生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
BOA200YD（境界農学 / Boundary agriculture 200）自然再生学概論General Nature Revitalization
大井田 寛、黒川 哲治、安田 耕司、橋本 智美
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H8115 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生：教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category |
応用植物科学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Nature is indispensable for human survival; yet, natural ecosystems are being destroyed in the name of development. In order to regain ground and pass down a healthy ecosystem to future generations, we must actively conserve, regenerate, and create what is being depleted. In this course, students will study the background and philosophy of nature restoration, and learn about assessment methods and the technology of nature restoration. They will gain knowledge indispensable to become nature restoration promoters.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
自然は人間が生きていくために欠かせない存在である。しかし，開発などによって自然生態系が破壊されている。それゆえ，良好な自然を次世代へ継承するためには，自然環境の保全・再生・創出など，生態系を人為的に復元する必要がある。そこで本科目は，自然再生の背景や理念，自然環境の評価方法や再生技術など，自然再生士補として必要な知識を学ぶ。
到達目標Goal
自然再生の意義や理念を理解し，自然再生士合格に必要な最低限の知識や技術を習得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
各方面の専門分野の担当者によるオムニバス講義形式で進める。授業は，適宜，資料を配布のうえ，パワーポイントによるプレゼン形式で行う。また，授業内で適宜，質問を受け付ける他，課題やレポートの解説・講評を行う。なお，新型コロナの影響により遠隔授業となった場合は，Zoomを用いたリアルタイム配信で行う予定である。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：ガイダンス（黒川）
科目の内容や進め方の紹介，自然再生士の資格取得に関する説明
第2回：自然再生の背景と理念（黒川）
自然再生推進法，自然再生の理念と基本原則
第3回：自然再生事業における取組み（黒川）
釧路湿原・自然再生事業でみる自然再生の取組み
第4回：生物多様性と生態系サービス（安田）
生物多様性と生態系サービスの関係，生物多様性保全の意義
第5回：環境・生態家に対する人間活動の影響（安田）
環境に対する人間活動の影響と二次的自然
第6回：農業生態系とその特徴（安田）
二次的自然としての農業生態系の成り立ち，特徴，変遷
第7回：農業生態系の保全（安田）
農業生態系の保全に向けた様々な取組みや農法
第8回：自然再生技術（橋本）
自然再生における計画・設計，施行・管理
第9回：生活環境の保全（柴田）
都市環境の現状から見た快適な暮らしの基盤の構築
第10回：人間の暮らしに及ぼす植物の癒し効果（柴田）
ガーデニング，寄植え等の作業や香り等の直接的な効果
第11回：里山の再生と気候変動適応（小林）
林床植物，ミツバツツジ，風倒木
第12回：環境評価法と指標生物（大井田）
指標生物の種類，調査法，調査の実例
第13回：行政主導による国内外の自然再生（黒川）
日本・韓国・米国の行政による取組み事例
第14回：民間主導による国内外の自然再生（黒川）
民間企業やＮＰＯによる自然再生の取組み
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】各回で配布される資料をもとに，講義のポイントをまとめておく（１時間）。図書館で関連図書を探したり，WEBサイトで関連情報を調べ，講義内容の更なる理解に努める（３時間）。
テキスト（教科書）Textbooks
必要に応じて資料を配布する。
参考書References
最新の知識を伝えるために，必要に応じて資料を配布する。各回の参考書は各担当者が紹介する。参考までに，自然再生士に関する文献として以下を挙げる。
・亀山章・倉本宣・日置佳之（2013）『自然再生の手引き』一般財団法人日本緑化センター
・一般財団法人日本緑化センター（2013）『自然再生ガイドライン（改訂２版）』一般財団法人日本緑化センター
・一般財団法人日本緑化センター（2012）『自然再生副読本 自然再生事例集１』一般財団法人日本緑化センター
成績評価の方法と基準Grading criteria
「講義内容を理解しているか」「自然再生士補としての基礎知識を修得しているか」の２つの観点から，各担当者がレポートや小テスト等により評価し，それらを総合し100％として評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし