人文科学研究科Graduate School of Humanities
PHL500B1（哲学 / Philosophy 500）哲学フランス語研究 ２Study on Philosophical French Language 2
酒井 健
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X0045 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 哲学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to continue to learn the fundamental of French grammar and the reading of French philosophical text.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
フランス語の基礎を学びながら、フランス哲学の原典の平易な文章を読んでいく。フランス語で哲学書を読めるようにフランス語の読解能力をつける。
到達目標Goal
【修士課程】
①初級文法を復習して確実にフランス語の基盤を作る。
②さらに中級文法へ理解を高める。
③哲学書の原典を読めるように語学力をアップする。
【博士後期課程】
上記①と②と③においてより高度の知見への到達をめざす。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
一回の授業の前半では、毎回の授業時に配布する文法の問題集をこなし、後半では近現代のフランス人哲学者の文章の訳読にチャレンジする。
課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定。
開講は2021年9月23日木曜日（2時限）の予定。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：授業紹介
秋学期授業の内容紹介とテクスト紹介
第2回：文法事項・過去時制と共同体論のテクスト第1回
過去時制に関する文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（ルソー）
第3回：文法事項・過去時制と共同体論のテクスト第2回
過去時制に関するさらなる文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（ルソーのその2）
第4回：文法事項・未来時制と共同体論のテクスト第3回
未来時制に関する文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（ルソーその3）
第5回：文法事項・未来時制と共同体論のテクスト第4回
未来時制に関するさらなる文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（ルソーその4）
第6回：文法事項・条件法と共同体論のテクスト第5回
条件法に関する文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（カミュ）
第7回：文法事項・条件法と共同体論のテクスト第6回
条件法に関するさらなる文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（サルトル）
第8回：文法事項・条件法と共同体論のテクスト第7回
条件法に関するより高度な文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（サルトルその2）
第9回：文法事項・間接話法と共同体論のテクスト第8回
間接話法に関する文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（バタイユ）
第10回：文法事項・間接話法と共同体論のテクスト第9回
間接話法に関するさらなる文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（バタイユのその2）
第11回：文法事項・間接話法と共同体論のテクスト第10回
間接話法に関するさらに高度文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（バタイユのその3）
第12回：文法事項・接続法と共同体論のテクスト第11回
接続法に関する文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（ブランショのその1）
第13回：文法事項・接続法と共同体論のテクスト第12回
接続法に関するさらなる文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（ブランショのその2）
第14回：文法事項・接続法と共同体論のテクスト第13回
接続法に関するさらびに高度な文法問題と共同体に関する近代のテクストの読解（ナンシー）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
日ごろからフランス語の文法問題集をこなして、仏検を目指すこと。共同体論に関する問題に関心をもって、他の授業にのぞむこと。
テキスト（教科書）Textbooks
『新初等フランス語教本 文法編』京都大学フランス語教室編、白水社
参考書References
『フランス語文法問題集』白水社
成績評価の方法と基準Grading criteria
【修士課程】
①毎回の訳出（50％）
②学期末の発表（50％）
≪到達目標との対応≫
上記①と②を通して、修士課程「到達目標」の①と②と③を確認していく。
【博士課程】
①毎回の訳出（50％）
②学期末の発表（50％）
《到達目標との対応》
≪到達目標との対応≫
上記①と②を通して、博士後期課程の「到達目標」を確認していく。
・オンライン授業への変更に伴い、①と②を毎回の課題提出によって代替することにする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
概ね良好であった。学生からの要望には随時対応するので、気軽に伝えてほしい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞フランス現代思想
＜研究テーマ＞バタイユ研究
＜主要研究業績＞
『バタイユ入門』ちくま新書