経営学部Faculty of Business Administration
MAN400FA(経営学 / Management 400)演習5Seminar 5
竹内 淑恵Toshie TAKEUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4835 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4,水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 4 |
単位数Credit(s) | 3 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
The objective of this seminar is to understand marketing, especially advertising, communication and branding. In the spring semester, students will read basic textbooks and discuss in groups using case studies, newspapers, and magazine articles. In addition, they will practice Free Software R. In the fall semester, they will collect and analyze thier data, and finally write a resarch paper.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本ゼミは、マーケティング、特に広告、コミュニケーション、ブランディングについて理解することを目的にしています。 春学期には、基本的な教科書を輪読し、ケーススタディ、新聞、雑誌の記事を使用して、グループ討議を行います。あわせて、統計分析ができるようになるため、フリーソフトウェアRの実習も行います。秋学期には、データを収集して分析し、最終的に研究論文として仕上げます。
到達目標Goal
・マーケティング関連のテーマに関して、①論文を読んで理解する、②関連情報を調べる、③自分の意見・考えを持つ、④それらを取りまとめて、プレゼンする。
・文章作成力、情報収集・分析・発信力、状況判断・行動力など就業力に関わる総合力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
対面とオンラインを併用したブレンド型授業を水曜4,5限に行います。
・グループに分かれて文献やテキスト、リサーチの内容を報告し、それをもとに全員で議論します。
・サブゼミも実施します。合宿について新型コロナウイルス感染状況により実施可否を判断します(現時点では未定です)。
・大教室での授業と異なり、ゼミへは受け身ではなく主体的な参加が必須です。毎回、皆さんの発表や報告に対して、直接フィードバックを行います。ゼミ生の皆さんも学年に関係なく、積極的に発言し、意見交換をしましょう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:テキスト輪読とデータ解析の実習(1)
テキスト第1章「マーケティングの概要」、R実習第1章「マーケティング意思決定とリサーチ・デザイン」
2:テキスト輪読とデータ解析の実習(2)
テキスト第2章「戦略的マーケティング」、R実習第2章「データの取得と整理」
3:テキスト輪読とデータ解析の実習(3)
テキスト第3章「リレーションシップ・マーケティング」R実習第3章「サンプリング」
4:テキスト輪読とデータ解析の実習(4)
テキスト第4章「マーケティング戦略策定のための枠組み」、R実習第4章「質問紙の作成と測定尺度」
5:テキスト輪読とデータ解析の実習(5)
テキスト第5章「プロダクト・マネジメント」、R実習第5章「市場反応分析:回帰モデル」
6:テキスト輪読とデータ解析の実習(6)
テキスト第6章「価格マネジメント」、R実習第6章「市場の発見と知覚マップ:因子分析」
7:テキスト輪読とデータ解析の実習(7)
テキスト第7章「消費者行動」、R実習第7章「市場セグメンテーション:クラスター分析」
8:テキスト輪読とデータ解析の実習(8)
テキスト第8章「ブランド」、R実習第8章「製品開発:コンジョイント分析」
9:テキスト輪読とデータ解析の実習(9)
テキスト第9章「ブランド・マネジメント」、R実習第9章「新製品の普及:バスモデル」
10:テキスト輪読とデータ解析の実習(10)
テキスト第10章「デジタル時代のマーケティング」、R実習第10章「顧客の管理:RFM分析、分散分析、ロジスティック回帰分析」
11:テキスト輪読とデータ解析の実習(11)
テキスト第11章「マーケティング・コミュニケーション」、R実習第11章「市場反応分析:離散選択モデル」
12:テキスト輪読とデータ解析の実習(12)
テキスト第12章「マーケティング・チャネル・マネジメント」、R実習第12章「ブランドと属性の同時マップ:コレスポンデンス分析」
13:テキスト輪読とデータ解析の実習(13)
テキスト第13章「サービス・マーケティング」、R実習第13章「マーケットバスケットとクロスセリング:アソシエーション分析」
14:テキスト輪読とデータ解析の実習(14)
テキスト第14章「地域創生のマーケティング」、R実習第14章「定性調査データの分析:潜在変数の構造分析」
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・2,3年生はサブゼミや関東学生マーケティング大会に積極的に参加し、貢献しましょう。4年生ゼミ生は関東学生マーケティング大会に向け、各グループのメンターとしてサポートしてください。
・論文の書き方を学び、実際にテーマを決め、文章化します。論文の事前チェックを担当する4年生とコミュニケーションを密に取り、論文の完成度を高めましょう。
・毎年学内懸賞論文に応募し、成果を上げているので、今年度も応募します。
・2019年度、4年生の卒論グループは日本マーケティング・サイエンス学会のインタラクティブセッションに参加し、特別賞を受賞しました。2020年度はコロナ禍でこのセッションはありませんでした。今年度、開催される場合には参加できるレベルの研究を目指したいと思います。
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
①マーケティングのテキスト:上田隆穂・澁谷覚・西原彰宏(2020)『グラフィック マーケティング』新生社。
②統計分析の入門書:照井伸彦・佐藤忠彦(2013)『現代マーケティング・リサーチ 市場を読み解くデータ分析』有斐閣。
上記を春学期に使用します。
参考書References
参考書については、ゼミ開講時あるいは適宜提示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
2,3年生の場合
・輪読やR実習を担当する章の資料作成、プレゼン内容(40%)、
・質疑応答への参加度(20%)
・関東学生マーケティング大会に向けた研究(グループワーク)での貢献度(40%)
4年生の場合
・輪読やR実習の資料作成、プレゼンのサポート(30%)、
・質疑応答への参加度(40%)
・卒論研究(グループワーク)における貢献度(30%)
成績評価は100点満点とし、60点以上が合格となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・例年スケジュール管理が甘くなり、せっかく進めた研究が仕上げの段階で時間不足になるので、関東学生マーケティング大会のスケジュールを厳格に守り、余裕をもって研究を進めましょう。
・4年生の卒論も同様にスケジュール管理を徹底しましょう。
・4年生は前年度の経験を踏まえ、2,3年生のグループワークのメンターとしてアドバイスを行い、全面的に支援してあげてください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・ゼミでの報告・プレゼンはPCを用い、パワーポイントで行います。
・レポートや卒論の作成には、ワードとエクセルが必要です。また、統計分析ではフリーソフトウェアのRを用います。
その他の重要事項Others
・ゼミでは、失敗を恐れずに、積極的に発言するようにしましょう。
・報告・連絡・相談(報・連・相=ホウレンソウ)をキチンとできることがすべての基本です。これを忘れずに実践してください。
・欠席の場合は事前に連絡する必要があります。欠席が多い場合は単位取得ができないので注意してください。
・マーケティング・マネジメント論Ⅰ/Ⅱ、消費者行動論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ/Ⅱ、サービス・マネジメント論Ⅰ/Ⅱ、流通論Ⅰ/Ⅱ等マーケティング関連の専門科目を履修してください。
・担当教員は、メーカーのマーケティング本部広告制作部と広告会社の戦略プランニング室に計20年間勤務した経験を有しています。実務的な視点から研究テーマを設定し、仮説設定・検証等研究へのアプローチを指導します。