市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
PHL100LA(哲学 / Philosophy 100)論理学ⅠLogic I
滝口 清栄Kiyoei TAKIGUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q1151 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法1年J~N/法文営国環キ2~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 1群(人文分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course introduces traditional logic, for example, concept, proposition, deformation reasoning, oppositions and fallaciousness fallacy. To deepen understanding this course gives paticipants many exercises.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
伝統的論理学が扱う内容を、概念に始まり、命題、命題間の関係、そして命題の変形、虚偽論というかたちで検討していきます。日本では、論理的思考力をメインにあつかう科目は、ようやく大学でとりあげられます。この機会を利用して、しっかりした論理的思考の訓練をしてください。
到達目標Goal
人は毎日、言葉を用いて生活しています。人は、自分が文法にしたがって発話していると、とくに思っていません。しかし、文法をよく知るようになれば、言葉への関心や理解が深まり、言葉を通して、その人の能力もよりよく発揮されるようになるでしょう。
論理についても同じことが言えます。論理的に考えるときに、そのさまざまな規則を学ぶことによって、人は自分の思考能力を高めたり、あるいは自分を表現し他者に伝達する力を身につけることができます。
本講義は受講生のみなさんが論理学を学ぶことを通して、このようになってくれればと思っています。春学期と秋学期はつながっていますので、通年で受講することをすすめます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は対面とオンラインを併用するハイブリッド型になる。授業支援システムのホッピーを活用して、資料配布、質疑応答をおこなう。またオンラインのときは、Google-Meetを用いる。対面、オンラインをどう配置するかについては、コロナの状況を見ながら決めていきたい。課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:論理的に考える―論理と接続詞
接続詞を通して、論理的な頭の体操をします。
2:論理学の原理
論理学の基本原理を学ぶ。同一律、矛盾律、排中律
3:概念とは何か?
ひとは概念を通して考え、判断をしている。概念の基本を学ぶ
4:定義と区分
分かるとははっきりと分けることができること。ものごとの道理をつかむ基本は定義と区分にある
5:概念、定義と区分―練習問題を解く
練習問題を解いて、しっかりと理解を深める
6:判断とは何か?
判断を通して、私たちはものごとを知っていきます。その基本を学ぶ
7:判断とは何か?練習問題を解く
練習問題を解いて、しっかりと理解を深める
8:対当推理
判断と判断の関係を扱うのが、対当推理です。ていねいに見ていきます
9:対当推理ー練習問題を解く
練習問題を解いて、しっかりと理解を深める
10:これまでの学習内容の確認のための試験と講評
第一回小テストをおこない、講評します
11:変形推理
一つの判断を、意味内容を同じしたままにして、判断を変形していきます。その基本問題を見ておきます
12:変形推理―練習問題を解く
練習問題を解いて、しっかりと理解を深める
13:虚偽論
論理学を学ぶ意義の一つは、論理的にいかさまを見抜く力をつけることです。論理的虚偽の基本パターンをみます
14:虚偽論
練習問題を解いて、しっかりと理解を深める
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
練習問題を多く解きます。授業内で解くほかに、課題を出します。また復習きちんとやってください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
資料などは、授業支援システムのホッピーを用いてアップします。
テキスト(教科書)Textbooks
大貫義久他著『論理学の初歩』梓出版社、2000円
参考書References
論理に親しむうえで、山下正男『論理的に考えること』(岩波ジュニア新書)はおもしろいでしょう。
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験90%、平常点10%とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
練習問題を解くことで理解が深まるというコメントが多くみられます。本年も同じように練習問題を解きながら、理解を深めていきます。
なお、論理学は積み重ねなので、欠席しないようにしてください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
私語は、他の人への迷惑、授業の障害。厳しく対処します。