人文科学研究科Graduate School of Humanities
OTR600B7（その他 / Others 600）国際日本学演習ⅠSeminar: International Japan Studies I
小林 ふみ子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X1014 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 国際日本学インスティテュート(修士課程)-必修科目 |
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Outline (in English)
Learing diffrence of disciplines to approach Tokugawa-Meiji period cultures by reading essays from various fields including literature, art history, performing arts, history etc.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では研究文献を通じて日本文学とその周辺各分野の研究法を学び、その要件を考える。江戸～明治時代をおもな対象とし、文学・美術・芸能・思想など諸分野の論考を取りあげる。
到達目標Goal
（１）各分野の研究アプローチの方法や要件を知り、またそれらに共通する点について説明できるようになる。
（２）文献から論点を探し、研究を発展させる視点を自分なりに獲得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
受講生の研究テーマを勘案して毎回、前の週に論文を配付する。各回の担当者は、その論文のテーマとその背景、内容、課題・問題をまとめて発表し、全員で議論する。そのなかでよい論文に求められるものについての理解を深める。
発表時にその場で講評するほか、最終レポートにはコメントを付けて返却する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：研究とは
学際研究の課題
第2回：授業の進め方
一文献を例に本授業の発表方法についての理解を共有する。
第3回：文献講読１A
文学篇①
第4回：文献講読１B
同上
第5回：文献講読２A
文学篇②
第6回：文献講読２B
同上
第7回：文献講読３A
美術篇
第8回：文献講読３B
同上
第9回：文献講読４A
芸能篇
第10回：文献講読４B
同上
第11回：文献講読５A
思想篇
第12回：文献講読５B
同上
第13回：文献講読６A
歴史篇
第14回：文献講読６B
同上
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
前の週に配られた文献を読んでくること。
５月の土曜日にケンブリッジ大学の大学院生との交流研究発表会を２回実施しますので、参加してください。小林ゼミ所属学生（修士・博士とも）は発表を必須とします。
テキスト（教科書）Textbooks
コピーを配布する。
参考書References
適宜、授業内で紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の出席は当然の前提とした上で、報告50％、授業中の質疑などの参加態度50％によって総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の関心に即して文献を選択するようにしたい。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞日本近世文芸・日本近世文化
＜研究テーマ＞大田南畝・江戸狂歌を中心とする近世中期文学・文化の研究
＜近年の主要著書＞
『へんちくりん江戸挿絵本』（集英社インターナショナル［インターナショナル新書］ 2019）
『大田南畝 江戸に狂歌の花咲かす』（岩波書店 2014）
〈共著〉
『最後の文人石川淳の世界（仮題）』（集英社［集英社新書］ 2021）
『北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品集』（平凡社 2019）
『奇と妙の江戸文学史』（文学通信 2019）
『化物で楽しむ江戸狂歌』（共著 笠間書院 2014）
『日本人は日本をどうみてきたか―江戸から見る自意識の変遷』（田中優子編 笠間書院 2015）
『化物で楽しむ江戸狂歌』（江戸狂歌研究会編 共著 笠間書院 2014）
『別冊太陽 歌麿決定版』（平凡社 2016）