市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
GEO200LA(地理学 / Geography 200)地理学LCGeography LC
身近な社会を地理学で考える
前川 明彦Akihiko MAEKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名 Attached documents |
地理学の招待状 |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q2359 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ1~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This lesson is basically a direction of considering challenges in globalization by LC as geography and considering part of its solution method mainly on LD. I think about the problems of the world and Japan together from familiar tasks centering on a declining birthrate, aging population, disparities, employment, etc. This is aimed at allowing students themselves to think about tasks and problem consciousness and to think about various things.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業はアフターコロナ前後の世界や日本における課題を身近な視点で地理学を軸に課題発見や問題意識の醸成などを目ざすことを目的にしている。そして、LDでそうした課題の解決方法の一端を共に考えるという方向を考えている。具体的にはコロナで顕在化した世界や日本の課題を格差、情報化など社会的課題を中心に身近なところから一緒に考えます。これは、学生自身が課題や問題意識を考え、多様なものの考え方ができるることを目的としています。
到達目標Goal
アフターコロナ以降は世界はどうなるでしょうか。グローバリゼーションの影響もあり、コロナ下で、人や地域社会が格差・分断、また不寛容になりつつあります。また、日本が世界から様々な視点で遅れたり、異なっていたこともあらためて理解されたかもしれません。今後のアフターコロナ下のAI時代において皆さんはどうすべきでしょうか。問題の解決には知識だけでなく自分の目でみつめ、考えるという必要性が突きつけられている気がします。皆さんが、身近なことから論理的に課題をみつけ、その背景や要因などを自ら多様性の中で考え、解決の方向性に応用できることを地理学中心にに考えていきたい。そして、1つの答えだけでなく柔軟に多様性を意識して考えることを最初の到達目標の1つにしたい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は基本的に曜日、時限を配置しないオンデマンド授業の予定である。しかし、知識だけにとらわれることなく題解決型の方向性の一歩を目指していきたい。オンデマンド授業となり、これまで行ってきた知識からの応用であるALやフィルドワークはなかなか無理かもしれないが、可能な段階など試みたい。なお、様々なものを前もって支援システムなどで指示しますので、注意してください。なお、毎回レポートは考えてません。場合により、支援システム以外でGoogleclassroomを併用する可能性があります
グローバリゼーションのもとで、日本や世界の格差や不平等、AIも含めた変化の中で、複雑に絡み合った地域の諸問題を地理学的視点から考えていく。この授業が自分のプラスになるかは自分次第かもしれません。なお、授業形式のために十分なALやフィールドワークはできない可能性もあります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
地域とは、グローバルとは 何かを身近なことから考える
2:アフターコロナに向けて
コロナ下での日本
将来の日本、ガラパゴス現象の再来かも・・
3:日本の課題1
周回遅れの日本 AI ビックデータ リスクマネージメント 災害比較
4:日本の課題2
格差・分断される地域社会を日本から考える・・⁇ブラックバイト、就活それでも労働力不足
5:日本の課題3
先進国か 日本の若者や高齢者の格差を就職や貧困の連鎖から再考する なぜ、給与が上がらない
6:日本の課題4
女性の貧困と格差社会を再考する 子ども食堂ほか
7:グローバリゼーションと地域社会1
市場という考え方と地域
大量生産から多品種少量生産、サプライチェーン
8:グローバリゼーションと地域社会
グローバルと若者の就職・雇用と今後の変化
9:グローバリゼーションの課題1
AI/第4次産業革命と格差社会‥立地や仕事が変わる
10:グローバリゼーションの課題2
AI/IoT/Big Data社会とこれまで
11:グローバリゼーションの課題3
人口ボーナスと労働力不足、何が課題か
12:グローバリゼーションの課題4
ローカライゼーションと地域、コミュニティ
13:グローバリゼーションの課題5
多様化社会の必要性と孤独感、外国人との共生で考える
14:グローバリゼーションと日本の課題
持続可能性の地域をどう考えるか
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
アフターコロナ以降は世界は大きく変わる可能性があります。普段から何事にも興味・関心を持ち、最初の一歩を踏み出してください。参考資料、支援システムなどを積極的に活用してもらいたい。内外のことを新聞、TV,ネットなどで調べ知識化し、自ら問題を考え応用できるようにしたい。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
基本的になし
参考書References
授業時や支援システム等に指示
成績評価の方法と基準Grading criteria
春学期はオンデマンド授業での開講となります。このため、これまでの成績評価の方法と基準も変更する。具体的な方法と基準は、状況次第で授業開始日以降説明および学習支援システムで提示したいと考えています。
原則的には、複数レポートによる評価の可能性があります。なお、昨年は複数レポート(80%)、平常点、アクションペーパーなど(20%) オンデマンド授業の場合、変更点があるとは思いますが、お知らせなどに注意してください。また、ZOOMなどによるオフィスアワーなども予定している。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
他授業でのオンデマンド授業の学生の皆さんの場合の苦労は、授業動画等を見るのをためてしまい、試験やレポートで大変だったとかと聞いています。また、ずっとあると思っていたら消えていたということも聞いています。本来はZOOMなども月1回程度できるとよいのです。状況次第のような気がしますがいろいろ互いに工夫してみようと考えています。
オンデマンドはいつでも見れますが単調になりがちで、なかなかうまくできない可能性もありますが、2回目以降 動画配信ということを考えています。このため、支援システムだけでなく場合によってはGoogleclassroomを利用する可能性があります。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システム等や映像を多用するため、これらや事前、事後に関連性のある情報、資料等を各自調べるなど活用してもらいたい。ほかの科目もで予想されるが、WEB授業等に係るものは用意されたほうが・・・
その他の重要事項Others
秋学期の地理学LDと合わせて受講することを勧める。通年でなくとも構わないが、先に春学期のLCでの問題意識や問題の発見を基礎や理論を理解し、秋学期のLDで知識の応用を目指し、課題解決型講義の方向をともに目指したい。何かある場合は、基本的には支援システムが中心だが、学生の授業アシスタントや対面授業の地理学Ⅰで水曜日に大学に行くため相談などは事前に連絡を。
支援システムの掲示板などをみんなで使いましょう。人数次第で一部ZOOMによる授業やGoogleclassroomを開設する場合もあります。
シラバス添付ファイルを見てください、なお支援システムにも同じものを