人文科学研究科Graduate School of Humanities
OTR700B7(その他 / Others 700)国際日本学研究ⅠResearch: International Japanese Studies I
安孫子 信
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X1165 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月7/Mon.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 国際日本学インスティテュート(博士後期課程) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
<Doctor thesis instruction>
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
〈博士論文指導〉
この授業は博士後期課程に在学中で、博士論文を準備中の学生を対象にしています。定められた年限で博士論文を完成させていくことができるように、この授業では、基本的には個別に、計画的に、論文指導が行われていきます。
到達目標Goal
a.研究対象である文献・資料の把握と理解とを前進させることができるようになります。
b.先行研究についての知識と理解とを前進させることができるようになります。
c.研究テーマそのものについての理解と考察とを前進させることができるようになります。
d.博士論文の執筆の作業を前進させることができるようになります。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
※基本的に対面で行います。
毎回の授業をどう進めるのかを決めること自身が、授業の内容となります。そこから始めて、研究の直接の対象である主要文献と先行研究の諸文献とを読解していくこと、また、博士論文そのものを各章ごとに執筆していくこととが、計画的に行われていくように、毎週の授業ではそのチェックと指導が、基本的には個人的に、行われていきます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:導入
参加者の博士論文準備の状況と内容に応じて、授業の進め方を話し合います。
第2回:テーマ
準備されている博士論文のテーマの内容を改めて確認します。
第3回:テーマ
準備されている博士論文のテーマの価値を改めて確認します。
第4回:主要文献
準備されている博士論文の主要文献1を検討します。
第5回:主要文献
準備されている博士論文の主要文献2を検討します。
第6回:主要文献
準備されている博士論文の主要文献3を検討します。
第7回:執筆
準備されている博士論文の執筆状況を確認します。
第8回:補助文献
準備されている博士論文の補助文献1を検討します。
第9回:補助文献
準備されている博士論文の補助文献2を検討します。
第10回:補助文献
準備されている博士論文の補助文献3を検討します。
第11回:先行研究
準備されている博士論文の先行研究1を検討します。
第12回:先行研究
準備されている博士論文の先行研究2を検討します。
第13回:先行研究
準備されている博士論文の先行研究3を検討します。
第14回:執筆
準備されている博士論文のその後の執筆状況を確認します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。博士論文の準備を、主要文献について、補助文献について進めるとともに、先行研究にも適宜触れていきます。並行して、論文の執筆自体も進めます。
テキスト(教科書)Textbooks
準備されている博士論文が扱う主要文献。
参考書References
準備されている博士論文が扱う補助文献、およびそのテーマの先行研究が見いだされる諸資料。
成績評価の方法と基準Grading criteria
主要文献や補助文献および先行研究の扱いでどれほどの前進があったか(50%)、また、テーマの研究がどれほど進み、執筆がどれほど進んだのか(50%)、に応じて、平常点で評価を行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
留学生の参加があった場合には、日本語の運用能力の改善ができるだけ図られる授業運営を行っていきます。
担当教員の専門分野等
<専門領域>
-国際日本学
-哲学
<研究テーマ>
-明治の日本近代思想の再評価
-西洋思想の近代日本への導入の問題
<主要研究業績>
-Japanese Studies: seen from Europe, seen from Japan(共著、
Hosei University Center of International Japanese Studies,
2008)
-「明治啓蒙思想家の中国理解―西周と福沢諭吉」(『国際日本学』国際
日本学研究所研究成果報告集第10 号、2013 年3 月29 日、法政大
学国際日本学研究所)
-「西周と軍人勅諭」(『日本のアイデンティティを<象徴>するもの』、
国際日本学研究叢書17、2013 年3 月、法政大学国際日本学研究所)
-La philosophie japonaise(共著、Vrin, 2013)
-『風土(Fudo)から江戸東京へ』(編著、法政大学出版局、2020年3月)