法学部Faculty of Law
POL200AD(政治学 / Politics 200)文章の書き方セミナー文章の書き方セミナー
勝又 ひろしHiroshi KATSUMATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0708 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
Today's students exchange a huge amount of characters every day through the Internet. From the information on the mixture of truth and false, develop the ability to think, investigate, interview, clarify the location of the problem, and express it as sentences. By carefully examining, comparing, and documenting information, we aim to acquire knowledge and culture that is as correct and closer to the truth as possible, rather than "believing what we want to believe".
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代はネットを通じて毎日膨大な文字量のやり取りをしている。その玉石混交の情報の中から、「自分の頭」で考え、調べて、取材し、問題の所在を明らかにして、それを文章として表現する能力を養う。多様な手段で集めた情報をよく吟味、比較、文章化することによって「自分の信じたいことを信じる」のではなく、少しでもより正しく、より真実に近い知識と教養を身につけることを目指す。
到達目標Goal
人物インタビュー、裁判傍聴、撮影、取材、メディア業界人による特別セミナーなどを通じて、資料収集と文章作成の基本を身につけることができる。問題点を把握し、わかりやすく、読みやすい文章をまとめることができるように、文章を添削してから、再度書き直す過程を組み込んでいる。これによって、学生が平均より上位レベルの文章作成技術を習得し、マスコミ志望者のみならず、通常の論文執筆や、エントリーシートなど就職試験の文章作成にも生かせる能力を養える。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP3」に強く関連。「DP2」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
新型コロナウィルスの感染状況にもよるが、基本的に学習支援システムとメールを活用した授業を中心に行い、要所で対面授業を行いたい。授業概要は「自分へのインタビュー」、「テーマ作文」、「裁判傍聴記」、「法政の人」の合計4 本の取材、執筆を行って、文章作成の基本技術を習得する。いずれも600 字の短文にまとめるが、添削したものを再度書き直すことが求められる。文章の講評は、講師がプロフェッショナルな視点から行うと同時に、学生同士が学習支援システムを通じてグループで相互に講評する。文章の書き方の基本、インタビュー技術などの取材方法、著作権など、文章作成に関連した知識についても資料配布で学ぶ。メディアのプロをゲスト講師として招く回も設ける。最終課題の「法政の人」については、学生自らが企画し、取材依頼、インタビュー、執筆を行う。クラスは20人程度を予定し、希望者が多い場合は抽選で選抜する。授業テーマの回数は前後することもある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:受講理由を書いてメールで送る
課題「受講を希望する理由」を600 字で書く。
※受講希望者多数の場合は抽選を行う。
第2回:文章をどう書くか、新聞記事などに学ぶ(対面)
定型記事とインタビュー原稿について資料と解説
第3回:自分へのインタビュー実習(対面)
自分自身にインタビューする。テーマは「私の学生生活」。600 字写真付き。1 週間後に締め切り(添削・書き直し)
第4回:「法政の人」の取材企画を考える
自ら取材したい法政の学生、教員、職員、OBOG等を選び、どういう視点で記事にするかという企画を作成し、取材を開始する。「法政の人」は600 字、写真付き(添削・書き直し)
第5回:自分へのインタビュー原稿の講評
学習支援システムを通じてグループで相互に講評し、書き直し
第6回:(テーマ作文)自作映像から文章を紡ぎ出す
与えられたテーマに沿って、自分で撮った写真を素材に、撮影意図、何を表現したいかを600字でまとめる。(添削のみ)
第7回:著作権入門(対面)
論文作成以外にも日常生活やネットでの書き込みなどに役に立つ、実用的著作権講義。
第8回:(テーマ作文)自作映像から文章を紡ぎ出すの講評
学習支援システムを通じてグループで相互に講評
第9回:裁判を傍聴する(対面)
実際の公判を傍聴して、傍聴記を作成するための講義。傍聴記を600字。(添削・書き直し)
第10回:特別セミナー(対面)
ニュースポータルサイトの編集者を招き、ネットで読まれる文章とはどのようなものかを解説してもらう。
第11回:特別セミナー(対面)
新聞社の校閲記者をまねき「この文章がおかしい」をテーマに、よくない文章例を解説してもらう。
第12回:裁判傍聴記の講評
学習支援システムを通じて、グループで相互に講評
第13回:ドキュメンタリー映画鑑賞(対面)
ジャーナリズムをテーマとした映画を鑑賞し、感想を600字でまとめる。(提出のみ)
第14回:「法政の人」を講評
学習支援システムを通じてグループ相互で講評し、書き直し
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
文章の執筆と書き直しはメール添付で送る形式を取る。自分で企画する「法政の人」の取材や、写真撮影などは、授業外の時間に行う。裁判傍聴については、傍聴する裁判や時間を自分で決めて行うが、コロナウィルスの感染状況によって裁判が行われていない場合はほかの課題に変更する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とするが、「法政の人」インタビュー、裁判傍聴には5時間前後かかる場合がある。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない。レジュメや資料を適宜配布する。
参考書References
必要がある場合は、講義で適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
最初の「受講を希望する理由」を除く文章作成と書き直しの総計8回の原稿提出で評価する(70%)。締め切り日の厳守や学習支援システムへの書き込みなど平常点による総合評価も加味する(30%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
原稿の執筆はPCを使用し、Word利用が望ましい。学習支援システムの利用やメール、クラウドを用いたファイル共有も行うので、最低限のデジタルスキルが必要。写真撮影はスマホでも構わないが、カメラを使った方が意図が明確な写真を撮りやすい。