法学研究科Graduate School of Law
LAW600A1（法学 / law 600）刑法論文指導ⅣGraduate Independent Writing on Substantive Criminal Law IV
須藤 純正
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学研究科Graduate School of Law |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X4201 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
Outline and objectives of this course is to analyze and examine several issues concerning the theme of the thesis for master degree. The instructor will make sure to assist and advise students complete their theses better.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
研究テーマに関する諸問題の検討と修士論文完成に向けての具体的な指導。
到達目標Goal
受講生の研究テーマや関心に応じた問題について、受講生の報告と受講生教員間の討論を通じて、研究の核心を掘り下げあるいは裾野を広げつつ、修士論文に結び付けていくことを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」のすべてに強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
サンプルとしての授業計画を、受講生の研究テーマに応じて調整しつつ、報告・討論形式を中心としながら、必要に応じて講義し、助言・添削する。
受講生からの質問や課題に対するフィードバックは授業内で行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：論文完成に向けてのスケジュールの作成
報告と討論
第2回：目次の作成
報告と助言・討論
第3回：序論について
講義・質疑と討論
第4回：先行研究のまとめの報告
報告と質疑・討論
第5回：先行研究のまとめの検討
討論と助言・添削
第6回：結論部分のまとめの報告
報告と質疑・討論
第7回：結論部分のまとめの検討
討論と助言・添削
第8回：第２稿の提出
報告と助言・添削
第9回：主要な論点ごとの分析・検討部分の課題抽出
報告と質疑・討論
第10回：課題に関する検討結果の報告
報告と助言・添削
第11回：課題に関する再検討結果の報告
報告と討論・助言
第12回：第３稿の提出
報告と助言・添削
第13回：修正すべき点の有無の確認
報告と質疑・討論
第14回：最終稿の提出
報告と講義（修論提出に向けての残された作業について）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
論文完成予定時期を踏まえながら、自ら進めるべき論文作成の手順について指示する。
テキスト（教科書）Textbooks
特にテキストは使用せず、論文作成に必要な資料収集とその整理を効率的に行うため、その都度必要に応じて様々な文献・判例を指定する。
参考書References
初めに論文作成にとって柱となる文献を１つ決めて、それをその都度参考としながら授業を進めていく。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業時の課題に取り組む積極性によって評価する平常点（２０％）、論文の草稿（第２稿，３稿、最終稿）の指定期日までの提出によって評価する課題遂行力（３０％）、文章作成能力の進歩、テーマ理解度の深化についての学習効果の評価（５０％）による。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
担当教員の変更があったので、前任者の指導を生かしながら、受講生の希望を聴いて授業を進めたい。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
刑事法、経済刑法、刑事政策
＜研究テーマ＞
民商事と交錯するホワイトカラー犯罪、デリバティブとカジノ規制、死刑論
＜主要研究業績＞
「会社経営に関する犯罪について」『民事法・商事法・消費者保護法の改正と経済刑法』財団法人トラスト６０(2010年）1-29頁
判例評釈「旧長銀事件（最判平成２０年７月１８日刑集62巻7号2101頁）について」法学志林109巻2号(2011年9月）
論文「デリバティブと賭博罪の成否（1）～(5・完）」法学志林109巻4号、110巻1号、同巻3号、同巻4号、112巻3号
判例批評「非監査証明業務（業務指導）担当の公認会計士につき、虚偽記載有価証券報告書提出罪等の共同正犯が認められた事例（最決22.5.31)」判例評論660号（判例時報2205号）168頁
柳明昌編著『金融商品取引法の新潮流』中の第5章エンフォースメント担当、法政大学現代法研究所叢書41（2016年）
西田典之先生献呈論文集所収「担保権侵害の擬律(類型的考察）」有斐閣(2017年）
＜その他＞
研究の傍ら弁護士活動にも従事。