法学部Faculty of Law
POL100AD(政治学 / Politics 100)ヨーロッパ統合論Ⅰヨーロッパ統合論Ⅰ
宮下 雄一郎Yuichiro MIYASHITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0590 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
Outline: The aim of this course is to learn about the history of European integration and the ongoing dynamics of European international relations.
Objectives: Understanding European integration from a historical perspective / Understanding the actual politics of European Union
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は、ヨーロッパ統合の動きを国際関係史の視点で論じたうえで、現状分析を行う。目的は、まずヨーロッパ統合の史的展開を把握し、主権国家を中心とした世界のなかでのその異質性に関する理解を深めることである。
到達目標Goal
本講義の到達目標は、なぜ近代主権国家の概念が誕生したヨーロッパで今度はそれを超克しようとする運動が生じたのかを理解することである。そして、地域統合の中身が多様であり、現実と理想との相克とのなかで史的展開が行われたことを理解することである。
なお、今年度は「ヨーロッパ統合論II」が開講されないことから、ヨーロッパの現状分析についても講義のなかに組み入れ、歴史と現在の動きの双方を理解できるよう工夫したい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に強く関連。「DP1」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
2021年度の春学期については「コロナ禍」から脱していないと思われる。それゆえ講義については状況の改善が見られるまでオンライン(Zoom)で進める。
従来どおり、レジュメを主要な講義内容とする。事前にアップロードしておく。
Zoomについては、同時配信と録画を併用する。
また、最終回の授業で13回までに行われた学生からの質問への応答、レポートなどの課題の解説、さらには復習を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
講義の進行方法/成績評価/参考文献などについて
第2回:地域統合とは?
地域統合に関する基礎的概念
第3回:戦争史のなかのヨーロッパ統合
ヨーロッパ統合の思想
第4回:国際秩序とヨーロッパ統合構想
総力戦の時代のヨーロッパ
第5回:ヨーロッパ統合の生成
石炭と鉄鋼から始まる統合
第6回:冷戦とヨーロッパ統合(1)
経済統合路線の確立
第7回:冷戦とヨーロッパ統合(2)
「力・利益・価値」の体系のなかの地域統合
第8回:冷戦の終焉とヨーロッパ統合
「ドイツ問題」をめぐる政治力学
第9回:欧州連合(EU)の誕生
実体的な地域統合体としてのEU
第10回:EUの機構
制度としての地域統合体
第11回:日本とEU
経済連携協定の意味
第12回:イギリスと「ヨーロッパ」
地域統合体のなかの大国
第13回:ヨーロッパをめぐる安全保障環境
大国間のパワーポリティクスとEU
第14回:総括
ヨーロッパ統合と国際政治
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
担当教員が講義のなかで言及する参考文献に目を通すことが望ましい。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし(担当教員が作成するレジュメを軸に講義を進行する)
参考書References
遠藤乾編『ヨーロッパ統合史【増補版】』(名古屋大学出版会、2014年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価の方法については、試験またはレポート(70%)、そして受講態度(30%)も踏まえ、総合的に見て実施する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年度は「ヨーロッパ統合論II」で扱う予定の内容も含め、凝縮された講義とする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン等、オンライン講義に対応した機器が必要である。
その他の重要事項Others
担当教員がアップロードしたレジュメは印刷のうえ、各自ファイルなどで保存することが肝要である。
授業の進行状況によっては、シラバス内容に変更を加える可能性もある。
私語厳禁・食事厳禁・イヤホン(ワイヤレスを含む)の使用厳禁(講義の妨げになると判断した場合、成績の総合評価に反映させる場合もある)
Zoomの同時配信を利用して講義に参加する履修者は音声をミュートにしておくこと。