経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FB(経営学 / Management 300)組織マネジメント論ⅡManagement and Organization TheoryⅡ
永山 晋Susumu NAGAYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4366 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
This course offers two keywords to be studied: "creativity" and "concepts". Creativity is one of the most important factors for the growth and survival of an organization because it is the source of innovation. In the spring semester, I ask the following questions; what does a highly creative output look like? What does a highly creative person look like? How can creativity be measured? What are the factors that influence creativity? To answer these questions, this class will provide the latest knowledge of psychology, economics, and sociology related to creativity. In the fall semester, students will learn about “concepts”. Concepts play the biggest role in human perception of the external world and internal states. Handling concepts allows us to change the management of an organization dramatically. We will study what concepts are, what it means for them to evolve, why they evolve, and how we can create better concepts. I will give lectures using slides as well as group work and in-class experiments.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業が学習するキーワードは2つある。「創造性」と「概念(コンセプト)」である。創造性はイノベーション創出の源泉であるため、組織の成長・生存にとって最も重要な要因の一つである。春学期では、創造性が高いアウトプットとはどういうものなのか。創造性が高い人はどのような人か。どのように創造性を測定できるのか。創造性を左右する要因とは何なのか。このような疑問に対し、本授業は、創造性に関わる心理学、経済学、社会学の最新の学術的知見を提供する。秋学期では、「概念(コンセプト)」について学習する。概念は人が外界世界や自分の内部状態を知覚するうえで最も大きな役割を担う。概念をうまく扱えるか、優れた概念をつくれるかによって、組織のマネジメントが劇的に変化する。そこで本授業では、概念とは何か、概念が進化するとはどういうことか、なぜ進化するか、どのように優れた概念を創出できるかについて学習する。授業では教員によるスライドを使った講義に加え、授業内グループワーク、授業内実験も行う予定である。
到達目標Goal
(1)創造性、概念に関わる基本的な理論、枠組みについて、「自分の言葉」で分かりやすく他人に説明できる。
(2)ウェブ記事などで目にする現象、自分の身近にある現象について、理論的観点から分析的に考察できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP4」、「DP5」に関連が特に強い
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回の授業はzoomを使い、リアルタイムで行う。適宜ブレイクアウトルームを通じたグループワークを行うため、PC受講を必須とする。
履修者は指定したGoogle Classroomに登録してもらう。授業の案内、授業で用いる資料についての案内はClassroomを通じて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅱ 秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:概念の基本
前期の振り返りと秋学期の概要説明
2:概念の基本
概念の進化とN-Qシフト
3:概念の基本
概念の可視化
4:概念の理論
ミクロ:自由エネルギー原理
5:概念の理論
マクロ:文化進化論
6:概念をつくる
思考法のモデル(発散収束モデル)
7:概念をつくる
ブレストをやってみる(グループワーク)
8:概念をつくる
概念の構造化と統合モデル
9:概念をつくる
バイアスブレイクをやってみる(グループワーク)
10:概念をつくる
集団による概念の統合
11:概念をつくる
メタストをやってみる
12:ゲスト講師
ゲスト講師
13:総括
グループワーク結果の振り返り、内容の総括
14:授業内試験
授業内試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
•該当箇所の事前配布資料が指定された場合、その資料を授業前に読み込んでおくこと。
•普段目にする情報に対し、学習した概念を通じて批判的に考察すること。
•本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
なし。以下のウェブサイトでスライドを公開している。授業前後で内容を確認すること。
https://www.susumu-nagayama.com/material
参考書References
以下のウェブサイトでスライドを公開している。授業前後で内容を確認すること。
https://www.susumu-nagayama.com/material
成績評価の方法と基準Grading criteria
・6〜8回の小レポート:30点
・オンラインのグループワーク:20点(同じグループの学生からフリーライダーと報告された場合、参加しても0点。悪質な場合減点する可能性もある)
・期末テスト:50点(感染症の状況に応じて期末レポートに切り替える場合もある)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
グループワーク時にフリーライダー(発言をしないにも関わらず課題を提出するもの)が現れる場合があるとの報告を毎回受けている。そのためグループワークは、学生による相互評価を取り入れる。仮にフリーライダーの報告があった場合、事情を当人に確認し、相応の処置を行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・カメラ・マイク付きPC(とくにグループワーク時に必須)
・ある程度の速度が確保されたネット環境
その他の重要事項Others
・レポートの提出や連絡などは全てGoogle Classroom上で行う。履修登録されるまでの間は学内システムも利用する。
・受講者の人数や関心によって学習トピックの内容や学習順序を一部変更する可能性がある。
・ゲスト講師による講義は1回〜2回行う。登場日程は直前になって確定する可能性もある。日程については確定し次第、Google Classroomと永山の個人ウェブサイトで連絡する。
関連科目
経営組織論Ⅰ/Ⅱ、経営戦略論Ⅰ/Ⅱ、組織行動論Ⅰ/Ⅱ、中小企業論Ⅰ/Ⅱ、製品開発論Ⅰ/Ⅱ、技術管理論Ⅰ/Ⅱなど