人文科学研究科Graduate School of Humanities
LIN600B3（言語学 / Linguistics 600）英語学演習（英語史・言語変化理論）ＢSeminar in English Linguistics B
福元 広二
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X0207 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 英文学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to introduce the major changes in English syntax from Old English to Present-day English. This course requires students to analyze the syntactic functions in constructions found in English sources such as novels and plays.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
英語史における言語変化についての基礎的な知識を得る。特に、完了形、進行形、受動態、助動詞、不定詞、分詞、動名詞などの構文が統語的にどのようにして発達してきたかについて学ぶ。
到達目標Goal
英語史における文法変化や統語構造の変化について説明できるようになる。
英語史における文献をきちんと正確によめるようになる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は、基本的に教科書に沿って進めていきます。教科書の中で、学生は自分に関心のある章を選び、その内容について発表していく形式です。また、英語で書かれた論文などをわかりやすく発表してもらいます。
リアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：イントロダクション
授業の概要説明
第2回：5. Complementation
補文構造
第3回：5.3 The rise of the ing-form
ing形の発達
第4回：5.4 The rise of the to-infinitive
to不定詞の発達
第5回：文献紹介（１）
動名詞・不定詞に関する文献紹介
第6回：6. The structure of the clause
節の構造
第7回：6.3 The word order of the subclause
従属節の語順
第8回：6.5 The change from OV to VO
OVからVOへの変化
第9回：文献紹介（２）
従属節の語順に関する文献紹介
第10回：7 Verb Second
動詞第二位置
第11回：8 Syntax and discourse
統語と談話
第12回：8.3 Foregrounding and peak marking
前景化
第13回：文献紹介（３）
談話に関する文献紹介
第14回：秋学期のまとめ
補足とまとめを行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に教科書を読んで、予習をしてください。本授業の準備・復習時間は、各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
Bettelou Los (2015) A Historical Syntax of English. Edinburgh University Press.
参考書References
適宜指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点とレポートで総合的に評価します。（平常点60点、レポート40点）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「本年度授業担当者変更によりフィードバックできません」
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
英語学・英語史
＜研究テーマ＞
初期近代英語期の文法
＜主要研究業績＞
「第6章 Shakespeareの英語」
『英語教師のための英語史』
開拓社 (2018)