経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FD(経営学 / Management 300)消費者行動論ⅡConsumer Behavior II
西原 彰宏Akihiro NISHIHARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4460 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 市場経営学科専門科目200番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 市場経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
This class provides the skills and ability required to use knowledge of consumer behavior theory. Students will gain a methodology for better brand marketing practices.
Major course objectives are;
-To introduce students to knowledge about consumer behavior and marketing strategy.
-To acquire the ability to use knowledge of consumer behavior theory.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
企業が消費者の行動を捕捉し、消費者に対してアプローチしやすくなっている昨今において、消費者行動論の知見を活かしたマーケティング戦略の構築と実行が求められています。当科目では、「消費者行動論Ⅰ」で学んだり、この授業で新たに学ぶ消費者行動論の知見を踏まえながら、マーケティングや消費者行動論において焦点が合わせられてきた消費者による購買、すなわち、ブランド選択を中心にしながら、消費者とブランドとの関りについて学びます。授業では、ブランドやブランド・マーケティングについても学びながら、消費者行動論に関する体系的な知識の獲得と、その知見を活かせるように、消費者とブランド(ブランド・マーケティング)についてさまざまな視点から講義する。
到達目標Goal
当科目の履修者は、消費者行動に関する基礎的な知識獲得とその活用ができるようになることを目的とし、消費者とマーケティング戦略に関する応用的な知識の獲得を目指します。とりわけ、ブランド・マーケティングの実践を想定した消費者に関する知識の獲得ができるようになることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」に関連が特に強く、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【授業の進め方】
本年度は、オンライン型での開講を予定しています。感染状況による各回の授業計画の変更については、学習支援システムに提示します。
当科目(「消費者行動論Ⅱ」)では、消費者行動論の知見を念頭にしながら、ブランドやブランド・マネジメントに関する基礎知識についても学び、消費者行動論の知見を踏まえた消費者側の視点から捉えたブランド知識、消費者とブランドとの関係性を築くにあたってのマネジメントについても学びます。消費者行動に関する体系的な基礎知識を学習します。特に消費者の行動を規定する消費者の心理プロセスに着目し、消費者行動モデルを基にして、その行動を規定する様々な要因を考察していきます。「消費者行動論Ⅱ」では、マーケターと消費者との橋渡し役をするブランドに着目して、両者のコミュニケーションのあり方を様々な角度から理解していきます。
【授業の方法】
当科目は、主に講義形式(オンデマンド(動画配信)型)により授業を進めます。加えて、毎回、配布資料(pdf)を使用します。課題等に対するフィードバックについては、学習支援システムにて行う予定です。
第1回の授業から、毎回、当該回の授業内容の復習として、授業中ないし授業後に取り組む課題(数問)と、次回の予習を兼ねた課題(数問)を学習支援システムから課します。第2回以降の授業の構成は下記になります。
①予習:資料を読み、学習支援システムから授業前までに数問の設問に回答
②授業中:ネット配信によるオンデマンド(動画配信)型の講義を視聴
➂復習:次回の授業までに学習支援システムから数問の設問に回答
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅱ 秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:授業ガイダンス
当科目についての概要を説明します。
第2回:消費者行動とマーケティング
消費者行動とマーケティングとの関係を説明します。
第3回:ブランドとはなにか
ブランドとはなにか、その起源や現代における重要性とブランドに関わる基礎知識について説明します。
第4回:消費者の情報処理とブランド知識
消費者の情報処理の視点をベースに、ブランド知識について学ぶ。
第5回:ブランドのアイデンティティとイメージ
マーケターの理想的なブランドアイデンティティが、消費者のブランドイメージにどのように変換されるかを説明します。
第6回:ブランド認知とブランド連想
ブランド認知についてその分類や役割を、そして、知識構造をベースにした連想のあり方について説明します。
第7回:ブランド・エクイティと顧客ベースのブランド・エクイティ
ブランドのエクイティがどのような要素から構成されているかについて説明します。
第8回:ブランド態度
ブランド態度の機能や構造について説明します。
第9回:消費者の情報処理とブランド知識
消費者の情報処理の視点をベースに、ブランド知識について説明します。
第10回:ブランド・リレーションシップ①
消費者とブランドとの関係をロイヤルティとリレーションシップの観点から説明します。
第11回:ブランド・リレーションシップ②
消費者とブランドとの関係について、アタッチメントやコミットメントなど様々な視点から説明します。
第12回:消費者によるブランド選択
消費者によるブランド選択について、購買行動類型やブランド・ロイヤルティ、バラエティ・シーキングなどを説明します。
第13回:デジタル時代における消費者行動
デジタル環境における消費者行動の変化とこれからの消費者行動について説明します。
第14回:授業のまとめ
これまでの授業内容の総括を行い、体系的な知識の確認をします。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
当科目は、下記のような構成となっているため、予習として、事前に配布された資料を読み、学習支援システムから授業前までに数問の設問に回答することが求められます。加えて、復習として、次回の授業前までに学習支援システムから数問の設問に回答することが求められます。
①予習:資料を読み、学習支援システムから授業前までに数問の設問に回答
②授業中:ネット配信によるオンデマンド(動画配信)型の講義を視聴
➂復習:次回の授業までに学習支援システムから数問の設問に回答
上記の設問には、授業内容に関する消費者行動の知見について、自身の購買行動、消費行動の振り返りや、分析をしてもらいます。また、我々消費者が普段の日常生活で行っている購買行動のメカニズムを理解し、最終的には対応する有効なブランド・マーケティングの施策についても考案してもらいます。
本授業の準備学習・復習時間は、各8時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキスト(教科書)の指定はありません。
参考書References
青木幸弘他、『消費者行動論:マーケティングとブランド構築への応用』、有斐閣アルマ、2012年。
青木幸弘『消費者行動の知識』、日経文庫、2010年
田中洋・清水聰、『消費者・コミュニケーション戦略』、有斐閣アルマ、2006年
新倉貴士、『消費者の認知世界』、千倉書房、2005年
成績評価の方法と基準Grading criteria
ネット配信によるオンデマンド(動画配信)型の講義となり、各回の課題(学習支援システムから毎回課す数問の設問)への回答(100%)となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度からの担当なので、特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
インターネットを利用できる機器を準備してください。
配布資料(pdf)を用意する予定です。
その他の重要事項Others
〔関連科目〕
マーケティング論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ/Ⅱ、消費者行動論Ⅰ
〔受講上の注意〕
マーケティング論Ⅰ/Ⅱを履修した上で受講することが望ましい。
消費者行動論Ⅰを履修した上で受講することが望ましい。
関連科目
マーケティング論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ/Ⅱ、消費者行動論Ⅰ