人文科学研究科Graduate School of Humanities
PHL500B1(哲学 / Philosophy 500)哲学フランス語研究 1Study on Philosophical French Language 1
酒井 健
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X0044 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 哲学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to learn the fundamental of French grammar and the reading of French philosophical text.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
フランス語で哲学書を読めるようにフランス語の読解能力をつける。基本的な文法事項を確認しながら、哲学の主要テーマにそってフランス語原文にあたってあらたに中級文法の復習と習得につとめる
到達目標Goal
【修士課程】
①初級文法を復習して確実にフランス語の基盤を作る。
②さらに中級文法へ理解を高める。
③哲学者の原文を読めるように語学力をアップする。
【博士後期課程】
上記①と②と③においてより高度の知見への到達をめざす。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
1)一回の授業の前半では、毎回の授業時に配布する文法の問題集をこなし、後半では近現代のフランス人哲学者の文章の訳読にチャレンジする。
2)課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定。
3)今年度の授業開始は4月8日木曜日(2時限)、教室にて対面で行う予定。ただし社会状況によってはオンラインのズーム授業に変更する場合もある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:授業紹介
春学期の予定を説明する。
第2回:文法事項・冠詞と実存主義論のテクスト第1回
冠詞に関する文法問題と実存主義に関する近代のテクストの読解(サルトル)
第3回:文法事項・所有形容詞と実存主義論のテクスト第2回
所用形容詞に関する文法問題と実存主義に関する近代のテクストの読解(サルトルその2)
第4回:文法事項・形容詞と実存主義論のテクスト第3回
形容詞に関する文法問題と実存主義に関する近代のテクストの読解(サルトルその3)
第5回:文法事項・不定形容詞と実存主義論のテクスト第4回
不定形容詞に関する文法問題と実存主義に関する近代のテクストの読解(サルトルその4)
第6回:文法事項・関係代名詞第1回と実存主義論のテクスト第5回
関係代名詞に関する文法問題と実存主義に関する近代のテクストの読解(サルトルその5)
第7回:文法事項・関係代名詞第2回と実存主義論のテクスト第6回
関係代名詞に関するより高度な文法問題と実存主義に関する近代のテクストの読解(サルトルその6)
第8回:文法事項・関係代名詞第3回と実存主義論のテクスト第7回
関係代名詞に関するよりいっそう高度な文法問題と実存主義に関する現代のテクストの読解(カミュ)
第9回:文法事項・中性代名詞第1回と実存主義論のテクスト第8回
中性代名詞に関する文法問題と実存主義に関する現代のテクストの読解(カミュその2)
第10回:文法事項・中性代名詞第2回と実存主義論のテクスト第9回
中性代名詞に関するより高度な文法問題と実存主義に関する現代のテクストの読解(カミュその3)
第11回:文法事項・受動態第1回と実存主義論のテクスト第10回
受動態に関する文法問題と実存主義に関する現代のテクストの読解(カミュ)
第12回:文法事項・受動態第2回と実存主義論のテクスト第11回
受動態に関するより高度な文法問題と実存主義に関する現代のテクストの読解(ナンシー)
第13回:文法事項・疑問文第1回と実存主義論のテクスト第12回
疑問文に関するより高度な文法問題と実存主義に関する現代のテクストの読解(ナンシーその2)
第14回:文法事項・疑問文第2回と実存主義論のテクスト第13回
受動態に関するより高度な文法問題と他者に関する現代のテクストの読解(ナンシーその3)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
日ごろからフランス語の文法問題集をこなして、仏検を目指すこと。
テキスト(教科書)Textbooks
『新初等フランス語教本 文法編』
京都大学フランス語教室編 白水社
参考書References
『フランス語文法問題集』白水社
成績評価の方法と基準Grading criteria
【修士課程】
①毎回の訳出(50%)
②毎回の練習問題の対応度(50%)
≪到達目標との対応≫
上記①と②を通して、修士課程「到達目標」の①と②と③を確認していく。
【博士課程】
①毎回の訳出(50%)
②毎回の練習問題の対応度(50%)
《到達目標との対応》
≪到達目標との対応≫
上記①と②を通して、博士後期課程の「到達目標」を確認していく。
今年度は変則的な開始となりましたので、ネットでの授業での成績については後日また連絡いたします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
概ね良好であった。受講者からの要望には随時対応するので、気軽に伝えてほしい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
特になし。
担当教員の専門分野等
<専門領域>フランス現代思想
<研究テーマ>バタイユ研究
<主要研究業績>
『夜の哲学 バタイユから生の深淵へ』(青土社、2016年)