法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)演習演習
荒谷 裕子Hiroko ARATANI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0181,A0182 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 8 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
The objective of this Seminar is to give the participants a general overview of what is the rules of the existing company law.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本演習は、「企業・経営と法コース(商法中心)」に属する演習であると位置づけることができる。本演習では、会社法・金融商品取引法の講義で習得した基礎知識を発展させて、実務的な法学教育を念頭に、実際に実務で問題となった事例を題材として取り上げ応用力を身につけることを目標とする。
到達目標Goal
①会社法・金融商品取引法の知識を身につけ、ビジネスに必要な様々な用語やスキームを理解し、新聞の経済面を読み解く実力をつけるとともに、就職活動に役立つ専門知識を習得する。
②会社法・金融商品取引法の講義で習得した基礎的知識を発展させて、具体的な事例に対処する応用力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
会社法は、2006年5月に商法典から独立・施行され、さらに2014年(平成26年)、2019年(令和元年)にも法改正がなされている。金融商品取引法も、毎年改正がなされている。このように、会社法・金融商品取引法は他の法律に比べて、改正が頻繁になされていることに加えて、新聞紙上では、上場有名企業による粉飾決算やデータ改ざん事件、中央官庁のエリートのインサイダー取引事件や企業買収など会社法や金融商品取引法にかかわる記事が日々大きく取り上げられており、人々の関心を集めている。そこで、本演習では、株式会社は実際にどのように経営されているのか、またどういうことが具体的に法律上問題となっているのかということを理解するために、まずその概要について学ぶとともに、最近話題となっている時事問題や判例を取り上げて、その法律上の問題点や課題についても、併せて検討を加える予定である。なお、東京証券取引所や日本銀行の見学などのフィールドワーク、獨協大学との合同ゼミ、実務家との意見交換会なども行う予定である。
演習において効果的に学力をつけるためにも、会社法・金融商品取引法の講義を履修することが望ましい。
なお4年生の参加も認めるが、4年生が8単位を習得するためには、毎回出席するかそれが困難な場合には、年度末に5,000字以上の論文を提出することが要件となる。
授業外の質問に対しては、授業支援システムの掲示板もしくは次回の授業で回答する形でフィードバックする。
【重要】 新型コロナウイルス感染防止の観点から、教室での授業が実施できない場合には、Zoomによる双方向オンライン型授業を実施する。初回の授業は、オンラインで、授業の実施方法等について、ガイダンスを行う予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
オリエンテーション
第2回:事例研究(1)
事例研究(株主総会)
第3回:判例研究(1)
判例研究(株主総会)
第4回:事例研究(2)
事例研究(取締役等経営機関)
第5回:判例研究(2)
判例研究(取締役等経営機関)
第6回:合同ゼミ
獨協大学の商法ゼミと同一テーマについて報告・ディスカッションを行う。
第7回:日本銀行見学
日本銀行を見学するとともに、日本経済と会社のかかわりについて、レクチャーを受ける。
第8回:判例研究(3)
判例研究(役員の責任)
第9回:事例研究(3)
事例研究(役員の責任)
第10回:判例研究(4)
判例研究(株式)
第11回:上場企業の取締役による講義
上場企業の取締役による講義のあと、実務の現状と課題についてディスカッションを行う。
第12回:模擬裁判
模擬裁判ー具体的な事例に基づいて原告被告に分かれて模擬裁判を行う。
第13回:模擬裁判
模擬裁判ー具体的な事例に基づいて原告被告に分かれて模擬裁判を行う。
第14回:模擬裁判
模擬裁判ー具体的な事例に基づいて原告被告に分かれて模擬裁判を行う。
第15回:模擬裁判
模擬裁判ー具体的な事例に基づいて原告被告に分かれて模擬裁判を行う。
第16回:事例研究(4)
事例研究(M&A)
第17回:判例研究(5)
判例研究(M&A)
第18回:東京証券取引所見学
東京証券取引所を見学し、取引所のシステムを学ぶとともに、株式の模擬売買体験を行う。
第19回:事例研究(5)
事例研究(公開買付)
第20回:判例研究(6)
判例研究(公開買付)
第21回:事例研究(6)
事例問題を解きながら会社法上の複合的な論点・問題点を研究する
第22回:統治機構・内部統制システムについて研究
実務家・監査役等との意見交換に備えて事前準備を行う
第23回:上場会社の監査役・監査役スタッフとの意見交換会を行う
実務家から会社実務について、レクチャーを受けるとともに、会社法と実務運営の相違や、課題等について質疑応答を行う。
第24回:事例研究(7)
事例研究(M&A)
第25回:判例研究(7)
判例研究(M&A)
第26回:事例研究(8)
事例研究(インサイダー取引)
第27回:判例研究(8)
判例研究(インサイダー取引)
第28回:総括
1年間の研究のまとめを行う
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に与えられた課題に対して、慣例する判例・論文・テキストを読み、設問を解いてゼミに臨む。新聞もしくはインターネットニュースの経済面は、毎日読み、今、何が会社法・金融商品取引法上、具体的に何が問題となっているか理解する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
・伊藤・大杉・田中・松井著「会社法 第4版 (LEGAL QUEST)」有斐閣
・田中亘「会社法(第3版)」東京大学出版会
・奥島孝康・鳥山恭一編「演習ノート会社法(第7版)」法学書院
参考書References
・浜田道代・岩原紳作編「会社法の争点」有斐閣
・江頭憲治郎・岩原紳作他編「会社法判例百選(第3版)」有斐閣
・江頭憲治郎「株式会社法(第7版)」有斐閣
成績評価の方法と基準Grading criteria
報告・議論への参加状況などを総合的に考慮して評価する(平常点100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
Zoomを利用できるように準備してください。
その他の重要事項Others
副題
会社法・金融商品取引法
聴講について
可(正規のゼミ生と同じ条件で参加することが必要)