人文科学研究科Graduate School of Humanities
OTR600B7(その他 / Others 600)国際日本学演習ⅠSeminar: International Japan Studies I
謝 茘
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X1038 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 国際日本学インスティテュート(修士課程)-必修科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The students are instructed about the planning of study schedule, the way of collecting data, the way of doing the research and summarizing the results of research.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
オンライン授業の実施にあたり、授業方法・内容・課題については、学習支援システムでご確認ください。
授業を通して目指すのは、(1)研究テーマにアプローチするための研究分野の視点を理解し、文献の講読を通じて先行研究の研究方法と成果に対する理解を高め、これらを研究発表と論文の作成に生かしていくこと、(2)先行研究の論点と現地調査のデータを結びつけて修士論文を書き上げることである。
到達目標Goal
1年次生は研究背景、問題提起、テーマ設定を明確にし、先行研究の論点を整理する。2年次生は自らの調査データを文章化すると同時に、先行研究を吟味しながら執筆作業を進め、修士論文を完成させる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
リアルタイム配信型のオンライン授業を主とし、オンデマンド授業(資料型)を限定的に活用する。
受講生による文献の講読および発表・討議を中心に行う。先行研究の視点、研究方法、データ、結論について議論を交わし、自らの調査データや文献資料の整理・分析結果を発表することを主な内容とする。具体的なスケジュールは受講生の研究の進捗状況に基づいて決める。最終授業で、課題に対する講評や解説も行う。
なお、授業計画は授業の展開によって若干の変更、また、受講者の状況などによって中国語による補足説明があり得る。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
受講生による研究の進捗状況の報告(研究テーマや論文の構想、文章化した調査資料の提示)、教員による授業の進め方と評価方法の説明、発表スケジュールの確認
第2回:討議
文献の講読・討議
第3回:個人発表
文献の講読・討議
第4回:個人発表
文献の講読・討議
第5回:個人発表
文献の講読・討議
第6回:個人発表
文献の講読・討議
第7回:個人発表
文献の講読・討議
第8回:個人発表
文献の講読・討議
第9回:個人発表
文献の講読・討議
第10回:個人発表
研究発表
第11回:個人発表
研究発表
第12回:個人発表
研究発表
第13回:個人発表
研究発表
第14回:まとめと質疑応答
ゼミ生の研究内容に関する質疑応答。課題に対する講評や解説も行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とするが、確実に研究を進めていくにはより多くの時間が必要である。
事前に配布する文献を読み、自分の意見や質問を準備しておくこと。個別に指導した文献資料を必ず読んでまとめて提出すること。積極的に自分の研究テーマに関連する文献資料を集め、現地調査のデータを文章化すること。
テキスト(教科書)Textbooks
文献のプリントを配布する。
参考書References
授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(発表内容、ディスカッション、提出物)は50%、レポートは50%である。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
研究指導を受けた内容のポイントを整理し、できるだけ早く実行することがさらなる研究の進展に功を奏する。
引用を明記しないものと期限を過ぎて提出したものは評価しない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
研究発表をする場合、ゼミ開始までに、資料写真などの調査データや参考文献の引用部分などをすぐ確認することができるように準備しておく。
その他の重要事項Others
非日本語話者はチューターによる日本語指導をしっかり受け、完成度の高い日本語の文章を提出すること。
担当教員の専門分野等
<専門領域>
文化人類学。現代中国と日本社会の生活文化の比較
<研究テーマ>
グローカリゼーションにおける地域文化の変容、暦と社会生活
<主要研究業績>
①2020年、「近代中国における暦政策と旧暦」『宗教研究』第93巻別冊(第78回学術大会紀要特集)、日本宗教学会
②2015年、「グローカル化における祝祭日の再構築――中国端午節の文化変容を事例に」、韓敏編『中国社会における文化変容の諸相――グローカル化の視点から』(国立民族学博物館論集③)風響社
③2012年、「端午節儀式活動伝承主体的社会変化――以中国嘉興市端午民俗文化節与日本相模原市児童節為例」『文化遺産』2012年03期、中山大学中国非物質文化遺産研究中心