市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LIT200LA(文学 / Literature 200)日本文学と文化LBJapanese Literature and Culture LB
本塚 亘Wataru MOTOZUKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q1302 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ1~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 1群(人文分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
In this class, we will appreciate various classical literary works related to Japanese classical music to learn an overview of the music culture that are closely related to literature. In the fall semester, we will study the richness of expression that emerges from the interrelationship between music and literature by appreciating musical depictions in dynastic literature and war stories.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では、日本古典音楽に関する様々な文学作品などを鑑賞し、文学と密接にかかわる音楽文化の様相を概観します。秋学期は、王朝文学(仮名日記、物語)や軍記物語などにおける音楽描写を鑑賞しながら、音楽と文学との相互の関係によって生じる、豊かな表現について学習していきます。
到達目標Goal
・さまざまな古典文学作品に表れる音楽描写について理解を深めます。
・音楽と文学との相互の関係によって生じる豊かな表現についての理解を深めます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オンデマンド授業(資料型)とします。毎週、授業時間までにhoppii経由で資料を公開します。受講生は、毎時設定される締切までに、小テストおよび質問事項等の入力をhoppii上で行います。授業連絡、および質問事項等に対するフィードバックはhoppiiを利用して行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:導入
授業の進め方、評価方法等の確認を行う。
第2回:王朝文学と音楽①
『伊勢物語』と『古今和歌集』などとの比較を通じて、『伊勢物語』に現れない音楽について考察する。
第3回:王朝文学と音楽②
『うつほ物語』の鑑賞を通じて、作品の中心となっている琴(七絃琴)の伝承についての理解を深める。
第4回:王朝文学と音楽③
『枕草子』に現れる様々な音楽に関する記述を読み、女房目線からの音楽に対する実感を探る。
第5回:王朝文学と音楽④
『源氏物語』に描かれる音楽とその時代設定、作者と音楽の関係について学習する。
第6回:王朝文学と音楽⑤
『源氏物語』に描かれる楽器や楽曲について、それぞれの物語上の機能について考察する。
第7回:王朝文学と音楽⑥
『源氏物語』に描かれる様々な音楽論について学習し、当時の音楽に関する考え方についての理解を深める。
第8回:王朝文学と音楽⑦
『源氏物語』に頻出する宮廷歌謡「催馬楽」についての基礎を学ぶ。
第9回:王朝文学と音楽⑧
『源氏物語』における、催馬楽の物語上の機能について学習する。
第10回:軍記物語と音楽①
『平家物語』を語る「平家語り」についての基礎を学ぶ。
第11回:軍記物語と音楽②
『平家物語』巻第六「小督」における音楽表現について学習する。
第12回:軍記物語と音楽③
『平家物語』巻第七「経正都落」における音楽表現について学習する。
第13回:軍記物語と音楽④
『平家物語』巻第十「千手前」における音楽表現について学習する。
第14回:秋学期総括・レポート課題の出題
これまでの授業と学生のリアクションなどをふまえ総括。レポート課題を出題する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎時、hoppii上での小テスト回答、および質問事項等の入力が必須となります。質問については、まず自分自身で調べてみて、その上で行ってください。なお、準備学習・復習については4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
なし。hoppiiを経由して資料を公開します。
参考書References
磯水絵『「源氏物語」時代の音楽研究』(風間書院、2008)
その他、授業時に適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
【到達目標】に照らして以下の2項目を評価の対象とします。
・毎時小テスト、および質問事項 60%
・期末レポート 40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
hoppiiにアクセスできるPC、インターネット環境を用意してください。
その他の重要事項Others
新型コロナウイルスに関する大学の方針変更等の事由により、上記の授業内容を変更する可能性があります。変更があった場合は、hoppiiにて連絡いたします。