人文科学研究科Graduate School of Humanities
LIT600B3(文学 / Literature 600)英米文学演習第三(British Fiction)BSeminar in English and American Literature (3) B
丹治 愛
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X0205 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 英文学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
Lecture Title: Virginia Woolf and Feminist Literature
By reading Woolf's Orlando, along with her critical essays (A Room of One's Own in particular), we will understand the characteristics of Woolf's feminism.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
<講義題目>ヴァージニア・ウルフとフェミニズム文学
ウルフの『オーランドウ』を、彼女の批評的エッセイ(とくに『自分ひとりの部屋』)とともに読み、そのことをとおしてウルフのフェミニズム的特徴を理解する。
到達目標Goal
・ヴァージニア・ウルフの生涯、作品、時代について、一般的な事実を列記することができる。
・モダニズム文学の一般的特徴について記述することができる。
・ウルフのOrlandoの文体的主題的特徴について具体的に述べることができる。
・作品解釈について他人と議論することができる。
・批評論文を書くことができる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・演習形式でテクストを精読し、学生個人個人がその作品のなかにある主題を発見し、相互に解釈を発表しあいながら、作品への理解を深めていく。
・そのうえで4000字程度の期末レポートを書く。
・予習は必須。欠席の場合も、かならず毎週の課題を提出すること。良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かす。
・提出されたレポートについてはルーブリックで講評する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
①:ガイダンス・イントロダクション
授業のガイダンスとウルフ文学へのイントロダクション。
②:『自分ひとりの部屋』(1)
第一部の重要箇所をリストアップし、それについてディスカッションする。
③:『自分ひとりの部屋』(2)
第二部の重要箇所をリストアップし、それについてディスカッションする。
④:『自分ひとりの部屋』(3)
第三部の重要箇所をリストアップし、それについてディスカッションする。
⑤:『自分ひとりの部屋』(総括)
『自分ひとりの部屋』について総括する。
⑥:『オーランドウ』(1)
第一部の重要箇所をリストアップし、それについてディスカッションする。
⑦:『オーランドウ』(2)
第二部の重要箇所をリストアップし、それについてディスカッションする。
⑧:『オーランドウ』(3)
第三部の重要箇所をリストアップし、それについてディスカッションする。
⑨:『オーランドウ』(4)
第四部の重要箇所をリストアップし、それについてディスカッションする。
⑩:『オーランドウ』(5)
第五部の重要箇所をリストアップし、それについてディスカッションする。
⑪:『オーランドウ』(総括)
『オーランドウ』について総括する。
⑫:『オーランドウ』の批評を読む(1)
『オーランドウ』についてのフェミニズム的批評を精読する。
⑬:『オーランドウ』の批評を読む(2)
『オーランドウ』についてのもうひとつのフェミニズム的批評を精読する。
⑭:授業のまとめ
授業のまとめとしてウルフのフェミニズムについてディスカッション
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業中のディスカッションに参加できるよう、授業前に作品および作品に関する批評作品を精読し、自分の意見をまとめてくること。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
Virginia Woolf, Orlando (Oxford World's Classics)
Virginia Woolf, A Room of One's Own and Three Guineas (Oxford World's Classics)
参考書References
授業中に指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%(準備をしたうえで、積極的にディスカッションに参加すること)
4000字程度の期末レポート50%(作品と作品に関する批評作品を精読したうえで、自分なりの独創的解釈を創造し、その解釈の妥当性を論理的に証明すること)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
双方向的な授業を心がける。
担当教員の専門分野等
<専門領域>
イギリス文学
<研究テーマ>
19世紀後半から20世紀前半にかけてのイギリス文学および文化