生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
BMS300YB（生体分子化学・ケミカルバイオロジー / Biomolecular science 300）ケミカルバイオロジーChemical Biology
影近 弘之Hiroyuki KAGECHIKA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H7570 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生：教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category | 学部共通科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to understand the basic and application about chemical biology field. Chemical biology is a new and significant field of bioscience. This field includes the research to solve the biological problems at the molecular level or to regulate the biological systems by using the techniques, knowledge and ideas of chemistry. This course deals with the overview of the chemical biology and medicinal chemistry including some topics of recent research.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
ケミカルバイオロジーは、化学、特に人工的な化合物を用いた生命科学研究であり、化学、生物学、医学、薬学など他分野にまたがる学際研究分野である。本講義では、ケミカルバイオロジー分野の研究手法を理解するための有機化学、分光学の基礎を学んだ上で、ケミカルバイオロジーの研究手法やその応用分野である創薬を志向した医薬化学研究について学ぶ。
到達目標Goal
ケミカルバイオロジー研究に必要な有機化学、分光学などの基礎的な知識を習得するとともに、ケミカルバイオロジー研究や創薬を志向した医薬化学研究の基本を理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本講義では、ケミカルバイオロジー研究に必要な有機化学(構造、反応、合成)、分光学(光物性)などの基礎知識を講義する。ついで、これらの化学的知識と技術が、生命科学研究にどのように生かされているか、また、その応用研究としての創薬を志向した医薬化学研究についても概説する。なお,講義中の演習などで理解度を確認し、それを勘案して授業計画を変更することがある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：分子の構造と機能1
授業説明と有機化合物の構造と性質
2：分子の構造と機能2
有機化合物の異性体と機能、有機反応と生体内反応
3：光と物性
蛍光とその応用
4：蛍光ラベル化法1
蛍光ラベル化法概論
5：蛍光ラベル化法2
蛍光ラベル化法の先端研究の論文を読む
6：バイオイメージング1
蛍光センサーの基礎
7：バイオイメージング2
蛍光センサーの基礎
8：バイオイメージング3
Bioorthogonalな反応の基礎とその応用
9：中間試験
1回〜8回の理解到達度判定
10：ケミカルバイオロジーと創薬1
化合物ライブラリー
11：ケミカルバイオロジーと創薬2
医薬品開発とメディシナルケミストリー
12：ケミカルバイオロジーと創薬3
メディシナルケミストリーの基礎
13：ケミカルバイオロジーと創薬4
Activity-based protein profilingの基礎と応用
14：ケミカルバイオロジーと創薬5
生理活性物質の設計と合成・創薬最先端研究紹介
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】与えた課題についてのレポートを作成する。
テキスト（教科書）Textbooks
特定の教科書は使用しない。
参考書References
「入門ケミカルバイオロジー」(オーム社)
蛋白質核酸酵素増刊「ケミカルバイオロジー」長野哲雄他編(共立出版)
「ケミカルバイオロジー:成功事例から学ぶ研究戦略」長野哲雄・萩原正敏監訳(丸善出版)
「創薬化学」野崎正勝、長瀬博(化学同人)
「ライフサイエンスのための基礎化学」影近弘之、平野智也訳(東京化学同人)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（２０％）、レポート及び中間試験（２０％）,期末試験（６０％）を基準として総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
化学の苦手な人にも理解できるように心がける。