経営学部Faculty of Business Administration
PRI100FA(情報学基礎 / Principles of informatics 100)プログラミング言語Ⅰ(JAVA)(2018年度入学者)Programming Languages I (JAVA)
神林 靖Yasushi KANBAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A5223 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 情報関係 |
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Outline (in English)
This class provides student how to program in Java language. Students are not expected any programming background, even though they are expected the minimum knowledge of computers. In the spring semester, student lean the grammar of Java language as well as the basic structure of computer programs. By using a basic data structure, namely array, the student can perform some statistics operations through Java programming language. After completion of this class, the students can be members of software development projets, and perform statistics operations.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業概要:プログラミングに取り組むのが初めてという人を対象にして,Java言語を使ったプログラミングを初歩から学びます。この授業ではJava言語の基本文法を学び,プログラミングの基本構造を使ってプログラムを構築します。データ構造としては配列を使って初歩的な統計処理を行えるようにします。プログラムのどのように構築するかを丁寧に学習します。
授業の目的:この科目を履修することによって学生は,Java言語を使用したプログラムの構築ができるようになる。また基本的なデータ構造を用いて基礎的な統計処理ができるようになる。
到達目標Goal
例題や練習問題で基本的なJava言語の機能を理解し,それらを組み合わせて多少複雑なプログラムを作成することができる。そして“オブジェクト指向”とは何かについても理解し,説明することができる。基本的なプログラムを作成できる。更に基礎的なデータ構造を用いて統計処理を実行できるようになる。
与えられた問題を,Java言語を用いて解決できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-4」に関連が特に強く、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
(講義の概要)
オブジェクト指向という概念にもとづいたプログラミング言語Javaについて,簡単な例題を理解して練習問題のプログラムを作成することによって,Javaの基礎について学習します。後半では,現代のプログラミングでは避けることのできない“オブジェクト指向”についても学びます。
本講義を受講するには,一般的なコンピュータの知識があれば十分で,プログラミングに関しての予備知識は必要としません。
(授業方法)
授業は,実習室において,あるいはオンラインリアルタイムで,講義と実習を行います。教科書の例題や基本的なプログラム例を説明した後,それを応用した練習問題について考え,実際にプログラミングを行うことによってコンピュータ上で動作を確認します。
「プログラミング言語Ⅰ」ではJavaプログラミングに慣れて,「プログラミング言語Ⅱ」ではオブジェクト指向を用いたJava言語らしいプログラミングを中心に学びます。課題はすべて実行し提出してください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:Javaプログラムとコンピュータの関係
コンピュータシステムを構成するハードウェアとソフトウェアの関係を学びましょう。
2:コンパイルと実行
人間が記述する文字列としてのプログラムをハードウェアが理解するプログラムへと変換することを学びます。併せてプログラミング環境の使い方も学びます。
3:計算してみよう
コンピュータは“電子計算機”です。コンピュータに計算をさせてみましょう。
4:変数と代入
プログラムにおける変数と,それへの値の設定について学びます。
5:入出力(1)
記述するプログラムが,どのようにして外部と情報のやり取りをするかについて学びます。
6:四則演算と型変換
プログラム上で四則演算ができるようにします。また整数と実数ではコンピュータ内部でのデータ表現が異なることを学びます。
7:プログラム構造(条件の表現)
プログラムで作業を行う際に必要となる制御(プログラムの流れ)を変化させる条件の表現方法を学びます。
8:プログラム構造(もっと細かい条件の表現)
多くの選択肢の中から1つを選んで実行するプログラムの構造について学びます。
9:プログラム構造(繰返し)
コンピュータに一定の作業を繰り返し行わせるためのプログラム制御構造を学びます。
10:文字列と繰り返し
文字列を用いて繰り返しの構造について理解を深めます。
11:クラスとメソッド(ちょっとだけオブジェクト指向)
Java言語の基本概念であるクラスとメソッドについて学びます。
12:1次元配列
多くのデータを保存し利用するための配列と呼ばれる構造を使えるようになりましょう。
13:2次元配列
行列のようなデータ表現をプログラムでどのように実現するかを学びます。
14:配列を使った統計処理
外部データを配列に格納した上で,データを用いて統計処理を実施します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
復習は確実に各自が時間外に行ってください。授業では,毎時間新しいことを学びます。出席は厳格に要求しませんが,休んだ箇所は,各自で独習しておいてください。「授業を休んのでわかりません」というのは許されません。独習した上でわからなければ質問してください。本授業の準備学習は1時間,復習時間は、課題演習時間を含めて2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
結城浩,Java言語プログラミングレッスン第3版 上,ソフトバンククリエイティブ,2012.
参考書References
柴田望洋,明解Java入門編,ソフトバンククリエイティブ,2007.
成績評価の方法と基準Grading criteria
主として課題提出により評価します。課題はすべて提出してください。すべて提出してはじめて評価されます。成績評価は100点満点とし、60点以上が合格となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
積極的に質問してください。わからないことをわからないままにして先に進まないでください。具体的にどこがわからないかを指摘してください。授業を休んだのでわからない場合は,まずは自習してその上でわからないという質問は歓迎します。
迷ったら質問してください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PCを用いて実習しつつ講義を行います。
その他の重要事項Others
コンピュータリテラシーを身につけていることが望ましい。無償で入手できる統合開発環境Eclipse,あるいはOnline Java Compiler IDEを用いて実習するので,自宅学習(予習・復習)可能です。学習内容を復習して,より理解を深めてください。授業中にできなかった課題は,完成しておいてください。
オフィス・アワー
・授業後に質問を受け付ける。
・質問がある場合はE-mailで受け付ける。
メールアドレスはつぎのとおり。
yasushi@keio.jp
関連科目
特になし