法学部Faculty of Law
POL300AC(政治学 / Politics 300)公共政策フィールドワーク公共政策フィールドワーク
杉崎 和久、名和田 是彦Kazuhisa SUGISAKI, Yoshihiko NAWATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0486 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 6 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
In this class, you will discover and consider policy issues in the local community in Japan through fieldwork.
The purpose is to look into the future of the community in a declining population.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業は「政治学科科目の中で「政策」の分野に属すし、実習を中心とする6単位科目である。日本の地域社会における政策課題をフィールドワークを通じて発見し、考察する。人口構造が大きく変化する中で現実を直視しつつ将来を展望する問題意識と洞察力を養うことを目的とする。
到達目標Goal
フィールドワークに先立つ講義や各種情報収集等により、現代における地域社会の変容と種々の政策領域における主体形成について理解し、問題の所在を認識する。そのうえで、フィールド調査の手法を体得し、調査結果の分析を経て、課題解決の提案としてまとめ上げる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に強く関連。「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は夏期(9月前半を予定)に調査実習(現地集合で3泊4日程度)に参加することが必須である。
春学期は公共政策に関連する基本事項に関する講義、地域を把握するための基礎資料の把握、夏期調査実習に向けたの事前調査(グループワーク)を行います。
秋学期は夏期調査実習を踏まえた成果を発表し、それを踏まえた問題意識等に基づいた事例調査を行い、最後は提案作成、発表を行う。
また、授業は原則オンラインで行うが、一部リアルタイムオンラインで行うこともある。課題は春学期2回(地域調査2回)、秋学期2回(夏期研修報告と最終提案)が出題される。これらは授業以外の時間に調査等を行い、授業内での発表を行う。課題等へのフィードバックは授業内で行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
授業の進め方を説明する。受講を希望する者は必ず出席すること。
第2回:地域調査の進め方
統計資料、行政計画書などから地域の現状を把握する方法を理解する
第3回:地方自治概論
地方自治の仕組みについて概説する(法学部教員)
第4回:コミュニティ政策概論
政府が活動を補う地域コミュニティの活動やこれらの活性化政策について概説する(名和田)
第5回:地域調査報告と解説①
行政資料、統計等を通じて把握した地域特性等を発表する。
第6回:都市計画概論
都市の空間制御、都市施設配置の仕組みについて概説する。(杉崎)
第7回:地域福祉概論
地域において人びとが安心して暮らせるよう、地域住民等が協力して課題解決をする取組を概説する。(ゲスト講師)
第8回:地域調査報告と解説①
歴史資料等を通じて把握した地域特性等を発表する。
第9回:地域経済概論
地域の経済的活動について概説する。(ゲスト講師)
第10回:夏期調査実習地の事前調査①
事前調査の企画立案、調査実施をする。
第11回:夏期調査実習地の事前調査②
事前調査を実施する。
第12回:夏期調査実習地の事前調査③
事前調査結果の報告をする。
第13回:夏期調査実習の企画検討①
夏期調査実習の企画立案をする。
第14回:夏期調査実習の企画検討②
夏期調査実習の企画を発表する。
第15回:夏期調査実習レポートの発表
夏期調査実習の報告をする(各地域ごと)。
第16回:事例調査テーマの発表①
事例調査テーマの構想を発表する。
第17回:事例調査テーマの発表②
事例調査テーマの構想を発表する。
第18回:公共政策の最前線から①
公共政策の最前線で実践するゲストからの話題提供(予定:厚谷夕張市長)
第19回:事例調査企画の発表①
事例調査の企画内容を発表する。
第20回:事例調査企画の発表②
事例調査の企画内容を発表する。
第21回:公共政策の最前線から②
公共政策の最前線で実践するゲストからの話題提供(自治体職員を予定)
第22回:事例調査結果の発表①
事例調査結果を発表する。
第23回:事例調査結果の発表②
事例調査結果を発表する。
第24回:事例調査結果の発表③
事例調査結果を発表する。
第25回:公共政策の最前線から③
公共政策の最前線で実践するゲストからの話題提供(自治体職員を予定)
第26回:最終レポート報告①
提案内容を発表する。
第27回:最終レポート報告②
提案内容を発表する。
第28回:総括議論
一年間の授業内容を振り返る。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
課題は、春学期2回、秋学期2回が出題される。これらは授業以外の時間を使って、調査等を行い、授業内での発表を行う。また、グループ作業で行う春学期後半の夏期調査実習の事前調査、調査企画検討は必要に応じて授業時間外での活動が想定される。秋学期の提案作成に向けた事例調査の企画、調査実施は授業時間外に行うことになる。
テキスト(教科書)Textbooks
とくに使用しない。
参考書References
必要に応じて、授業内で紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点60%(各回のコメント(学習支援システムを通じて提出)、課題評価40%(春学期2回、秋学期2回)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年度から担当者変更のため該当せず。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業に関する連絡、課題提出等には学習支援システムを利用する。
事例調査等には、インターネットを利用することを想定している。また、提出物作成、課題発表には、パソコンを利用して、ワープロ、表計算、プレゼンテーションソフトを使うことを想定している。
さらに、一部オンラインで行う授業はzoomを使用する予定である。
その他の重要事項Others
夏期調査実習は、3~4地域を予定している。そのため、受講者定員を20名程度に限定する。受講希望者が多い場合は、1年生を優先して受講生を決定する。そのため第1回(4月7日)には受講希望者は必ず出席すること。
なお、夏期調査実習は、公共交通での移動な関東地方以外の地方自治体を予定しており、現地までの移動、現地での移動のための交通費、宿泊費は自己負担となる(参考:以前の夕張市での実習の際には45,000円程度の自己負担費用。ただし、関東から新千歳空港まで交通費は含まず)