政治学研究科Graduate School of Politics
POL600A3(政治学 / Politics 600)政治学特殊演習2Seminar on Politics 2
山口 二郎
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 政治学研究科Graduate School of Politics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X5001 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
政治学専攻 政治学特殊演習 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The Seminar I and II are a course, which is instructed by your supervisor and the other members of the School of Politics, for preparing writing of master’s thesis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
政治学特殊演習1および2は、指導教員を中心に政治学研究科政治学専攻の教員の総力で、それぞれの院生が修士論文を書き上げていく上で必要な指導を行なう論文指導科目である。2は秋学期に開講される。
到達目標Goal
最終目標はもちろんそれぞれが修士論文を完成させることである。
修士1年春学期は、政治学の基礎を確立するとともに、修士論文の構想を練り上げること、その秋学期は修士論文執筆に必要な準備を行なっているかどうかを点検すること、修士2年春学期は、修士論文の構想を確定し、先行研究のフォローや必要な資料の洗い出しが終わっていること、その秋学期は、論文執筆が進行中であること、を目標にされたい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP1」「DP2」「DP3」は特に強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
政治学特殊演習2は、12月初旬に行なう論文構想発表会が大きな軸となる。指導教員の指導を受けながらその準備と事後の振り返りをしっかり行なっていくことで、論文完成を目指す。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:論文テーマの確定
秋学期のはじめには修士2年はもちろん、修士1年の院生もなるべく論文の大まかなテーマは決めるようにしたい。
第2回:先行研究のフォロー、分析
論文で扱うテーマについてどんな先行研究があるかを調べて整理していく。
第3回:文献・資料の読破
論文で扱うテーマにおいて必要な文献ないし重要資料を読み解く。
第4回:問いと観点の設定
資料・文献の読解、分析に基づいて、研究上の問いと観点を設定する。
第5回:研究史における位置づけ
論文で扱う(扱おうとしている)研究内容を、当該分野における研究史の文脈上に位置づける。
第6回:論文構想の彫琢
書こうとしている論文についてのレジュメを作成してみる。特に修士2年生は詳しいレジュメを作る。
第7回:論文執筆開始
書きやすいところから実際に論文を書き進めていく。
第8回:論文構成の調整
執筆過程で新たな考察要素を加えることの必要に気付いた場合などには、必要に応じて論文の構成を調整する。
第9回:文献・資料の補強
研究の深化に対応して、文献・資料の収集、分析を必要に応じて継続する。
第10回:校閲、推敲
論文の執筆過程における校閲、推敲の重要さを理解する。
第11回:論文構想発表会資料づくり
論文の構想をまとめて、報告資料を作成する。目次と参考文献リストは必ず準備する。
第12回:論文構想発表会(報告)
それぞれ構想していることについて報告し、全教員による指導を受ける。
第13回:論文構想発表会(精察)
他者の研究報告を把握、分析し、報告方法や研究の組み立て方などを参考にする。
第14回:論文構想発表会の振り返り
論文構想発表会で指摘されたことを振り返り、論文執筆の準備に生かす。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
上の「授業計画」に示した内容を参考に、普段の授業でのいわゆるコースワークとは独自に、論文執筆の準備を進められたい。そのために要する時間は通常、授業時間を大幅に上回るものになることから、計画的に進めること。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しない。
参考書References
必要なときに適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
論文構想発表会での出席と報告(100%)で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アンケートの対象外である。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報機器(貸与パソコン等)
その他の重要事項Others
特になし。
<専門領域>
<研究テーマ>
<主要研究業績>