市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
ART100LA(芸術学 / Art studies 100)芸術BThe Arts B
中川 三千代Michiyo NAKAGAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q1236 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 文国1年/法文営国環キ2~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 1群(人文分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
In this class, how the Western art was introduced in Japan during the Meiji/Taisho/Showa era will be discussed from the artists’ and people’s point of view. The establishment process and history of art museums in Japan, and also the function and role of art museums today will be discussed.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
明治・大正・昭和初期の日本における西洋美術の受容について、作家の視点と観衆の視点から学びます。また、日本の近代美術館の成立過程や歴史、現代の美術館の機能や役割について学びます。
到達目標Goal
1)江戸期から大正期の作家たちが西洋美術技法をどう取り入れたかを学ぶ.
2)明治期から昭和初期にかけて、西洋美術作品がどう展覧されたかを学ぶ.
3)美術館の機能と役割について理解する.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
スライドでの講義、作品鑑賞を中心に行います。
また、授業内でそれぞれのテーマに関する簡単なレポートを実施し、理解度の確認を行います。
レポートや質問については、適宜講義内で取り上げてフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス・概要説明
授業評価、進め方に関するガイダンスを実施する.各回で扱う内容について概説する.
第2回:伝統的な日本の絵画
伝統的な日本の絵画について江戸時代を中心に、代表的な作家と作品を取り上げる.
第3回:明治・大正期の日本画
明治・大正期の日本画について、その代表的な画家と作品を取り上げ、その変遷を概説する.
第4回:洋風画から洋画へ
洋画の影響や洋風画の流行、および明治初期の洋画の成立に関して、作品を取り上げつつ概説する.
第5回:明治・大正期の日本の洋画
西洋絵画技法の導入により成立した明治・大正期の洋画について、その成立過程と初期の作品を解説する.
第6回:日本の近代彫刻
ロダン彫刻の需要を中心に、明治・大正期の日本における彫刻を取り上げる.
第7回:西洋美術品の流入
大正から昭和にかけて西洋美術品の輸入を試みた活動をいくつか取り上げて解説する.
第8回:仏展・日仏芸術社
初期の西洋美術品流入におけるトピックとして、仏蘭西現代美術展およびその運営母体の日仏芸術社を取り上げる.
第9回:黎明期の日本の美術館
日本における美術館制度の成立過程を、展覧会および美術館設立への運動を中心に解説する.また、黎明期の美術館として東京府美術館の設立過程を中心に解説する.
第10回:美術館の役割(展示・作品収集)
美術館の役割を規定した法律、及び美術館における展示と作品収集について解説する.
第11回:美術館の役割(保存修復)
美術館の役割の1つである保存修復に関して、具体例を挙げて解説する.
第12回:美術館の役割(調査研究・教育普及)
調査研究、教育普及について、活動の例をあげて解説する.
第13回:美術館の外の美術
パブリックアート、アートプロジェクトなどの、美術館の外での芸術活動を取り上げる.
第14回:まとめ
授業を通しての総括を行う.また、各回で触れられなかった事項を補足として取り上げる.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学期中に授業内レポートとは別に、授業に関するレポート1本を課します。また、授業外でも、多くの作品に接することが望ましいです。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。そのうち半分程度を授業に関するレポート、残りの半分程度を授業外での作品鑑賞などにあてることが想定されています。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は用いません。
参考書References
授業中に随時指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(授業レポート);50%
期末レポート;50%
期末レポートの提出を、単位取得の必須条件とします。
ただし、成績は平常点と期末レポートの双方を加味して評価するため、期末レポートを提出しても必ずしも単位が取得できるわけではないことに注意してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
第2回から第5回の歴史を主に扱う講義に関して、時代が入り組んでいてわかりにくかったという意見がありましたので、一部順番を入れ替えています。