市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
GEO200LA(地理学 / Geography 200)地理学LCGeography LC
片岡 義晴Yoshiharu KATAOKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q2353 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ1~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Rigional Problems in underdeveloped countries under the World Systems.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代世界の地域・社会問題を学んでいきます。
到達目標Goal
食料、人口、貧困問題などを手がかりにして、現代世界の地域・社会問題を学んでいきます。それら問題が相互に関連し、問題を如何に複雑化させているのか、その構造を学んでいきます。それらの結果、現代社会の地域・社会問題のとらえ方を理解できるようになります。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【授業の進め方】
「発展」から取り残されている地域・国を事例にして、現代世界の地域・社会問題を考えていきます。主としてアジア諸地域を例に挙げて、「発展」の仕組みを、その「裏側」から考えていくつもりです。取り扱うテーマは世界の食料、人口、貧困にかかわる諸問題です。それらの出来事は個別に存在するわけではなく、相互に関連し、問題を複雑化させています。したがって結論や解決策を単純に見いだすことはできません。現実の「構造」を知ることができるようにしていきたいと思います。
【課題等に対するフィードバック方法】
授業の初めに、前回までの授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
【授業の方法】
講義形式で授業していきます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:世界の食糧問題(1)
先進国と途上国の食料自給率
第2回:世界の食糧問題(2)
食糧輸出国と輸入国
第3回:世界の食糧問題(3)
農業生産性の向上-「緑の革命」-
第4回:世界の人口(1)-人口の趨勢-
人口爆発とその後-70億人突破-
第5回:世界の人口(2)-二つの人口論-
マルサスとマルクス
第6回:世界の人口(3)-死亡率・出生率変化の検討-
死亡率の急減と出生率低下の緩慢さ
第7回:世界の人口(4)
人口問題と人権
第8回:貧困と援助・協力(1)
世界の貧困-先進国、途上国それぞれに貧困-
第9回:貧困と援助・協力(2)
衛生問題-乳児死亡率の地域差と女性の権利-
第10回:貧困と援助協力(3)
教育の不平等-教育と識字率-
第11回:貧困と援助協力(4)
難民問題の拡大と日本
第12回:貧困と援助協力(5)
ODAと日本、世界の児童労働
第13回:まとめ
まとめ
第14回:まとめ
まとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
「食料」「人口」「貧困」に関わる報道に目を向けて下さい。それら問題は「なぜ」生じているか、さらにそれら問題が私たちと如何に関連しているのか、それを考えようとして下さい。時間をとって机に向かうことも重要ですが、それら問題を普段から意識することがより重要です。
なお、本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。資料プリントを配布します。場合によってはPowerPointを使用します。
参考書References
西川 潤(2008)『データブック 食料』、同『データブック 人口』、同『データブック 貧困』いずれも岩波ブックレット。その他は授業時に適宜指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末試験100%で成績評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
プリントの多さに対する意見もありますが、必要ならば配布せざるを得ません。また使用データの古さも指摘されました。しかし途上国のデータは信頼性に欠ける場合もあり、新しいから正確というわけでもないのです。日本の労働に関する、特に近年の統計の杜撰さ、隠蔽・歪曲体質を思い出せば、それは容易に想像できるはずです。データは読みこなさなければなりません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
2020年度春学期授業は4月23日(木)から開始します。