法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)演習演習
建石 真公子Hiroko TATEISHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0154 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
Study and report the constitutional theory and cases on issues concerning judicial guarantee of human rights, deepen their understanding through discussions with seminar students.
The purpose of the seminar is to understand the methods for considering the constitutional issues, to think according to the theme, to deepen understanding while discussing with people with diverse ideas, and to express the solution of the problem on the contemporary constitution issues.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本演習は、裁判と法コースに置かれている。
憲法における人権の裁判的保障に関する課題について、自ら調べて報告し、ゼミ生との議論を通じて理解を深める。
演習の目的は、人権の裁判的保障に関する憲法上の課題に関して検討するための方法を知り、テーマに即して考え、多様な考えを持つ人々と議論しつつ理解を深め、現代憲法に関する課題の解決について表現することができるようになることである。
到達目標Goal
人権の裁判的保障に関して、憲法上の課題を見つけ、その課題の考察方法を理解する。
法的な課題について様々な資料を基に考える力を養う。
考えた結果を適切な表現で報告し、他のゼミ生と課題を深める方向での議論ができる。
国際社会との関係における日本国憲法のあり方を考え、社会制度や民主主義などの実践において活かすことができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
春学期は、対面授業とオンライン授業とを状況によって変えていきます。
ゼミの進め方は、まず報告の仕方、判例の読み方について学んだ後に、2人で一組になり自由にテーマを選び2週続けて1等のテーマについて報告する。第1週めは,憲法課題を明確にし、第2週めの報告では第1週に出された課題について検討を深める。
可能ならば、例年通り、夏季休暇中に,他大学(明治大学、成城大学,青山学院大学)との合同ゼミを行う。
3年生は、学期の最後にレポート提出。4年生は2月末までにゼミ論文提出。提出されたレポート及びゼミ論文に関しては、評価や課題を口頭で、あるいは文章でフィードバックします。授業への質問は、授業開始後にメールアドレスを連絡するので、いつでもメールで連絡してください。また、Hoppiの掲示板を利用することもできます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション
教材の読解。
ゼミの予定、メンバー紹介、役割分担、報告予定の決定など。教材の読解。
2:憲法13条を理解する。
教材をもとに、学説について学ぶ
3:憲法13条を理解する(2)
教材をもとに、判例について学ぶ
4:憲法13条を理解する(3)
教材をもとに、解釈の対立について学ぶ
5:個別報告−日本の最高裁判所判例の特徴の検討
学生の報告に基づいて検討、議論
6:個別報告−日本の最高裁判所判例の特徴の検討(2)
学生の報告に基づいて検討、議論
7:個別報告−違憲審査制の国際比較(1)
学生の報告に基づいて検討、議論
8:個別報告−違憲審査制の国際比較
学生の報告に基づいて検討、議論
9:個別報告−個人の尊重(人格権)の保障
学生の報告に基づいて検討、議論
10:個別報告−個人の尊重(人格権)の保障
学生の報告に基づいて検討、議論
11:弁護士による講義
2021年度は、安保法違憲訴訟の弁護団の杉浦ひとみ弁護士に安保法と9条及び13条との関係について講義をしていただく予定です。
12:4年生の卒論中間報告(1)
4年生による卒論のテーマ及び構想報告
13:4年生の卒論中間報告(2)
4年生による卒論のテーマ及び構想報告
14:春学期まとめ
課題を整理し、合同ゼミについて準備方法を確認する。
15:秋学期のイントロダクション
合同ゼミの報告、
課題報告のテーマと報告者の決定
16:個別報告
学生の報告に基づいて検討、議論
17:個別報告
学生の報告に基づいて検討、議論
18:個別報告
学生の報告に基づいて検討、議論
19:個別報告
学生の報告に基づいて検討、議論
20:映画で学ぶ憲法
DVDを観て、憲法の課題についてディスカッション
21:個別報告
学生の報告に基づいて検討、議論
22:個別報告
学生の報告に基づいて検討、議論
23:外部講師(弁護士)による講義
一橋大学アウティング裁判の原告弁護士による講義
24:個別報告−
学生の報告に基づいて検討、議論
25:個別報告
学生の報告に基づいて検討、議論
26:4年生卒論報告(1)
4年生による卒論報告
27:4年生卒論報告(2)
4年生による卒論報告
28:秋学期の課題のまとめ
秋学期の議論で出された課題を確認する。3年生は,レポートテーマの決定。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備として、課題について憲法上の論点に関して、学説、判例を元に明らかにする。(報告者だけでなく全員)
復習として,レジュメを見直し、議論内容を確認し、自分なりの答えを考える。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
持っている憲法の教科書、判例集。
他は適宜紹介します。
参考書References
春学期はまず、青柳幸一『憲法における人間の尊厳』を教材として,憲法13条を勉強します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
議論への参加:60%。
レポートや課題の提出:40%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
報告に関するアドバイスを、ブログ等で残しておく方法を試みてみます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
新聞、ネットニュースなどで、常に憲法問題や国際問題にアンテナを張っておいてください。