
震災から10年 復興ができたのか
14:再考 まとめに
地域とは
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ネットやニュースなどから多様な考え方を学んでください。問題をどう解決するかは、さまざまな方法があり、必ずしも1つの方法が正解ではありません。日本はどんどん世界から遅れ始めていることに気が付いていますか。将来の自分が想像できますか、自ら考え、行動する意欲を常に持ち、失敗を恐れずむしろ失敗から学び、前向きになる自分を想像してください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
基本的にはないが使用する場合は、授業時に指示
参考書References
授業時に指示
成績評価の方法と基準Grading criteria
複数レポート(両方で80%)、平常点、コメントシート等で20%で総合的に評価する予定でいる。変更の場合なども含め秋学期の授業等で話します。
、
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
オンデマンド型の欠点で学生の孤独感や孤立感、ストレス等からコミュニケーションの重要性が問われた気がします。また、ZOOMによるGDで就職の練習になったという意見もありました。こうしたコミュニケーションを授業をコミュニチィとして活かせる場はないかとも考えています。
これまでの地理学は分析は得意だが解決方法は示さないといわれてきました。課題を社会をどう解決するかを新しい地理学という世界が見えるかもしれませんから、何でもポジチィブに考えてみましょう
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
通信環境と、スマホよりはパソコン使用を。このため、この授業以外のためにも大学からの貸し出しなどは積極的に申し込んでください。授業支援システム等をかなり利用するので仕様の仕方等に習熟してほしい。
その他の重要事項Others
できれば地理学LCと合わせて受講することを勧める。通年でなくとも構わない。楽かどうかは皆さん次第ですが、アフターコロナで生き残るためには、知識だけではなく自ら考え行動することが必要な気がします。現時点では対面授業ではない可能性ですが、前向きに考えましょう。人数次第ではZOOM使用やGoogleclassroomを使用する可能性もあります。みんなで問題解決を共に考えてみましょう。なお、学生アシスタント等の協力で大学の情報なども充実させていきたい。今年こそAKIBAのフィールドワークができることを祈ります。