理工・生命科学部教養科目KLAC Course
BSP100LC(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)生物学基礎IBasic Biology I
細谷 茂生Shigeo HOSOYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H3383 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工・生命科学部教養科目>Category | 理系教養科目(理科系) |
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Outline (in English)
The rapid development of life sciences in recent years, including the field of genetic engineering, has brought about technological innovation not only in basic biology but also in medicine and agriculture, and has come to have a great impact on society as a whole. This course outlines the basics of modern biology, focusing on cytology and molecular biology, so that students can understand the basic concepts of biology and acquire the literacy of life science.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
遺伝子工学分野をはじめとする生命科学の近年における急進な発展は、基礎生物学のみならず、医療や農業に技術革新をもたらし、社会全体にも大きな影響を及ぼすようになってきた。本講義は、受講者が生物学の基本的概念を理解し、生命科学のリテラシーを身につけられるよう、細胞学や分子生物学を中心に現代生物学の基礎を概説する。
到達目標Goal
受講生が生物学の基本的概念を理解し、生命科学に関連した時事問題に対して自身で考えた意見を持てるようにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
高校で生物学を履修しなかった学生や本学で生物学を主専攻としない学生にも理解できるよう、視覚的資料を多数用意して平易な解説を心掛ける。また、毎回小テストを行い、受講生の理解度を考慮して講義を進める。
小テストの結果に対するフィードバックは、学習支援システムを用いて行うほか、小テストの結果に基づき講義において補足説明やまとめを行う。
当面の間は学習支援システムでの授業とし、詳細は学習支援システムで提示する。春学期の授業は,原則としてオンラインで行う。 詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:生物と無生物、授業の概要
生物の定義と分類、授業で取り上げるテーマの概要
第2回:細胞生物学の基礎
原核細胞と真核細胞の構造とその違い、細胞小器官の構造とはたらき
第3回:生体膜
生体膜の種類、細胞膜とその構造、細胞膜の様々な役割
第4回:タンパク質
タンパク質の種類・構造、酵素を中心としたタンパク質の機能とはたらき
第5回:呼吸(解糖系、クエン酸回路)
生物の代謝と炭素循環、呼吸等で重要な物質、解糖系とクエン酸回路の分子的メカニズム
第6回:呼吸(電子伝達系、発酵)
電子伝達系の概要、分子的メカニズム、嫌気呼吸と発酵
第7回:光合成(明反応)
植物の構造と光合成、光合成の概要、電子伝達系の分子的メカニズム
第8回:光合成(暗反応)、その他の代謝系
カルビン回路と糖の生成の分子的メカニズム、光呼吸、C4植物とCAM植物の特徴、窒素同化
第9回:細胞分裂と染色体
細胞分裂と細胞周期、細胞周期の制御機構、染色体の構造、体細胞分裂と減数分裂のメカニズム
第10回:メンデル遺伝学
メンデルの遺伝の法則、様々な遺伝形式、ヒトの遺伝形質
第11回:遺伝子の本体とDNA
DNA発見の歴史、DNAの構造と性質
第12回:DNAの複製
細胞分裂におけるDNAの複製、複製メカニズム発見の歴史、複製のメカニズム
第13回:まとめと解説1
小テストの結果に基づく学期のまとめと解説
第14回:まとめと解説2、試験
小テストの結果に基づく学期のまとめと解説、期末試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
復習:授業で配布する資料を読み、復習する。
予習:可能であれば、参考書を読んで授業で取り上げる内容について予習する。
予習・復習時間:各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しないが、参考書に挙げた書籍の内容に沿って講義を行う。
参考書References
BLUE BACKSアメリカ版 大学生物学の教科書第1、2巻D・サダヴァ他編(講談社)視覚でとらえるフォトサイエンス 生物図録 鈴木孝仁 監修(数研出版)
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト成績(50%)、期末試験成績(50%)により判断する。
変更する場合は学習支援システムで連絡する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回の講義で重要なキーワードを示す。学習支援システムを通した小テストの即時フィードバックを充実させる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
対面:講義中は必ずしも必要としないが、講義終了後の小テストは学習支援システムを通して回答するため、貸与パソコン等、システムにアクセスできる情報機器が必要。
オンライン:貸与パソコン等、学習支援システムにアクセスでき、zoomに参加できる情報機器が必要。
その他の重要事項Others
秋学期開講の生物学基礎IIと合わせて受講するのが望ましい。