市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
HIS200LA(史学 / History 200)西洋史LBWestern History LB
渡辺 知Chika WATANABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q1436 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ1~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 1群(人文分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Britain in the 19th Century
In this lecture we analyse British society in the 19th century through class, gender, ethnicity and the British Empire.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
19世紀〜20世紀にかけてのイギリスの歴史を階級、ジェンダー、人種・民族、地域、帝国を切り口に概観し、近代イギリスの特徴を考えていくこととします。
到達目標Goal
ただ、過去の事実の確認にとどまらず、それがなぜ起きたのか、また、過去の出来事が現在のイギリスの社会といかに関係するのか、あるいは、イギリスの動向が世界のその他の地域の動向といかに密接に結びついているのかといった点に力点を置きつつ、歴史学における多様なものの捉え方をあわせて提示できればと希望します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で行います。リアクションペーパ等でのコメント、質問は随時授業内で紹介し、さらなる議論に活かします
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:授業内容の紹介
19世紀〜20世紀にかけてののイギリスのあゆみを概観します。
第2回:二重革命の時代1
産業革命の特徴とそれがイギリスの政治、経済、社会に与えた影響を検討します。
第3回:二重革命の時代2
フランス革命がイギリスにどのような影響を与えたか検討します。
第4回:二重革命の時代3
フランス革命がイギリスにどのような栄光を与えたか、引き続き検討します。
第5回:帝国の再編
二重革命の時代は、イギリスの帝国が第一帝国から第二帝国へと再編された時期でもありました。その再編の過程を説明します。
第6回:ミドル・クラス
二重革命の影響で、イギリスではミドル・クラスが台頭してきます。このミドル・クラスの特徴を「リスペクタビリティー」という言葉をキーワードに検討します。
第7回:ミドル・クラスのジェントルマン化
台頭してきたミドル・クラス層が従来の支配者層であるジェントルマンと融合していく過程を検討します。
第8回:労働者階級
ジェントルマンとミドル・クラスが19世紀のイギリスの繁栄の恩恵を受けたのに対し、労働者階級の大多数はその恩恵から排除されていました。労働者階級を取り巻く状況を説明します。
第9回:アイルランド移民
労働者階級の中でも最下層を形成したのがアイルランドからの移民でした。アイルランド移民を切り口にアイルランド、スコットランド、イングランドの地域の問題を検討します。
第10回:怠惰な女性と善良な女性1
19世紀のイギリスにおいて女性たちがどのようなことを求められていたのか「怠惰な女性」と「善良な女性」をキーワードに検討します。
第11回:怠惰な女性と善良な女性2
19世紀のイギリスにおいて女性たちがどのようなことを求められていたのか「怠惰な女性」と「善良な女性」をキーワードに、引き続き、検討します。
第12回:帝国主義の時代
1870年代以降のイギリスの経済、社会について概観します。
第13回:社会帝国主義
イギリスの国内問題の解決の場として帝国の果たす役割がこの時期大きくなったことを検討します。
第14回:試験・まとめと解説
19世紀のイギリスがどのような特徴を持つ社会であったのか総括します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義の前に前回のノートを読み返して下さい。
また、紹介する参考文献を積極的に読むようにして下さい。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に定めません。
参考書References
授業中に適宜、紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業の区切りにリアクションペーパー等を書いて頂き、この提出をもって平常点とします。これら平常点と学期末の試験の総合評価とします(平常点20%、学期末の試験80%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
視覚教材を積極的に活用したいと思います。