経営学部Faculty of Business Administration
MAN100FA(経営学 / Management 100)入門演習Ⅰ(2016~2018年度入学者)Freshmen's Seminar I
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4623 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
本授業では、受講希望者が教室定員を超えてしまった場合、初回授業 で選別を行います。必ず、初回授業に出席してください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
Introduction to Activities of General Trading Firms (Sogo-Shosha),
and CSR(Corporate Social Responsibility)
Management based on a sound vision of CSR (Corporate Social Responsibility) is indispensable for every business. So far, most students have no job experience, in the real world. Thus, students will, at first, learn what a corporation is, and will learn how to view corporate social responsibility, not only from an individual point of view, but from the view point of a corporation. Students will also learn basic concepts of SDGs, Sustainable Development, ESG, and so forth.
In addition, students will learn typical business activities of General Trading Firms (Sogo-Shosha), their management, and the basic idea of risk avoidance.
Students will strive to study by themselves, think logically, compose reports, and learn through discussions how to communicate their ideas in their own words, with confidence.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
企業の社会的責任〔CSR)に基軸をおいた健全なビジョンに基づく事業活動をおこなうことが、今日の企業の経営には必須です。学生の皆さんは実社会での実業経験がないことを踏まえて、まず「企業とは何か」を学習します。次に、地球環境とグローバル社会をとらえた企業経営のあり方について、基本的見方とあるべき問題意識をもてるように学習します。自ら調べ、ディスカッションを通して自らの考えを自分の言葉で伝えられるようになることを目標として学習します。
到達目標Goal
⁻「企業とは何か」につき基本的な知識を得、理解につとめます。
⁻企業の立ち位置から社会的責任をどのようにとらえるか、幅広く学習します。
⁻グローバルを舞台とする総合商社の現実のリスク対応事例等を学び、企業活動と「企業の社会的責任(CSR)」について、基本的な理解に努めます。
自ら調べ、ディスカッションを通してまとめた自身の見方や考えを自分の言葉で伝えることができるように学習します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
緊急事態宣言下学部方針にそい 第1回(9月22日)と第2回(9月29日)の授業はZoomで行います。学習支援システム(Hoppii)の「お知らせ」で Zoom URLを連絡します。
講義と演習(ディスカッションと発表の機会)を組み合わせて進めます。
「企業とは何か」「社会的責任」「グローバル社会」「地球環境」などテーマごとに、様々な見方や考え方があり得ます。自ら調べ考えたことをディスカッションを通して発表することで、理解を深められるように学習します。
初回-第3回は「企業とは何か」について学習します。第6回-7回目、三井物産サステナビリティ・レポート等を参照し進めます。
双方向のコミュニケーションを図り基本的理解を深めるため、授業の内容について感想や積極的な質問の提出をもとめることがあります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期および秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:総合商社の企業活動と「企業の社会的責任」(CSR)、
イントロダクション
イントロダクション
第2回:「企業」とは何か
その①
企業とは、また会社とは何かにつき、学習します。
「第三版 商社活動と企業の社会的責任」
まえがき、序章、第1-2章、あとがき
第3回:「企業」とは何か
その②
総合商社の事業活動を題材に企業の社会的責任(CSR) について基本的知識を得ます。
第4回:
「企業」をどうとらえるか
演習
企業の社会的責任(CSR)について基本的知識を得ます。又、総合商社の本業とのかかわりからCSRをとらえます。SDGs、ESG、CSR、CSV、サステナビリィティ、トリプルボトムラインについて理解に努めます。ステークホルダーとは何か、理解に努めます。
第5回:企業経営入門
企業経営の基軸であり且つCSR経営を支えるコーポレート・ガバナンスと内部統制について、概念の基本を理解します。企業経営の枠組みについて基本的知識を得ます。「第三版 商社活動と企業の社会的責任」第4章
第6回:地球環境問題
演習
「地球環境問題」及び「リスクとは」何か。環境問題の歴史及び環境リスクを概括し、環境・CSRリスクについて基本的理解に努めます。
「第三版 商社活動と企業の社会的責任」
第3章
第7回:事業リスクとリスク・
マネジメント
環境・CSRリスク、事業リスク等総合商社の現場におけるリスク管理の考え方と、対応について、又、「リスクとは何か」について基本的知識を得ます。「第三版 商社活動と企業の社会的責任」
第6章
第8回:総合商社活動と企業の社会的責任(CSR)
その①
演習
事例研究
三井物産サステナビリティ・レポートを、「企業の社会的責任(CSR)」の観点から参照することで理解に努めます。
第9回:総合商社活動と企業の社会的責任(CSR)
その②
演習
事例研究
三井物産サステナビリティ・レポートを、「企業の社会的責任(CSR)」の観点から参照することで理解に努めます。
第10回:「企業の社会的責任(CSR)」の観点から、気候変動問題へのあるべき対応と考え方について その①
演習
「企業の社会的責任(CSR)」の観点から、気候変動問題への認識とあるべき対応について基本的な知識を得られるようにします。
「第三版 商社活動と企業の社会的責任」
第10章
第11回:「企業の社会的責任(CSR)」の観点から、気候変動問題へのあるべき対応と考え方について その②
演習
「企業の社会的責任(CSR)」の観点から、気候変動問題への認識とあるべき対応について基本的な知識を得られるようにします。
「第三版 商社活動と企業の社会的責任」
第10章
第12回:「課題」について、自ら調べ、論理的に考えまとめたものを、自分の言葉で発表します。
その①
演習
個別のテーマについて、自ら調べ、論理的に考えまとめたものを、自分の言葉で説得力を持って伝えられるように学習します。
第13回:「課題」について、自ら調べ、論理的に考えまとめたものを、自分の言葉で発表します。
その②
演習
個別のテーマについて、自ら調べ、論理的に考えまとめたものを、自分の言葉で説得力を持って伝えられるように学習します。
第14回:総合商社の企業活動と「企業の社会的責任(CSR)」[まとめ
グローバル活動が前提の事業運営と企業経営について概括し、「企業の社会的責任(CSR)」についての理解を深められるようにします。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
翌週の授業テーマについて、あらかじめテキストを読み疑問点などを整理しておくようにして下さい。また、日経新聞等をグローバル経済把握のため、読むようにして下さい。その日の授業で学習したテーマについて、自身の立ち位置からの考え方や問題意識を整理するようにして下さい。
本授業外の準備・復習時間は、少なくとも4時間/週とるようにしてください。
テキスト(教科書)Textbooks
指定教科書「第三版商社活動と企業の社会的責任」(儲けるだけでは破滅につながる)(図書文化社、小林一夫著、2021年10月1日刊、第3版、1,600円+税)
気候変動対応等資料の最新化をしましたので、第3版を使うようにしてください。
参考書References
適宜指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験:50%
平常点:50%
ディスカッションへの参加状況と報告を重視します。
その日の授業の内容について感想や質問の提出をもとめることがあります。提出された感想や質問には、必要に応じて次回授業のはじめに回答します。その際、授業の進行を踏まえた気付きにつながるものは、加点対象とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
テキスト(教科書)を使います。
「企業の社会的責任」について、具体的事例から把握できるようにするため、授業の進行に見合うトピックスも取り上げます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
教室授業で必要に応じスクリーン・DVDを使い講義を進めます。
その他の重要事項Others
受講者は日経新聞等を読み、経済社会情勢をできる限り幅広く把握しておくことを推奨します。