生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
ASS200YD（社会経済農学 / Agricultural science in society and economy 200）食料・地域政策論Food and Rural Policy
黒川 哲治Tetsuji KUROKAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H8114 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生：教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category |
応用植物科学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Agriculture, essential to food production in Japan, currently faces difficulties such as a decrease in the number of farmers and an increase in abandoned arable land. Such a state will make it difficult to ensure that there is enough food to sustain human life. This course will give students an overview of the issues related to agriculture, rural areas, and agricultural policy in Japan, from the perspective of agricultural economics and agricultural policy.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
食料生産を担う日本の農業は現在，農業者人口の減少や耕作放棄地の増加など，様々な困難に直面している。このままでは，人が生活していくうえで必要とされる「衣・食・住」の「食」が危うい。
そこで本講座では，主として農業経済学・農業政策論の観点から，農業・農村に関わる諸問題およびそれらに対する各種政策や取組み事例について概観する。
到達目標Goal
①日本の農業が直面する種々の問題を理解し，問題の本質を説明できるようになる。
②農業経済学の基本的な概念や枠組みを用いて，問題を考察できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
担当者による講義形式で進める。新型コロナの状況に依るが，現時点では対面を基本とし同時配信も行うハイフレックス型で行う。遠隔講義を強いられた場合には，Zoomによるリアルタイム配信で講義を行う。また，講義期間中に課す小課題に対しては，可能な限り翌回（時間的に厳しい場合には最終回）で解説を行うこととする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：イントロダクション
日本の農業・農村が直面する様々な問題
第2回：日本の農業政策の変遷
食料・農業・農村基本計画，生産調整
第3回：日本の農業農村問題①担い手
農業者の分類と人口推移，新規就農の状況
第4回：日本の農業農村問題②
農地，耕作放棄地，不在地主
第5回：日本の農業農村問題③野生鳥獣害
鳥獣保護法，鳥獣別被害額
第6回：農村活性化
都市農村交流，田園回帰，地域おこし協力隊
第7回：都市農業
都市農業の特徴，市民農園，地域支援型農業
第8回：地域における食料問題
食品アクセス，買い物難民，フードバンク
第9回：アグリビジネス
株式会社の農業参入，６次産業化
第10回：スマート農業
ＡＩを活用した次世代型農業
第11回：農業・農村と環境①
農業の多面的機能，日本型直接支払い
第12回：農業・農村と環境②
環境保全型農業，環境保全型農業直接支払，多面的機能支払
第13回：農業・農村と環境③
環境保全型農業による生物多様性保全に関する取組み事例
第14回：まとめ
講義内容の振り返り，重要ポイントの確認
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習に２時間，復習に２時間を目安とし，
１．参考書等で講義内容に該当する部分を読み返し，基礎知識を拡充する。
２．新聞やニュースを見たりして，現実の問題や社会の動向に関心を払う。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。
参考書References
初回講義時に詳細を紹介するが，以下に一例を挙げる。
・藤田・内藤・細野・岸上（2018）『現代の食料・農業・農村を考える』ミネルヴァ書房
・荏開津典生・鈴木宣弘（2020）『農業経済学（第５版）』岩波書店
・樫原正澄・江尻彰（2006）『現代の食と農をむすぶ』 大月書店
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト数回（30％）と，期末レポート（70％）を総合し，評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
期末試験の際に電卓（スマホの電卓機能は不可）が必要な場合がある。その際は事前に告知する。
その他の重要事項Others
特になし。