経営学部Faculty of Business Administration
MAN100FA(経営学 / Management 100)入門演習Ⅰ(2016~2018年度入学者)Freshmen's Seminar I
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4626 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
本授業では、受講希望者が教室定員を超えてしまった場合、初回授業 で選別を行います。必ず、初回授業に出席してください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
As first-year undergraduate students continue their studies at the Faculty of Business Administration, they will find specific themes and think about how to collect and analyze the necessary materials and data for them. We will use research method using basic corporate information, financial data, articles of each companies, and company history of each companies. In this class, I would like you to learn somewhat to think logically about specific problem.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学部1年生がこれから経営学部で学習を進めるにあたって、特定のテーマを見つけそれに対してどのようにして必要な資料やデータを収集し、分析・検討したら良いかを考えていきます。1年次生が対象であるので、基本的な企業情報・財務データ、各企業の新聞・雑誌記事、各企業の社史などを用いた研究を考えています。半期の授業で、特定のテーマについて「筋道を立てて考えること」を多少なりとも身につけてもらいたいと思います。
到達目標Goal
自らデータ、資料等を集め、事実関係を確認したりすることによって、企業のさまざまな問題の本質を理解できるようになること。これから経営学部のさまざまな専門的科目を学習すれば、より深い議論が具体的にどのようにできるかも明示したい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業では、企業研究を行う場合に、どのようなスタンスで取り組んだらよいかについて1つのやり方を示します。また研究を進めるにあたって、必要な資料、記事、その他参考文献、あるいは論文をどのように入手したら良いかを説明します。レポートの書き方についても説明し、最終的には各自1つの企業についてレポートを作成して提出してもらいます。提出してもらったものについては、コメントして返却いたします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
授業計画Schedule
春学期および秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:大学での学習を始めるにあたって
経営学部全体の授業科目の体系、この授業の内容、進め方について話します。
第2回:経営学部生のための「キャリアデザイン入門」
本学経営学部で学ぶと卒業後どのような分野で活躍できるかについて話します。それぞれの分野で活躍するためにはどのような分野を中心的に学習しなければいけないかを考えます。
第3回:企業研究を行うための1つの文章を読んでみよう
企業研究の方法について書かれた解説を丁寧に読んで、そこから得られた知見を確認する。
第4回:資料、各種データ、論文等の入手の方法について
学ぶ。
必要な資料、記事、各種財務データーの入手、あるいは論文の入手方法について具体的に学ぶ。
第5回:資料、データ、論文等の入手の方法
文献の入手方法について学ぶ。図書案の利用の仕方についても説明する。
第6回:財務情報の読み方入門(1)
基本的な損益計算書や貸借対照表の読み方を学び、各企業の規模、利益(率)などについて考える
第7回:財務情報の読み方入門(2)
いくつかの企業について基本的な財務データーを比較して、各企業・産業の特徴を考える。
第8回:食品業界:特にカルビーの戦略と現状をを考える
(1)
カルビーの発展をいくつかの切り口から段階別に検討する。
第9回:食品業界:特にカルビーの戦略と現状をを考える
(2)
カルビーの現状と課題を考える。他企業との比較も行う。
第10回 :薬品業界:特に武田薬品の戦略と現状を考える
医薬品業界の特徴を踏まえ、武田薬品工業の現状と課題を考えていく。
第11回:自動車業界:特にトヨタの戦略と現状を考える
自動車産業の国際的動向を踏まえ、トヨタの現状と課題について考えていく。
第12回:日本経済新聞の記事、日経ビジネスの記事からいくつかの課題を見つける
どのような切り口があり、それに基づいて議論を行うためにはどのような準備(学習)が必要かを考える。
第13回:最終的なレポートを作成するためのヒント、考察の仕方について考える
実際に各自がレポートを
作成するにあたって発生した問題点、工夫、解決案について議論する。
第14回:半年間のまとめと復習
今までの13回の授業の内容の確認を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で指示した事項について次週までに準備をしておくこと。レポート課題の提出が半期で3回程度ある。8回目以降の授業では、前半は私が講義しますが、後半は何人かの学生に報告してもらうことを考えています。報告者については、事前に予定を決めます。
テキスト(教科書)Textbooks
特にありません。
参考書References
法政大学開発支援機構FD推進センター編『法政大学学習支援のハンドブック(2021)』、宮本又郎他編『1からの経営史 』碩学舎(2014年) 、嶋口充輝他編「1からの戦略論(第2版)』碩学舎(2016年)
その他のものについては、授業中に必要に応じて紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
出席点、発表点、および提出されたレポートによって総合的に評価します。どの程度積極的に演習に参加したかが評価の際の重要なポイントになります。
発表点(40%)、レポート点(30%)、試験(30%)で総合評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の皆さんの発表の時間をもう少し増やしたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
積極的な学生諸君の履修を歓迎します。定員は20名程度を予定しています。25名を大幅に超えることがあれば調整が必要になるかと思います。また取り上げる企業については受講生と相談して若干変更する可能性があります。
この授業は、原則、対面で授業をやる予定ですが、1年次ではこのような授業を履修すれば、大学での友人を作るきっかけになると思います。この授業ではそのような点も重要であると考えています。