法学部Faculty of Law
POL300AC(政治学 / Politics 300)演習演習
山口 二郎Jiro YAMAGUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0959 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4,水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this seminar, we will discuss grave crisis and big challenges that modern democracy confronts in many advanced countries. We aim at understanding causes of the current crisis and finding solutions to these problems.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代民主政治の諸問題を考える
到達目標Goal
グローバル資本主義の展開がもたらす経済的不安定の増加、IT革命と政治を論じる言論空間の変容、移民やテロなど、様々な脅威が民主政治を脅かしている。アメリカ、西欧、日本における民主政治の動揺を追跡し、その原因を探求する。そのうえで、市民として政治の役割と政策の方向性について、それぞれの立場で考えるための知識と視座を身に着ける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
現代民主政治が直面する様々な問題について、理論的、現実的に考察する。民主政治に対して過度な期待を抱かず、シニカルにもならないという意味で、政治に対するリテラシーを養うことが、究極的な目標である。
春学期は関連する文献を多読する予定で、報告者のみならずメンバー全員の積極的な議論によってゼミを進めていくので、毎回の議論の中でフィードバックを行う。世の中の動きに対応して取り上げる教材が変更される可能性がある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション
ゼミに関する説明
第2回:宇野重規『民主主義とは何か』1章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第3回:同上、2章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第4回:同上、3章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第5回:同上、4章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第6回:同上、5章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第7回:映画を見る
マイケル・ムーア監督「華氏119」を見て、現代民主政治のあい路について感がる
第8回:山口二郎『民主主義は終わるのか』1章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第9回:同上、2章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第10回:同上、3章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第11回:同上、4章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第12回:同上、5章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第13回:同上、6章、終章
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
第14回:ジョージ・オーウェル『動物農場』
参加者があらかじめ内容要約と問題点を書き、提出したうえで、議論を進める
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
参加者は毎回指定された文献を読み、あらかじめ内容の要約と問題点を提示するレジュメを用意すること。
本授業の準備学習には相当な時間がかかることを覚悟すること。
テキスト(教科書)Textbooks
宇野重規『民主主義とは何か』(講談社現代新書)
山口二郎『民主主義は終わるのか』(岩波新書)
ジョージ・オーウェル『動物農場』(川端康雄訳、岩波文庫)
参考書References
授業中に指示する
成績評価の方法と基準Grading criteria
ゼミへの積極的な参加態度
報告の出来具合
ゼミ論文の作成
上記3要素を3分の1ずつ考慮する
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
時間をかけて、学生の自発的な発言を待ち、結論を急がず考える。
その他の重要事項Others
夏休みに2泊3日程度の合宿を行う