法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)演習演習
大澤 彩Aya OHSAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0164 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this seminar, we discuss about civil law and consumer law on the theme of "Life and Civil law".
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
生活と民法をテーマとして、全てのコースにまたがる法領域の少人数ゼミである。
到達目標Goal
生活に関わる民法および特別法の基礎的な知識を身につける。
テーマを自分で設定し、自分で調査・収集した学説・判例などを素材にそのテーマについての報告を行う能力を身につける。
1つのテーマについて他の受講生と法的な議論を行う能力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
私たちの生活は法律問題と常に隣り合わせであるといっても過言ではない。例えば、子どもがこんにゃくゼリーを喉に詰まらせて死亡した場合、残された家族は誰に対してどのような責任追及ができるのだろうか。英会話スクールに入会した人が、通学が困難になって途中で止めた場合、それまでに支払った受講料はどのぐらい返ってくるべきなのか。医者の治療ミスで後遺症が生じた場合に、医者に対して損害賠償を請求することができるか。
これらの法律問題を解決する際に必要になってくるのが民法はもちろん、消費者契約法や製造物責任法などの特別法の知識である。このゼミは私たちの日常の生活で起こりうる問題を法的に解決するための知識のみならず、思考方法(リーガルマインド)を身につけることを目的とする。
民法はもちろん、民法以外の多くの特別法についても勉強する必要があり、負担は決して軽くないが、生活と民法についてさらに「楽しく」考えることができればと考えている。
報告担当班が事前に課題レジュメと課題裁判例をクラウドにアップし、報告担当班以外の学生も予習をしておくこと。演習当日はグループディスカッションや模擬裁判形式によって議論を活発に行う。
秋学期に立教大学のゼミとの合同ゼミを予定している。コロナの感染拡大状況によるが、消費生活センターの見学などの課外活動も予定している。
学生の報告や質問に対しては、授業内でコメントする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
ガイダンス
第2回:判例・法令の調べ方
講義
第3回:契約の成立
報告・ディスカッション
第4回:契約締結上の過失
報告・ディスカッション
第5回:錯誤、詐欺
報告・ディスカッション
第6回:説明義務論
報告・ディスカッション
第7回:消費者契約法
報告・ディスカッション
第8回:公序良俗論
報告・ディスカッション
第9回:製品安全①
報告・ディスカッション
第10回:製品安全②
報告・ディスカッション
第11回:不当条項規制①
報告・ディスカッション
第12回:不当条項規制②
報告・ディスカッション
第13回:サービス契約をめぐる問題
報告・ディスカッション
第14回:不法行為法①
報告・ディスカッション
第15回:不法行為法②
報告・ディスカッション
第16回:旅行契約をめぐるトラブル
報告・ディスカッション
第17回:悪徳商法
報告・ディスカッション
第18回:食の安全問題
報告・ディスカッション
第19回:欠陥住宅トラブル
報告・ディスカッション
第20回:賃貸借トラブル
報告・ディスカッション
第21回:医療過誤
報告・ディスカッション
第22回:スポーツ事故
報告・ディスカッション
第23回:電子商取引①
報告・ディスカッション
第24回:電子商取引②
報告・ディスカッション
第25回:金融取引
報告・ディスカッション
第26回:未成年者による不法行為
報告・ディスカッション
第27回:親族・相続問題①
報告・ディスカッション
第28回:親族・相続問題②
報告・ディスカッション
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
報告担当者は課題判例(教員が指定する場合もあるが、特に秋学期は学生が自分たちで適切な判例を選んで指定する)や関連する学説を検討し、報告準備を行う。その際、レジュメを作成すること。その他の参加者も課題判例を読み、報告を聞いた上でディスカッションに参加できるよう、綿密な準備を行うこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
民法の概説書(特に民法総則、契約法、不法行為法に関する概説書。詳細は随時指示する)と六法を必ず持参すること。
消費者法の文献として、大村敦志『消費者法(第4版)』(有斐閣、2011年)
それ以外の文献も随時指示
参考書References
開講時に指定する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(遅刻厳禁。欠席が全体の2割に及ぶ場合は不可)、討論への参加など、ゼミに取り組む姿勢、報告・レポートの内容によって判断する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
該当なし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムで授業方法の変更(対面とオンラインの切り替えなど)を通知することがあるため、アクセスできるようにすること。
その他の重要事項Others
民法の科目、および、消費者法Ⅰ、Ⅱを履修すること。
副題
民法
聴講について
不可