法学部Faculty of Law
POL100AD(政治学 / Politics 100)ユーラシアの民族と政治Ⅱユーラシアの民族と政治Ⅱ
熊倉 潤Jun KUMAKURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0675 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
In this course, we will study the ethnic problems of the Eurasian area including the former Soviet Union and China. Especially we will focus on China in this semester. Our goal is to deepen understandings of the ethnic problems of these areas.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、旧ソ連から中国を含むユーラシア地域の民族問題について学ぶ。本学期は特に、中国に焦点をあてる。授業を通じて、当該地域の民族問題についての基礎的な理解を養うことを目的とする。
到達目標Goal
この授業を通じて、中国の民族問題についての基礎的な理解を養い、今後同地域に関するニュースに接した時に自己の見解を持てるようにすること、また将来現地への赴任など現地と関わる機会を想定し、地域の概要を説明できるようにすることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形式は、ひとまず対面授業を想定する(新型コロナウイルス感染状況、学生の人数等によっては、オンラインに変更する可能性もある)。
基本的に講義形式で進めるが、毎回の授業の冒頭で学生数人によるニュース報告の時間を設ける。ニュース報告では、教員が事前に指定した各回のテーマに関連するニュース、あるいは学生が自分で選んだ中国の民族関連のニュースについて、概要をとりまとめたうえで、自己の見解を発表し、その後質疑応答、教員のコメントを受ける(別途オフィス・アワーの時間に講評を受けることもできる)。原則として1学期に1回、ニュース報告を担当することが望ましい。授業後には教科書・参考書をよく読んで、学期末レポートの作成を準備する必要がある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:初回ガイダンス
本授業概要、講義予定、参考文献ほか
第2回:中国の民族政策総論(1)
多民族国家として見た中国(民族分布、歴史的背景など)
第3回:中国の民族政策総論(2)
中国共産党と民族問題(1945年以前の民族政策論)
第4回:中国の民族政策総論(3)
中国の民族政策史(民族区域自治制度の成立過程を中心に)
第5回:毛沢東時代の民族政策の各論(1)
内モンゴルを事例に
第6回:毛沢東時代の民族政策の各論(2)
チベットを事例に
第7回:毛沢東時代の民族政策の各論(3)
新疆を事例に
第8回:ポスト毛沢東時代の民族政策、民族問題の展開(1)
内モンゴルを事例に
第9回:ポスト毛沢東時代の民族政策、民族問題の展開(2)
チベットを事例に
第10回:ポスト毛沢東時代の民族政策、民族問題の展開(3)
新疆を事例に
第11回:現代の民族政策、民族問題の状況(1)
内モンゴルを事例に
第12回:現代の民族政策、民族問題の状況(2)
チベットを事例に
第13回:現代の民族政策、民族問題の状況(3)
新疆を事例に
第14回:まとめ
1学期間の総括
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習としては、参考書をよく読んで、地域についての理解を深める。また報告担当者はニュース報告を準備する。毎回の授業で課題は出さないが、授業内容をよく復習して、期末レポートの準備をする。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
授業で適宜参考書を紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
報告(40%)および期末提出のレポートの論理性、独創性(60%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
対面教室授業が実施できない場合のオンライン授業に備えるべく、Wi-Fi 環境等の準備を進めておくこと。
その他の重要事項Others
本講義参加に際しては、中国現代史に関する基礎知識があることが望ましいが、必ずしも必須のものではない。なお、「ユーラシアの民族と政治 Ⅱ」を受講しようとするものは、「ユーラシアの民族と政治 Ⅰ」も併せて受講すること。
担当教員の専門分野等
<専門領域>中国、旧ソ連の政治、現代史
<研究テーマ>中ソ関係、民族問題
<主要研究業績>『民族自決と民族団結——ソ連と中国の民族エリート』東京大学出版会、2020年。