法学部Faculty of Law
BSP100AB(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)法学入門演習法学入門演習
野嶋 愼一郎Shinichiro NOJIMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0143 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This "law guide practice" is the class of the small class which is mainly performed by the practice form. This tuition belongs to a course of a trial and a law. The special subject which is placed in the first stage to learn jurisprudence now.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この「法学入門演習」は,主として演習形式で行われる少人数クラスの授業である。本授業は、裁判や法律の基礎を学ぶことを目的としているので、「裁判と法コース」に属する。これから法律学科において系統的・総合的に法律学を学んでいくための最初の段階に位置付けられる専門科目なので,できるだけ多くの1年生により履修されることが期待されている。
到達目標Goal
講義を通じて、憲法、民法、刑法、訴訟法における基本的な考え方、基本となる知識、裁判の大まかな流れなどを身に付けてもらうとともに、基本的事案を題材にした表現、議論、レポート作成など、今後法律の学習を進めていく上で必要となる技術について経験を積んでもらうことが、本演習の目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回、次回までの課題を与えるので、各自が基本書・判例等を読んで、法律的問題点について回答を考えてくる。授業では、前半は課題について議論し、後半は講義形式で各法律のエッセンスを教える。
次回までの課題について、合計6回、法律的文章作成の練習のため、レポート形式での提出(レポート用紙2枚程度)を求めるので、必ず提出すること。また、期末レポートとして、授業全般の中からテーマを選んで出題する。
レポートについては、添削して返却あるいは授業内でコメントするなどして、フィードバックをする予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
法とは何か
内容説明,授業計画など
裁判の基準、法の解釈、法の体系
第2回:憲法1 人権
基本的人権の保障
精神的自由権
経済的自由権
★レポート課題1出題
第3回:憲法2 統治
統治機構
国民主権(民主主義)
三権分立(自由主義)
違憲立法審査権
第4回:民法1 総則・物権
総則(意思表示、代理、時効)
物権(対抗問題)
★レポート課題2出題
第5回:民法2 債権総論
詐害行為取消権
多数当事者の債権債務
契約解除
危険負担
第6回:民法3 債権各論
各種契約(売買、消費貸借、賃貸借、請負)、
不法行為
★レポート課題3出題
第7回:民法4 親族・相続
離婚問題
相続問題
第8回:刑法1 総論
構成要件該当性
違法性
責任
共犯論
★レポート課題4出題
第9回:刑法2 各論
個人的法益
社会的法益
国家的法益
第10回:民事訴訟法1
民事訴訟手続の流れ
弁論主義
訴訟代理人の役割
★レポート課題5出題
第11回:民事訴訟法2
判決の効力
多数当事者
第12回:刑事訴訟法1
捜査
刑事弁護人の役割
★レポート課題6出題
第13回:刑事訴訟法2
公判段階の手続の流れ
裁判員裁判
第14回:まとめ
授業全体の総括
★期末レポート 出題
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各自が課題に関連する判例や基本書を調査・検討し、レポート作成などの準備が求められる。
また、授業において、課題に関する議論では、自らの意見・立場を法律的根拠に基づいて的確に主張できるようにしなければならない。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は特に指定しない。資料は授業中に適宜指示・配布する。
なお,六法(ポケット六法など)を持参すること。
参考書References
参考書は特に指定しない。
指定する場合は開講時に伝える。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業中における評価(平常点)
授業での質疑応答 20%
課題の評価 50%
期末における評価
レポート課題 30%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
法律は、非常に難しく、とっつきにくいという印象があると思う。法律は、社会に生起する紛争を解決する規範、基準としての役割を持っている。弁護士は、どのような事件を扱い、法律を用いて事件をどのように解決するのか、などの実務経験を話すことにより、法律の役割・面白さを少しでも伝えられればと思っている。