市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
CAR100LA(キャリア教育 / Career education 100)キャリアデザイン入門Introduction to Career Design
藤澤 広美Hiromi FUJISAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q0436 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キG1年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 選択基盤科目 0群(自校教育、基礎ゼミ、情報、キャリア教育関連科目等) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course deals with the how to spend at university and working in society.
By thinking them together, I will support you so that you can spend your student life meaningfully.
In the classroom, we provide basic knowledge about the way of thinking, society, and working that are necessary for walking a longer-term life.
It also enhances the development of students’ attitude to act autonomously.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、①大学での過ごし方と②社会で働くということについて、一緒に考えることで、皆さんが学生生活を有意義に過ごせるよう支援していきたいと思います。
授業の中では、より長期的な人生を歩む上で必要となる考え方や、社会や働くということについての基本的な知見を提供します。これらを通じて、自分で考えて行動できるような姿勢を培うことが、この授業の目的です。
到達目標Goal
自分の頭で考え、率先して行動できるようになることを目標とします。受験を含む高校まででは、課題が与えられ、正解を出来るだけ早く見つける能力が求められてきました。しかし社会では、自ら問題を発見し、解決に向けて行動していく必要があります。また、誰かが正解を与えてくれるわけではありません。正解も一つではないでしょう。今日の正解が明日も正しいとは限りません。
そのような中では、自ら課題をみつけ、解決策を考え、そして実行し続けていく姿勢が求められます。大学の4年間では、考えながら行動し続ける姿勢、言い換えればPDS(Plan, Do, See)サイクルを回して行ける基本的な力を身につけてほしいと思います。
最初は小さな一歩で構いません。半年の間に、授業をきっかけにして、何か行動してみることを目指しましょう。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業方式は、オンデマンド授業(コンテンツ配信)とオンライン(リアルタイム配信)の併用で実施し、参加型の授業スタイルを積極的に取り入れます。教員や学生同士のコミュニケーション機会を重視します(グループ・ワーク、対話、相談、フィードバック、リアクション・ペーパー等)。 なお、リアクション・ペーパーにおけるコメント等に関しては、授業内で紹介するなどしてフィードバックをします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:オリエンテーション
授業の概要、進め方、成績評価方法等を説明します。
2:キャリアとは
キャリアとは何か、大学生にとってのキャリアとは何か、なぜキャリアデザインが必要なのか、検討します。また、自身の価値観を探るワークを行います。
3:働くことの意味
あなたにとって働くことの意味や意義、やりがいとは何か、社会の中で自分自身がどのような役割を担っていくのか、ワークを通して検討します。
4:自己理解を深める
キャリアデザインの枠組みと自己理解の基本姿勢を学び、あなた自身が見ている「今の自分」について分析するワークを行います。
5:他者との関わり
コミュニケーションのプロを招いて、他者との関わり方やコミュニケーションの基礎等について学びます。他者との関わりは、自己理解を深め、自身の可能性をひらくことに繋がります。
6:多様なキャリアの捉え方
多様なキャリアに関する理論を学び、長期的なキャリアを歩むために必要となる考え方の修得を目指します。
7:偶然と転機を活かすキャリア
偶然を活かすキャリア理論について学びます。参考動画の視聴を通して偶然を味方につける方法を検討します。
8:キャリア・ストーリー
ゲストスピーカーにご登壇いただきキャリア・ストーリーをお話いただきます。これまでの学んできたキャリアに関する理論が実際のキャリアのなかで説明できるのか探っていきます。
9:働き方と多様性
多様な雇用形態、パラレルキャリア、短時間労働化、テレワークなど、これからの変化の激しい社会における働き方について考えていきます。
10:ワーク・ライフ・バランス
ワーク・ライフ・バランスとは何か、結婚、出産や育児といったライフ・イベントに関するゲストスピーカーの事例をもとに検討します。
11:学生生活と就職の準備
本学の学生は、卒業後の進路として 9 割が就職します。就職がキャリアのゴールではないが、多くの学生が直面する就職活動がいつ頃から始まり、どのような準備が必要かを卒業生のデータを踏まえながらキャリアセンター職員が解説します。
12:インターンシップ
インターンシップとひとことで言っても多様なタイプがあり、それぞれに期待できる効果も異なります。インターンシップは大学に在学しながら社会人としての体験を企業の内側から体感ができる貴重な機会です。本授業では窓口であるキャリアセンター職員が過去の先輩の事例や参加する際の注意点などを解説します。
13:大学での学び
大学での学びとは何か、春学期の授業を振り返ります。本授業と他の授業の接点や自身の生活における学びの応用など、ワークを通して検討します。
14:学生生活の過ごし方
春学期が終わろうとしているいま、これから卒業までの3年半をどのように過ごすかを考えます。卒業までに成し遂げたいことと、それを成し遂げるために何が必要か、学生生活の目標を設定します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
各回の授業では当該テーマに関して生活の中で接点を探したり、それをきっかけに学びを深めたりすることを期待した発展ワークを出題します。日常生活でも学びを応用する機会を増やしていきましょう。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。毎回各講義に関連した資料を配布します。
資料は「授業支援システム」上にPDFファイルにて配布します。
参考書References
授業中に適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、以下の通りです。
リアクションペーパー(毎回):60%、レポート:40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度ゲストスピーカー登壇について好評を得たため、今年度も予定しています。なお、授業内での意見によって運営方法等は変更することがあります。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
配布資料(レジュメ、ワークシート等)や課題提出等で授業支援システムを利用します。各自印刷のうえ、授業に持参してください。
その他の重要事項Others
新卒で人材紹介会社にて人事コンサルティング営業に従事したのち、メーカー販社兼商社にて法人営業に就き、ベンチャー企業と創業100年を超える老舗企業を経験しました。また、3つの大学でキャリアカウンセラーとして、累計2,000件を超えるキャリアカウンセリングの経験あります。
企業経験の観点からはリアルに、キャリアカウンセリングの観点からは皆さんと近い目線でキャリアデザインについて一緒に考えていきたいと思います。