経営学部Faculty of Business Administration
MAN200FA(経営学 / Management 200)演習1Seminar 1
川島 健司Kenji KAWASHIMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4723 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4,水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 3 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
This seminar is for a student who studies corporate financial accounting and/or financial reporting and writes a dissertation related to those studies. Accounting is one of the activities of our life. It is the act of recording, measuring, evaluating and reporting on the state of economic activities from perspective of money. Although it is performed daily at various levels including at the individual level, in this seminar we study corporate financial accounting. Corporate-level accounting has certain rules, as each company independently conducts accounting in its own way, resulting in social inefficiencies. Learning the rules would be one of the themes. We study such interests using generally accepted academic methods.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学部学生が会計学研究を進めるにあたって、特定のテーマを見つけそれに対してどのようにして必要な資料やデータを収集し、分析検討したらよいかを考えて実践する。基本的な会社情報・財務データ、各企業の記事、各企業の社史などを用いた研究を実践する。また必要に応じて論文もいくつか輪読する。特定のテーマについて「筋道を立てて考える」ことを経験する。プレゼンテーションの技法についても習得する。
到達目標Goal
①経営・会計の体系を理解すること。なぜ経営学部なのに教養科目ばかりなのか、経営学部の卒論はどのようなことを書くのか、経営学と経済学の違いや簿記と会計学の違いは何か、といった大学で勉強するにあたって基本的に知っておいた方がよいことを知ること。
②自らデータや文献・資料等に手を伸ばし、事実関係を確認したり、他者の研究成果を理解したりすることによって、企業のさまざまな問題を理解でき、かつ興味をもつようになること。自分の力で履修科目を選べるようになること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
「私の好きな会社を探す」というテーマで、会計学と経営学の基本的な概念を学習する。最初の5回程度は講義形式で進める。文献、資料の収集、それらの読み方についても具体的に指導する。また、財務諸表分析の出発点になる経営戦略分析の基礎についても学習する。業界、会社の置かれている状況を分析する際には、ファイブ・フォース分析を用いる。また日本を代表する会社の経営者が書いた文献などもいくつか読む。
授業の方法としては、受講生全員の考えを全員で共有することを重視する。最初は積極的に発言する学生は少数であるため、文章にして全員で共有する。感想や関心が多様であることを知るなかで、次第に自分は何が特異であるかを自覚していき、そして自分が深く勉強してみたいことを見つけていくことを目指す。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:大学での学び方
これから大学4年間をいかに過ごし、学ぶかについて考える
第2回:レポートの書き方
レポートの作成の仕方、注意事項について学ぶ
第3回:資料、データ、論文等の入手の方法(1)
図書館の利用の仕方、文献の入手の仕方他について学ぶ
第4回:資料、データ、論文等の入手の方法(2)
文献の入手について学ぶ
第5回:企業情報の入手の方法
企業の財務情報やその他IR情報の入手の仕方を学ぶ
第6回:財務情報の読み方(1)
損益計算書の構造を理解する
第7回:財務情報の読み方(2)
代表的な企業の損益計算書を見て各業界の収益構造を理解する
第8回:財務情報の読み方(3)
貸借対照表の構造を理解する
第9回:財務情報の読み方(4)
代表的な会社の貸借対照表を見て各業界の財務構造を理解する
第10回 :ファーストリテイリング社の戦略を考える(1)
発展を段階別に検討する
第11回:ファーストリテイリング社の戦略を考える(2)
国内外の競合会社と比較分析を行う
第12回:ビジネス雑誌の記事から課題を見つける(1)
どのような切り口があり、それに基づいて議論を行うためにはどのような準備(学習)が必要かを考える
第13回:ビジネス雑誌の記事から課題を見つける(2)
どのような切り口があり、それに基づいて議論を行うためにはどのような準備(学習)が必要かを考える
第14回:ビジネス雑誌の記事から課題を見つける(3)
実際に切り口を見つけて、筋道を立てて議論した場合、どのようにまとめることが可能か考える
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
前週の授業で指示した事項について準備をしておくこと。レポート課題の提出が年間4回程度ある。
テキスト(教科書)Textbooks
指定なし。
参考書References
高根正昭(1979)『創造の方法学』講談社現代新書.
苅谷剛彦(2002)『知的複眼思考法』講談社+α文庫.
成績評価の方法と基準Grading criteria
出席点、発表点、および提出されたレポートによって総合的に評価する。どの程度積極的に演習に参加したかが評価の際の重要なポイントになる。出席点(30%)、発表点(20%)、レポート点(30%)、試験(20%)で総合評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の皆さんの発表の時間をもう少し増やす。
その他の重要事項Others
勉学に積極的な学生の履修を歓迎する。定員は20名程度を予定している。とりあげる会社については受講生と相談しながら修正する。